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バンコク・チェンマイの旅行記(1日目)
(2017年8月12日~2017年8月20日)




今夏も昨夏と同じタイに行くことになりました。

来年はどこに行こうか?そんな話をする余裕もない昨年10月、スクートのセールに出会い、安すぎて、ついソムタム目当てだっていいじゃねえかと自分を納得させ、あっけなくタイ行きが決定しました。青田買いだ。もっと言っちゃうと、この旅の2ヶ月前、エアアジアのセールに踊らされ来夏のタイ行きもすでに決まっている。3年連続か、もう青田買い過ぎる。
 

2017年8月12日(土)
出立の朝は早々。当初の予定より1時間早く家を出る。急に1時間早めたのは一週間前の関ジャニ∞のナゴヤドーム公演でのラッキー度の下落が深刻だったから。

今まで近くにパワースポットがあれば行き、遠くだったら機会があれば行けたらいいねと話し、神様とかパワースポットとかに甘えることが大好きだったのに、名古屋で最近それを怠っていたことを思い知らされたのです。

信心深くあれ、謙虚さが欠けていたかも。そう成田山新勝寺で出直しです。家内安全、旅行安全、為替有利、腹痛回避、錦戸亮縁、良席GET、ファンサ頂戴。

大雨の中、立派にお勤めを果たしました。大雨だけに冥利30%増。

そんな神聖な気持ちでいざ出陣!

TR291 成田(NRT)10:00 ⇒ バンコク(DMK)13:50

あっそうそう今回の旅のお供本は伊坂幸太郎大先生の『砂漠』。

ちなみに座席指定はしっかりしてある。普段はのんびりできる座席だけど、今回は安い席で一番出口に近いとこに陣取った。ドンムアンの入国審査の大混雑を少しでも回避するためにダッシュするのだ。
頼む、日本人専用審査レーンを作ってくれ。ダメだったら大陸さん専用レーンとか(笑)


そんなダッシュの末、入国審査場に着いたらあんま混んでないぞ。少し前に4時間待たされた情報も確認済みだったのに。改善か?たまたまか?ただ中国人専用レーンなるもの発見。中国人よ、キミたちはこれを見てどう思うのだろうか?誇らしげに、いや~ん中国人最強特別扱当然ってか?
 

ドンムアンからはA1バスかできればA2バスと思っていたら、すぐにA2バスが来る。30分に1本のはずのA2バスがすぐに来るなんて。効果抜群、嗚呼成田山新勝寺様よ。
 
わざわざA2バスを選んだ理由はバンコク1食目をBTS戦勝記念塔駅(ビクトリーモニュメント)と決めておりますので。

そんでビクトリーモニュメントに着いて、少々歩いて、今回のバンコク1食目のお店に辿り着きました。イサーンロムイエンさんです。
空港から直行で15時過ぎだったから店内ガラガラ。まあいろいろ食いたいものはあるけど、これを食っておかないと落ち着かんものを注文してみた。ソムタム、トムヤムクン、ヤムウンセンにもち米。ベタで申し訳ないけど、イサーン料理大好きなのだ。

まずソムタムですよ。お懐かしい。4ヶ月ぶりとは思えないくらい感慨深しです。ポックリポックリ(←ソムタムの調理音)。

トムヤムクンは、辛味と酸味と甘みが効いてバランス最高。さっぱりなんだけど、コクもあって、よくわからんうちに食ってしまった。
ヤムウンセンもウマし。食感もいい。酸味に気を取られていたら汗だくだくじゃねえか。しかし箸は止まらん。1食目ということもあり、久しぶりということもあり、辛さ指定するのを忘れました。

1食目終了。ガッツポーズ。イサーン料理に間違いなし。


BTSビクトリーモニュメント駅まで戻って、15回分のスマートパス(450B)を購入しようとしたら初回手数料100Bかかること判明(調査不足)。いちいち両替して、切符買うの面倒だけど都度買いでしょーがあるめえ。

BTSに乗ってプロンポンのホテルに向かいますよ。今回は初日バンコクに1泊して、中間にチェンマイ3泊、バンコクに戻っての後半3泊なので、安定の41スイートでいいかなと思ってたんだけど、41スイートの斜め前のホテルがちょっと安かったので初日の1泊だけそこにお世話になることにした。

チェック イン プロンポンさんです。

ホテルは日本人率高し。ウエルカムドリンクありし。部屋にキッチンありし。安いから部屋は狭し。部屋にもよると思うけど、今回のお部屋はTOPSマーケットの平面駐車場を挟んでスクンビット通りなんで、夜はスクンビット通りの騒音を満喫できるはず。部屋にキッチン必須な人にはいいんだろうなあ。


ホテルでちょっと休んでからは、BTSでナナまで移動して、一日移動で鈍ったカラダをほぐすようにとぼとぼホテルまで片道散歩。

で、とぼとぼ歩きながら、まあバンコク初日らしくいろいろするわけですよ。まずは急遽リクエストいただいたファラフェルの試し食い。ベイルートとかの本格的な店に行く前に、スクンビットソイ3のオープンエアーなケバブ屋さんで持ち帰りってやつです。60B。

注文するとひよこ豆のコロッケを揚げてくれて、それをトマトやオニオンと一緒に生地でラップしてくれる。ファラフェルサンド、嗚呼ウマし。コロッケ感がいいとかじゃなくて、アラビックなスパイスが効いた風味が嗚呼ウマし。

ってか、こういうのはジャンクこそウマいんじゃないかな。上品なやつもいいけど、あっ上品なやつ食ったら即気が変わると思うけど、ワイルドに片手でむしり食う感じがいいし。
 

バンコクの夏は熱い。帰り道、ナナプラザとソイカウボーイを素通りしてみた。冷やかしはギラギラした日本人から嫌われるのであーる。まあこれもバンコクの現実。

そんでアソークのブレズ薬局で、アバイブーベの化粧水とバタフライピーのシャンプーを下見した。ギラギラしたい。カサカサなのだ。まあこれもおっさんの現実なのであーる。

本日お買い上げになったお菓子たち。まあポテチは安定の塩分補給、怪しいおっさんの豆菓子(Koh-Kae)のワサビ味は辛いのに止まらないやつ。泣きそうになりながら貪り食う。大当たりや。もうひとつは、ないね。

就寝前、翌日からのチェンマイに持参しない荷物を、チェック イン プロンポンから数日後お世話になる41スイートにいそいそと持っていくのを夜逃げ野郎のように怪しまれたのは言うまでもない。




バンコク・チェンマイの旅行記(2日目)
(2017年8月12日~2017年8月20日)




 

2017年8月13日(日)

枕が替わった初日から目覚まし時計に叩き起こされる。

今朝は9時10分のチェンマイ行きの飛行機に乗らねばならん。9時10分って言ったって、日本時間で7時10分だから嗚呼綱渡り状態さ。しかも空港は行ったこともないスワンナプーム国際空港。BTSでパヤタイまで行って、エアポートリンクに乗り換えるらしい。前日、日本で買って余ったおにぎりを朝食代わりにもうお祭り騒ぎさ。わっしょい、わっしょい。


TG612 バンコク(BKK)9:10 ⇒ チェンマイ(CNX)10:20
 

チェンマイまでのフライトはエアアジアを中心に探しましたよ。日程と時間帯を決めて、それで二番目に安かったタイ航空が往路で、復路はエアアジアって。一番安かったベトジェットは嫁に理不尽に却下されましたが。

そんな当機は、無事スワンナプーム国際空港出発し、無事おいしい機内食を提供し、無事目的地へ辿り着いたのです。無事で何よりです。
 
 

チェンマイ到着です。チェンマイ国際空港からはタクシーにしようかソンテウにしようか、それとも空港から1kmほど離れたセントラルプラザ・チェンマイ・エアポートまで歩けば、ソンテウ30バーツになるらしいよという話もありますが、二人だからエアポートタクシー一択でしょ。160B。


とりあえずホテルに荷物を預け、ホテルのレンタサイクル(無料)で向かったのはニマンヘミンの煙モクモク地点です。店頭で焼かれている鶏の量がすごい。

しかしその画像はない。脇が甘いぞ。ガイヤーン・ウィチェンブリーさんです。メニューはタイ語のみらしいのでベタなものを注文。ガイヤーン(半身)、ソムタム、トムセープ、カオニャオです。
 

ソムタムの感想は聞かないでおくれ。カオニャオの感想ももってのほか。安定したおいしさでもう表現の品切れや。
ガイヤーンは半身。ふたりで半身じゃないぞ。嫁は肉を食わんのじゃ。そんなガイヤーンですが、ジューシーかつ香ばしくってめっちゃウマ。炭火でじっくり焼かれているから柔らかくてホクホクしちゃうぜ。この店のガイヤーンのタレは辛すぎる(個人差)。ガイヤーン自体しっかりした味付けで十分ウマいので、タレは嫁にくれてやろう。タレでカオニャオでも食いやがれ。

嫁の最近の大好物は唐揚げ味のスナック菓子。しかし本物の唐揚げを食うことはない。面倒臭すぎる。
 

昼食後はカフェめぐり。

カフェめぐりといってもチェンマイ滞在中にこのThe Juice Houseに4回(1回は定休日で空振り)行っただけ。同じカフェに何度もめぐり。
 

ここのカフェは屋台並みの安さなのに、質量ともに満足できて更にウマウマですよ。健康志向っぽさもあるし。しかもフルーツジュースを飲みに来たのに店内のコーヒーの香りが客を惑わせる悪い店なんですよ。

ホテルを決めた大きな理由は近くにこの店があったから、そう豪語したらウソになるけど、次回チェンマイに来る時はそうなる可能性はなくはない。
 


その後はホテルで荷物の整理をして、レンタルサイクルで旧市街なんかをぶらぶらしてみる。仏教寺院はある程度行っとかないと「何しにチェンマイに行ったの?」って話になる。イサーン料理を食べにだけどサラリーマンには本音と建前が必要なのだ。
 

ワット・プラ・シン・・・おおこれがチェンマイで最も格式のある寺院か(棒読み)
 

ワット・チェン・マン・・・15頭の象に囲まれた仏塔も見逃せないじゃないか(棒読み)

以上、嫁のHerb Basicsでの買い物の都合上2ヶ所。
 
 

息を呑む大迫力の仏塔に、息を呑みすぎた結果、口の中が乾いたんでジュースでも飲もうかとKhun Kae’s Juice Barさんを探してみた。

結果、迷子になり、ターペー門に至り、タイに来てまだマンゴーを食っていなかったのを思い出し、FRUITURDAYさんでマンゴーシェイクをいただくことにした。
 

日本人ってマンゴー馬鹿よね。注文はマンゴーシェイク。他のお客さんもみんなこれ飲んでる。
濃いぞ、濃厚だ。ドロっとしててなかなか口では吸えないのに、鼻はびんびんフルーティーさを吸いまくる。おいしいぞウマウマ。仏塔に息を呑みすぎて喉が渇いて良かった、そう思いました。


時刻は5時半、急いでレンタルサイクルを漕ぎまくってレンタルバイク屋Mango Bikes Rentalsさんへ。今回のチェンマイ旅行では節約のためレンタルバイクを嫁に強要されたんです。

学生の時以来のスクーターでめっちゃ緊張しておりやす。店員さんに運転方法を一通り教えてもらい、学生の頃はなかった鍵穴カバーの存在を知る。

そうそうそう失ったバランス感覚を取り戻そうと、旅行前に1回コンビニまで自転車に乗ってみました。なんとかなったぞ。

そんでレンタルバイクである。パスポートを預けるのかと思ったらデポジットとして1000B、1日200Bで2日分の合計1,400Bを支払った。そんな心配そうな顔でワタクシを見るんじゃない、店員さんに対するワタクシの心の声だ。
 

本番を翌日に控え、スクーターの練習がてら町をぶらぶらしよう。
まず手始めに、ホテルで借りた自転車を1台1台ピストンで返却する。2往復。思ったよりスクーターに乗れるじゃねえか。しかし夕暮れ、交通渋滞はハンパなく、ヘタレはホテルでイメトレに励むのであーる。
 
 

そして夜ご飯、迷う。何を食べようか迷ってるんじゃない。スクーターで行くか自転車で行くか迷っているのです。まあスクーターで行きますよね。

晩ごはんは昼のローカル食堂まっしぐらな店とは違っておしゃれなお店ソムタムSo Lao、と思っていったら結構ローカル店でした。他の支店はおしゃれっぽいのにニマンヘミン店は食堂っぽいしメニューも全然違うぞ。もしかして店を間違えたか?いやいやいや間違ってないぞ。支店同士でメニューが違うのかもしれん。

怪しみながら注文はキュウリのソムタム、ホット&サワーのスープ、エビのカオパット。
 

今回の旅行でいろんなソムタムを試そうと思ってキュウリのソムタムを注文してみたけど、キュウリって水分多く出ちゃうのかもね。カオパットは落ち着く味だわあ。旅行2日目で「安定」を求めてしまいました。


食後はサンデーナイトマーケットへ行こうか?人ごみは嫌い。賛成。ホテルで眠る。




バンコク・チェンマイの旅行記(3日目)
(2017年8月12日~2017年8月20日)




 

2017年8月14日(月)

夏休みの朝は毎日早起きだ。早起きの理由は嫁がメーサーエレファントキャンプに行きたいと駄々をこねたから。芸を仕込まれた象なんて・・・。

よーし行っちまうかメーサーエレファントキャンプへ!

しかしそんな意気込みとは裏腹にご無沙汰すぎるバイク、しかも慣れない二人乗りで安全運転は否めない。転んでもかすり傷で済みそうなスピードで邁進するぜ。
 
 
そんなおよそ60分後、クンクンクンゾウの匂いがするぞ、無事メーサーエレファントキャンプに到着です。

旅行前いろんな人の旅行記を参考にしたけど入場料とかゾウ乗り代が日々値上げ傾向でビクビクしておりましたが、本日の価格、入場料ひとり250Bなり。ゾウ乗り代は15分800Bなり。

このお値段を見て前世はゾウだったと豪語する嫁が二の足を踏んだ。踏んだってゆーかゾウ乗りをやめるとか言いやがった。ゾウ乗りに興味がないワタクシは思った。確かに浪費は免れる。しっしかし、嫁のゾウに乗らなかった後悔が日々増幅されちゃうんじゃないかと。そのグチっぽいやつを聞かされるくらいなら800B安いじゃないか。はーい!ワタクシ乗りまーす。

しかしそんな芸を仕込まれたゾウに半信半疑を拭えないワタクシ。まずはゾウのお披露目会場でそのサービス精神にココロが揺れる。ゾウの鼻も揺れる。特別料金が掛かるわけでもないのに写真とか触れ合いとかサービス精神旺盛すぎるじゃないか。ゾウが息を掛けてくる。ゾウが愛おしくなってくる。ゾウの鼻がワタクシに触れる。濡れる。ゴメン、それは無理。
 

その後は水浴びショー。水浴びショーで観客を前のめりにできるなんてストリップ嬢かゾウくらいだろ?いや正確に言えば、ストリップ嬢の場合は腰が引けて結果前のめり状態かもしれん?そんな感慨深さをココロに抱き、ワタクシのゾウを見守る眼差しは優しくなっていく。

ワタクシの前世もゾウだったかもしれん。
 

そんでメインイベントであーる。

もうかぶりつき。サッカーをしたり、風船割りとか、またこの芸がよくできていてオチまで用意してある。立派だ、立派すぎるぞ。
 

そして数ヶ所でゾウが絵を描き始める。ワタクシの目の前でもゾウが絵を描き始める。ゾウが絵を描いていることだけで素晴らしく、でもまあこんなもんだろうと経過を見守っていると、他のゾウたちの絵が描き終わり紹介されていく。目の前のゾウの絵とは全然巧みさが違って正直ハズレじゃねえか、ワタクシはそう思った。
 

そう思ったのに、最後のメッセージを書きはじめたときワタクシは涙がチョチョギレルくらい反省した。


LOVE MOM
 

目の前のゾウは子ゾウだったのか。。。

ゾウだけに体が大きくて子どもだったなんて気が付かんかった。絵代4500B(1.5万円弱)、ワタクシの1か月分の小遣いを一回で稼ぐなんて…子ゾウのくせに…。
 

その後はゾウ乗り。15歳のヤングボーイに乗る。
大人のゾウは安定した足取りなのにこのヤングボーイは集中力がなく落ち着きがないぞ!あっ芸を仕込まれたゾウなんてとディスってたくせに…。

草陰に隠れるとゾウ使いによる持参したカメラでの写真撮影あり。
しかもゾウの目線とかポーズとか何枚も撮ってくれる。ちなみにこれはゾウ使いの小遣い稼ぎのようで、だから「草陰」なんだな。
 

総じて、メーサーエレファントキャンプ半日十分楽しんで1300B(約4300円)、ありあまるサービス精神にココロ躍らせられまして大々々満足でした。
 


そんなZOZOTOWNを後にして、いったん町中まで戻り、休憩がてら昼食でもいただきましょう。お店はスーパーハイウェイからちょっと入ったゴーリアンさん。ゾウの次はゴーリラとはややこしいぞ。

ここでの注文は魚のつみれ入りのトムヤム麺とクイッティアオ。
 

トムヤムはたっぷりのトッピングに、クリーミーかつコクのあるスープでめっちゃウマし。麺の太さをお任せの意味もあって指定しなかったけどセンミーでした。
クイッティアオの麵はセンレックかな。スープは揚げた豚の皮もあってコクがありながらもスッキリして米麵との相性も抜群。さすがオススメって感じでしたね。


その結果、クイッティアオ大盛り追加注文です。まさにウマさの証。
 
 

メーサーエレファントキャンプの帰り道から怪しくなった空模様。

予定では午後ドイステープまで行く予定だったけど、クイッティアオでほてったカラダを冷やしにJJマーケットのIce Hubさんに直行しました。マンゴーカキ氷が食いたいんです。注文はもちろんMANGO ICE LAVEの大きいやつ(2~3人分)。
 

カキ氷はミルクを削ったやつでふんわりんちょ。そこにマンゴーソース。まさにチェンマイらしく黄金に輝く仏塔スイーツじゃないか。その仏塔スイーツの脇にはマンゴーとミルクプリン、この黄金に美しいマンゴーがまた芳醇でおいしいのだ。大当たりや。


せっかくバイクも借りてるんでレック橋にも行ってみた。なるほど。
 

ワロロット市場にも行ってみた。
嫁が呪文を唱えるときに使いそうなオイルを買っていた。ワタクシはピン川を眺めていた。CHAMPA OIL、MOKE OIL、MORINGA OIL、なんじゃそりゃ?
 

バイクの話をすると、交通ルールは見よう見真似でなんとかなる。残念ながら検問はなんともならん。警察さんは結構いるから腹くくったほうがいいかもね。

同時期、お盆休みで日本人訪泰につきパタヤでは検問祭り情報が発令されてたけど、チェンマイでは運よく検問には遭遇しなかったな。あっこれも成田山新勝寺様のご利益に違いない。
 
 

夕食前、もうひとつワット・ローク・モーリーにも行ってみた。奇妙な造形の仏塔で有名なワット・クー・タオと間違えた説は否めない。
 
 
晩ごはんの時間ですよ。チェンマイといえばガイヤーン。ガイヤーンといえばSPチキンが大本命なんでしょうがルアムジャイガイヤーン(Ruam Jai Gai Yang)さんです。

注文はソムタムタイ、エビの天ぷら、空芯菜炒め、コームヤーン、カオニャオ。
 

もう全部うまうま。初めてコムヤーン食べたけど激しくウマし、スモーキーで笑ウマ。肉質自体脂身も少なくて歯ごたえもいい。ここのコムヤーンはスパイシーなサラダ仕立てなんだけど、もしかしてラープっぽくしてるのかな。

食後一句詠んでみた。
ゲップして 広がる香り ウマさ再び
 
 

バイクは右に曲がります。まだまだ明るいぞ、何時にメシ食ってんだ!お堀をターペー門の先までグルグルしてBIG-Cでお買い物。ナイトマーケットも開店し始めてますがああいうの苦手なんで。
 

そして帰ると見せかけてサプライズ発動です。BIG-C近くのイスラエル料理店でファラフェルサンド買いに行っちまいました。

ワタクシのタイ旅行の悩みといえばカオマンガイ問題である。いきなり何を言ってるのでしょうか?コムヤーンやガイヤーンならなんとかなる。その店におそらくソムタムもあるからだ。しかしカオマンガイ屋さんにカオマンガイ以外の商品なんてないじゃないですか。カオマンガイを食べたい時、肉を食わん嫁を持つワタクシはどうしたらいいんですか?

チェンマイ在住の仏がお答えします。女性は朝支度に時間が掛かります。その時間につまめるように朝食にファラフェルサンドを買い与えておきなさい。さすれば、あなたには自由なる時間が訪れるでしょう。

ワタクシは仏のお導きに従い、嫁にファラフェルサンドを買い与え、逃げるようにカオマンガイを食べに行けばいいのですか。

よーし、ファラフェル熱冷めやらぬ嫁に明日の朝ごはんを買い与えるのだ。ワタクシは食いたいカオマンガイ(KOYI CHICKEN RICE 高怡)がある。
そう思ったのに、ファラフェルサンドのお値段が前回の2倍だったため断念。合わせ技でカオマンガイも断念。

不貞寝。。。




バンコク・チェンマイの旅行記(4日目)
(2017年8月12日~2017年8月20日)




 

2017年8月15日(火)

不貞寝から覚める朝。夢にさえ出てこなかったカオマンガイを恨みながら、冷蔵庫から取り出したカットマンゴーを頬張る。
おいちい。ホテルの近くにフルーツ屋さんで20Bでこれ買った。おいちい。
 
 
いつ雨が降ってもおかしくない空模様の中、日程の都合もあり、気合を入れてドイステープに向かう。気分はウキウキだが、バイクのスピードは転びそうなくらい遅い。カーブが多いのだ。スピード遅すぎで逆に危ないってやつな。
 


ハイ、ドイステープ到着!!!


 
山の頂上にあるラーンナー様式の美しい仏塔がステキだ(棒読み)
その仏塔の脇に建てられた黄金の美しい傘も印象的だ(棒読み)
寺院のテラスからはチェンマイ市街も一望できるぞ(棒読み)
 
 
ってか全然一望じゃないだろ!

しょーがないじゃないですか、これぞリアルガチってやつですよ。
 
 
 
その足でカオソーイを食べに行く。
早い者勝ち要素たっぷりの格安チケットに踊らされプランを練る前にチェンマイ3泊と旅程を決めちゃったのは失敗でした。観光は十分だ。でもでもでも食べたいものがまだまだあるのだ。

そうチェンマイの名物カオソーイを食っていなかった。カオソーイの名店は数あれどベタにラムドゥワンに行ってみた。注文はカオソーイヌア(牛)とカオソーイガイ(鶏)。牛だ鶏だといっても出汁がどうとかの話じゃなくてトッピングが牛か鶏の違いらしい。
 
 
そんなカオソーイ、スープはスパイスを効かせたカレー味。食べなれたカレーをスパイスでファンキーにした感じかと思ったら、もっとコクがあってカオソーイウマいじゃないか、となった。
肉も箸でほぐれるくらいやわらかく、平太卵麺と揚げ麵の面白さもあるし、麵のスープの絡みも良くてなかなかの一杯でした。カオソーイはカレーうどんとは違います。


バイクは止まらない。胃力も止まらない。旅行中だと昼飯前からデザートを食うことだってある。でもケーキは無理だろう、とワタクシは思う。でも、

お昼前には売り切れてしまうこともある

、という巧みな言葉遣いに翻弄され、マンゴーチーズケーキ目当てでチェンマイ駅前のUpper Crust Caféに向かったのです。
 
 
この店のチーズケーキは数軒のカフェにも卸している


らしい。この言葉遣いも巧みすぎる。そんなチーズケーキをいただいて「巧みだ」と思うのは全然難しいことじゃなかった。
酸味とか甘みとか濃厚だとかそんな表現じゃ足りないウマさだ。マンゴーとクリームチーズの相性といいバランスといいマンゴーの新しいおいしさを思い知らされましたよ。お昼前には売切れてしまうこともある、でしょうね。納得。


12時過ぎ、カフェでのんびりしてたら、撮り鉄魂に火が着いて、カフェの目の前のチェンマイ駅に行ってみた。
 
 
定刻ではあと数分でバンコク発チェンマイ行きの普通列車が到着する予定。でもまあタイで定刻なんてありえないと高を括っていたら駅員さんの動きが激しくなる。もしかして?ワタクシの動きはもっと激しくなる。

ホームの先端までダーーーーッシュ!!!

おおおおおお12時10分定刻通りバンコク発の列車が来たーーーーーー!
 
 
撮り鉄魂、燃え尽きました。しかしエアコンなしの車両でバンコクから来るなんて頭が下がる思いですよ。
 


よーし昼飯行くぞ!

タイ鉄を見て明らかにテンションが上がっております。向かうは昨日も行ったゴーリアン。昨日はクイッティアオとトムヤム麵を食って、追加でクイッティアオ大盛りを食いましたが、今回はクイッティアオ大盛り2つです。
 
 
いやーマジウマし。お替り&連日食い、まさにウマさの証なり。

と、ふむふむ舌鼓を打っていたら、急に空模様急変。ときどき小雨だった空模様が一瞬で強風&強雨状態に。
 
 
スコールってかゲリラ雷雨だな。お店に小一時間いて、降り止まぬ雨を見ながら考えた。レンタルバイク屋はここから近い。あと4時間借りられるけど、安全面とかそもそもバイク移動が無理っぽいのでもうバイクを返してしまおうと。

お会計を済ませ、あとは降りが弱くなるタイミングで駆け出すだけ。
今だ。駆け出した。水溜りをいざ進む。クイッティアオ屋から5分くらい必死でバイクを走らせた。レンタルバイク無事返却。衣類の濡れも許容範囲。

結果的にこれ大正解でした。雨は夜半まで断続的に激しく降り、水はけの悪い道路の状態は悪化の一途だったから。
 
 
 
バイク返却後は歩いて、傘差して、ホテルを通り過ぎてカフェに向かう。
The Juice Houseさんです。

店長が大雨で客が来なくて油断したのかフロアの一番いいソファでふんぞり返っているぞ。客襲来にハッとする店長。逆に申し訳ない。そんな店長を叱咤するわけもなく皆思い思いダラダラと時間を過ごしたのは言うまでもなーい。
 
 
次にハッとしたのはワタクシだった。

少しだらしない感じの色香漂う女性来店。めっちゃ好み!お持ち帰りの商品ができるまでスマホを見てるんで隙あり、もうチラ見が止まらん。空気が読めない店長がさっきまでの怠惰感を忘れたように商品をさっさと作る。大事そうに飲み物を持って帰る彼女をワタクシは見守った。どこに向かっているのか見守った。あのお店みたいなところに入ったな、ワタクシはそう、見守った。


しばらく経って、カフェからの帰り道ちょっと寄り道してみた。さっきの彼女の入った店の前だった。美容院か?美容院だろ?客がいなかったせいか店内に彼女の姿は確認できんかった。

台南のホテルのカフェのねーさん、ホーチミンのブンチャー屋のねーさん、ワタクシの世界三大ねーさんがこれで確立されたのです。
 
 
 
あっそうそうそうだ。今回チェンマイでお世話になったホテルを紹介しておくとニマンヘミンから歩いて数分のプラン プラン ベッド アンド バイクさんです。
サンシャイン池崎の存在に影響されたかSunshine Houseにしようかと思ったら満室でした。
 
 
そんなわけでプランプランさんにしましたが、2つのホテルで良さ気だったのは最初からプランプランさんで、1泊数百円お高かったから取捨しただけなので全然問題なし。ってか全然良かったと思う。
 
 
 
チェンマイ最後の夜、やっぱりイサーン料理行っちゃうでしょ。チェンマイでは有名なほうのソムタムウドンさんです。
生野菜が無料で、しかもセルフサービスに惹かれて行ってしまいました。そこかよ?そこです。
注文はとうもろこしと塩茹で卵ののソムタムにソムタムタイ、トムセープにカオニャオ。
 
 
とうもろこしのソムタム、これは発見だな。とうもろこし自体甘くてウマいのに、これにしょっぱい茹で卵が合わさると、口ん中おいしさぐっちゃぐちゃでおいしさの相乗効果が楽しめる。同じソムタムとは言え、全然ソムタムタイとは番う料理なんだな。
他の料理もうまうま。しかも全体的にお値段お安め。辺鄙な場所にあるのに人気店、わかる気がします。



帰り道、The Juice Houseさんに立ち寄った。ふらっと美容院を覗いてみた。お客さんの髪の毛を笑顔で触る彼女がいた。
そのお客さんの目の前の三面鏡に怪しげに映る姿を発見。あろうことかそれは見慣れた自分自身だった。「髪結いの亭主」という映画のタイトルが思い浮かぶ。観たことはないからタイトルしか知らん。彼女の手が優しくワタクシの頭を包む、もう妄想は止まらない。早くバンコクに戻ってバタフライピーのシャンプーを買って、彼女にお願いできる頭にならなければ・・・。


彼女の指がワタクシのもみ上げを優しく撫でる、妄想は睡眠を阻害する。



バンコク・チェンマイの旅行記(5日目)
(2017年8月12日~2017年8月20日)



2017年8月16日(水)

悶々なモーニング、それはチェンマイからバンコクに戻る朝。
雨の中、ホテルの近くをプランプランしてカオソーイメーサイさんにやって来ました。チェンマイ最後の食事は最初からココと決めておりました。ホテルから数分、営業時間も都合が良い。

そんなカオソーイ・メーサイさん、朝っぱらから人気店ですね。気になるメニューもあるけど、観光客らしくカオソーイ・ガイをお願いしてみた。
 
 
おいしいな。うなっちゃうな。パンチがあるな。スパイシーで辛みが強くて。
麵は太めの平麵でこれがスープをめちゃ持ち上げちゃって絡みまくってるし。柔らかく煮こまれた鶏肉のほぐれ具合も最高だし。

ただスパイスを効かせたカレー味が強くて、ココナッツミルクのまろやかさとかコクが物足りないかな。いやいやいやウマいんですよ、バランスが良いと聞いてたけど好みのバランスも個人差ってヤツで、明らかなのはワタクシがココナッツミルク愛好家であったってこと。ってめっちゃ個人の好みの問題ですよね。
 
 
 
チェンマイに来てからちょいちょい考えていたのはホテルからチェンマイ国際空港までの帰り方法。
タクシーはほぼ見かけない。ソンテウもワケがわからない。頼りのUberは何度やっても200Bの請求額に変わりはない。前夜の話では「大通りに出てソンテウ拾うか、Uberより安いよね」と。

しかし朝も雨、大通りまで大荷物で移動は厳しい。で、ダメもとでホテルの人に聞いてみたらあっさりOKでした。Grabだそうです。タイではUberは高くて使えないらしい。

チェックアウト後、ホテルの人のスマホで配車してもらって5分くらいで来たかな。

で。移ろいゆく景色を見ながら、チェンマイ良かったなと思う。適度な田舎具合なのにおいしいレストランやカフェもある。こじんまりした町が好きなんだな。また来ちゃう指数高め。
 
 
FD3436 チェンマイ(CNX)11:15 ⇒ バンコク(DMK)12:35


最近、短距離とは言えレガシーよりもLCCの方が落ち着く自分が怖し。チェンマイでは雨だった空がバンコクに向かうにつれ苦々しいほど晴れていく。
 

 
ドンムアンからはA1バスでモーチット、そこからBTSでパヤタイ下車です。
次回のホテル探しにパヤタイあたりはどうだろう?そんな下見を装い、トムヤムクンで有名店ピーオー(Pe Aor)さんにやって参りました。

こちらのトムヤムクンは海のエビではなく川で獲れたオニ手長エビの出汁で作るらしく、そのエビの旨みを味わいたくてやって来ました。
注文はそのトムヤム麵(トムヤムクンナムコン)、それとオムライスみたいなやつを。
 
 
トムヤムクンはオニ手長エビの出汁にココナッツミルクやスパイスが、ってそんな詳細はわからないけどコッテリしててオニうまい。
濃厚でコッテリなんで辛みは弱く感じるかな。簡単に言えば甘酸っぱさ強め。川と海の違いは分からないけどな。

初めてネットで調べた時はお値段50B、直前は100B、そんで今回は60B、どんだけ変動するんでしょうか。
 
 
そんで、オムライス的なやつも食ってみた。
オムライスだと思ってたけど、白米を薄焼き玉子で覆って、ミートソースみたいなものがかかっている。このソースがスバらしいのかと思ったらそうでもない。しかし食ってる人多数。このオムライス的なものの良さがまったくわからん。

期待してたけど、交通費掛けて来るほどの店じゃなかったかな。料理によってはインスタ映えするけどな。
 
 
 
BTSに乗ってプロンポン、そうホテルです。
お世話になるの3回目です。3回も来てるんだから、まあそういうことだろう。不満はある。ただ不満を越える何かもあるのだ。部屋はこんな感じ。
 
 
 
BTSでプルンチットへ。今回の旅半分を終えて、ってか2日目にすでに気づいてしまった。今回の旅ではたくさんソムタムを食うつもりだったけど、人間には「適度」が大切だって。やっぱ落ち着くのはパッタイやカオパットなのかもしれん。

そんなわけでソイ1のガレージ食堂に行ってみた。
店が2つ並んでいたのに誘われるがままに手前の店に。店頭に並んだ食材も立派。でもやっぱベタなもんが食いたい。注文はシーフードのパッタイ、シーフード炒め、空芯菜炒め、スイカジュースに白米です。
 
 
シーフードたっぷりじゃねえか。もうパッタイ含めオイスターソース系とかは白米が進むぜ。結果、貧乏舌と言われてもいい、普通のものが好きです。


帰り道、アラブ街でファラフェルサンドを買う。
買っている最中に雨が降り始める。通り雨というと聞こえはいいけどほぼゲリラ雷雨。道、見事に冠水。間髪を入れずにカッパと傘の売り子が登場。雨宿りを楽しめるのも旅の空だからでしょ。
 




バンコク・チェンマイの旅行記(6日目)
(2017年8月12日~2017年8月20日)




2017年8月17日(木)

そろそろお土産のことも考えないといけない朝、おはようございます。本日も元気です。

世の中には流行りすたりがあるもんで、為替変動もあるわけです。何を言ってるのでしょうか?そう嫁が食ってみたいものリストの下位にエッグベネディクトがありまして、ハワイとか行けばいいんでしょうが為替に割高感がある。表参道に行けばいいんでしょうが並ぶのはイヤだ。
そんなところ、バンコクにもエッグベネディクトがお安く、嗚呼お安く食べられるカフェがあるというので行ってみた。Brainwake Caféさんです。
 
 
確かにエッグベネディクトはお安いぞ。しかしドリンク類は高い。税金もサービス料も取る。もちろん、このお高いは「バンコクでは」の話だけどな。

まあしかし店内の感じはステキだ。カフェでまったりする分にはドリンクの割高感もない。まして食べ物と飲み物のクオリティは高い。エッグベネディクトをハムエッグの成り上がりだと信じていたことを後悔するウマさだった。

しかしワタクシは忙しい旅人、さささっと済ませたい朝食には不向きの店だったかもしれん。昼間時間をもてあそぶんだったら大満足だ。勝手に期待しすぎてゴメン。
 
 
 
せっかくソイの奥深き場所まで行ったのでアクトという日本人経営のお土産屋さんに行ってみた。日本人好みのお土産があるんなら悩む手間も減るし、何より試食ができるのがありがたい。

で、ここで買ったのはタピオカもちゴマとタマリンドを挟んだバナナチップス。
 
 
帰り道、もうひとつのセーウさんに立ち寄ってみた。

前回トンローで物珍しさから魚のすり身麵(カマボコ麵)を食って、その麵のインパクトしか記憶に残ってなかったけど、ホテルの近くに別店があるのを知って再度行ってみた。

しかーし、この店にメニューなどあるのでしょうかレベルのディープさ。でも安心してください。食べるものは決まってますから。呪文のようにセンレック・ナーム・トムヤム、センレック・ナーム・トムヤムと唱える。
 
 
見た目トムヤム感も辛さもそう感じないけど味は抜群。トムヤムっぽさが前面に出てるかというとそうじゃなくて、やっぱ大元のスープが旨くて、そこに酸味と辛みと甘みがアクセントを付けてる感じでマジウマし。「マジウマし」の言葉の責任を負うように2日後に再来店し、同じもんを食う。ウマさの証です。
 


その後、お部屋の掃除のお願い時間を兼ねてプロンポンのエンポリウムとエムクオーティエでお買い物。

買ったもんはこんな感じ。トップバリューとフジスーパーで買ったものも含む。マンダリンオリエンタルホテルのクッキー、定番のトムヤムクン味のプリッツ、マンゴスチン石鹸、バジルシード、ココナッツシュガー、アバイブーベの石鹸、ワサビ味の豆菓子。
 
 

各人夜に向けて調整が続く。。。



そして夜(ご飯)が来た。夜ではない。まだまだ明るい17時、やる気に満ちたふたりの姿がビクトリーモニュメント駅にあった。気になっていたムーガタ鍋、に付随するシーフードBBQの食い放題に来たのです。

ムーガタ鍋、それはタイの3大鍋料理の一つらしい。ジンギスカンのように肉や野菜を焼き、その出汁が縁にためられたスープに落ち、そのスープに・・・まあ鍋なんて何でも有りですよ。
 
 
我らの目的のシーフードBBQは、エビ限定で奪い合いもあると覚悟していたものの時間が早かったせいで和気あいあい。肉や野菜もこんなにあるのに食うことほとんどなしで、ほぼエビ。

あっ嫁はソムタム作ってたけど。
 
 
ちなみに勝手に攻略法を考えてみた。

エビは焼けた後、剥くのが熱すぎてすぐに食えないのでじゃんじゃん焼いて、冷ましておくのがいいかもしれん。あと網の面積には限りがある。エビの頭部を食べないんだったら焼く前に解体しとくと焼くスペースが広がるぞ。
 
 
まあそんな熱い議論を交わしながらも店の外は大雨。帰るに帰れない状況に。たぶん計3時間くらい店にいたかな。
同じように食べ終わってるのに雨宿り風な他の客の様子を見ながら、店を出るタイミングを計っている。決断する。歩く。しばらく歩く。あっタクシー発見。強引に止める。行き先を告げる。半信半疑なタクシードライバー。もう一度行き先を告げる。ドライバーさん大爆笑。そんな近い距離で乗るんかって???

お金の問題じゃないんです、



スニーカーの問題なんです!!!
 
 
数日前、スニーカーのソールが剥がれて(一部破損紛失)、アロンアルファのお世話になってるんです!!!




バンコク・チェンマイの旅行記(7日目)
(2017年8月12日~2017年8月20日)



2017年8月18日(金)

今夜が山だ。今夜が荷造りの山なのです。洗濯の山は昨夜でした。


朝はゆっくりクイッティアオを食べにルンルアンへ。

朝でもほぼ満席状態。注文はこれしかないだろ。センミー、ナーム、クリアスープ2つです。クリアスープだけ英語ですが気にしないで下さい。ここではこの呪文最強です。あとはオレンジジュース。
 
 
ウマいよ、絶対ウマし。これで味落ちしたなんて信じられん。どうしたらこんなスープができるのか、ってか日本になんでこのスープがないのか悔しいくらいウマい。

結果、ウマいしか言ってない自己認識あります。
 
 
 
朝食後はBTSに乗って、なんちゃってバックパッカーだった頃の根城カオサンへ。

と思いきやボート乗り場のサパーンタクシン駅のひとつ手前スラサック駅でワケあり途中下車。そうだチェンマイの美容院に行くためワタクシの頭皮にはバタフライピーのシャンプーが必要なのだ。駅前のブルーエレファントの真裏に建つタイCCタワーの中にアバイブーベの直営店がある。買った。自分なりには爆買いだ。
 
 
バタフライピーのシャンプーにコンディショナー、クレンジングクリーム、マンゴスチン石鹸、虫刺されになんちゃらデオドラント。

そして次回再来店を企む自分自身に言っておこう。直営店は種類が豊富だ。しかしシャンプーの値段はアソークと同じ70B。わざわざ行くか?行く理由あれば勝手に行くがいいと。
 
 
 
サパーンタクシン駅のボート乗り場は大混雑だ。

すぐにツーリストボートのチケット売りの客引きがやってくる。知っているぞ、ネットで調べたら割高なツーリストボートじゃなくて普通のオレンジの船で行け!と書いてあったぞ。調べた通り客引きを断って普通のボートの列に並ぶ。3台目のオレンジのボートにやっと乗船。

並んでいる最中に悟った。別にツーリストボートで良かったんじゃないかって。
 
 
船着場からカオサンへ歩く。

どこかのビーチストリートかと思わせる雰囲気。ナンバのたこ焼屋を連想させるくらいカオサンにはパッタイ屋が多い。パッタイの町カオサンへようこそ♪
拡幅されたのかもしれないカオサンロード、水はけが悪く下水臭漂っていたカオサンに今漂うはパッタイの匂いだった。

パッタイの町カオサンへようこそ♪
 

 
時刻は12時、カオサンに来たのは懐かしむだけじゃなくて2つの店のトムヤムクンを食ってみたかったから。しかし時刻は12時、めっちゃ混んでる時間に来てしまったことを後悔する。

まずTom Yum Goong Banglamphuさんに入店してみた。注文はトムヤムクン、白米、シーフードのカオパットの気が付けば一汁二飯。
 
 
本当に混んでいる。全然料理が来ない。結構待ってトムヤムクンが来た。正直イライラするくらい待った。トムヤムクンを食ってみた。悔しいけどイライラしても再来店希望したいくらいウマし。

ってか今までに食ったトムヤムクン第一位に呆気なく登り詰めやがった。マジうまうま。エビの濃厚さとかココナッツミルクとのバランスもあるけど、カニがいい仕事をしてるのかな。確カニ。
 
 
トムヤムクンと白米を食い終わってしばらくしてカオパット登場。
この時間差にやっぱりイライラした。イライラしてもここのトムヤムクンはマジうまうま。次回は昼のピークを避けて、トムヤムクンと白米でイライラしないことを誓います。




もうお腹パンパンです。食後2~3時間カオサンのカフェで時間を潰してからもう一軒の店に行こうって言ったじゃないですか?

それなのに、カオサン近辺をひと回りして、カオサンに長居することに疑問を感じたので、お腹パンパンですが、Tom Yum Goong Banglamphuさんのお隣のラーンクンジムさんにコソコソ行ってみた。

メニューはないらしくおすすめ料理を口頭で教えてくれる。お腹パンパンなんで注文はトムヤムクンと白米のみで結構です。
 
 
そんなトムヤムクン、見た目はクリーミーっぽさがうかがえますね。エビも立派だ。そんで食ってみたらエビの味噌の濃厚な出汁に、辛みとレモングラスが勝ったスッキリしたウマさがガツンと来る。

だけどコクが足りなくてあんま好みじゃないな。お隣と同じでカニはいる。たぶんココナッツミルクの使い方が好みじゃなかったんだな。

汗びっしょりで食事中、通りすがったお隣のTom Yum Goong Banglamphuの若造(店員さん)に見つかり大笑いされた。もしや白米を急かしたことを根に持っているのか?1度目はいいけど2度目は無視してくれよ。もう笑って手振り合ったけどな。悔しいけど笑われてもお隣の方が断然好みであーる。
 
 
バンコクには何回も来てるけどチャオプラヤー川のボートは今回が初めて。往路はキョロキョロしすぎたせいかワットアルンを見忘れる始末。

ワットアルンは改修後まだ間もないのかすごい混雑してました。あっボートから垣間見ただけですが。
 
 
 
もうお腹パンパンなんです。いったんホテルへアバイブーベを置きに帰って、腹ごなしにエムクオーティエでお買い物の続き。

エムクオーティエのスーパーは結構穴場だったかも。ってか今までエムクオーティエをスルーしてアソークとかサイアム行ってたけどここはいい。ちなみに買ったものは、バジルシード、ココナッツシュガー、アバイブーベじゃないアンチャンのバタフライピーのシャンプー。
 
 
お腹が減らないまでも気になるのは夕食の行方。

もしかしてこれはBTSプロンポン駅下のカオマンガイ屋のチャンス到来か?
嫁がNARAYAに行くというので、様子見程度にカオマンガイ屋に行ったつもりが、空席を見つけ、吸い寄せられるように駅下のヘンヘン カオマンガイ(Heng Heng Khao Man Kai)さんの席に着く。
 
 
ここのカオマンガイ屋さん、超有名で混んでて人気店だけど、ライバル店の少ないプロンポンだから人気なんじゃないかというネガティブ説もあったりする。しかしカオマンガイ免疫不足の観光客代表のワタクシは思う。プロンポンにあってくれてありがとう。

正直言ってしっとりした鶏肉にピリ辛のタレ。ウマいけどもっとウマい店は結構ある。ホテルがアソークだったらわざわざ来ないけど、プロンポンだったらゼッタイまた来るよ、そう思うのでした。



汗びっしょりでNARAYAで嫁と合流。ひとり勝手に腹ごしらえをしてしまったワタクシ。嫁への罪悪感はハンパない。今までスルーしまくったイムちゃんで持ち帰りでもする?と提案しながらもホテルでひとりメシを食う嫁の姿を想像したら泣けてきて一緒に店内で食うことにした。
 
 
注文はガパオとパッタイ。

イムちゃんに「日本人に寄せたチープなタイ料理屋」という偏見めっちゃありましたよ。しかし食って思った。全然有りだな。確かに激ウマじゃないけどお値段、営業時間、ホテルからのアクセス考えたら十分満足レベル。こんな重宝する店を今までスルーしていたなんて後悔。
 
 
本日夕方のお買い上げのお土産たちはこんな感じ。NARAYA、バジルシード、ワサビ味の豆菓子、ココナッツパームシュガー、トムヤムクン味とラープ味のプリッツ、トムヤム味のちょっとお高めのナッツ、トムヤム系調味料などなど。
 




バンコク・チェンマイの旅行記(8-9日目)
(2017年8月12日~2017年8月20日)



 

2017年8月19日(土)

本日実質最終日。夜中、日本に帰ります。チェックアウトまでホテルでだらだらして極力汗をかかない方向で頑張るつもりです。無理でーーーす!

本日の朝食は2択どっちにするか協議された結果、2択行くことになった。順番としては、朝シャン前に風通しの厳しい店、朝シャン後に比較的風通しのいい店。そんなわけでセーウに行ってみた。
 
 
2本指を立てて呪文を唱える。センレック・ナーム・トムヤム、センレック・ナーム・トムヤム。

朝から辛いもん食ってテンションが上がったせいか、去年気になったトンローの駅前コーヒー屋台に歩いて行ってみた。去年とは少し場所を移動してたけど人気は変わらず。セブンイレブンのフラッペと同じ料金なのにコーヒーの風味濃くてウマウマ。

ちなみにに旨すぎたので2時間後に再度来てみた。屋台が消えている、イリューーージョン!!!
 
 
 
いったんホテルに戻って朝シャンであーる。朝シャワーを浴びるなんて海外旅行の最終日以外思いつかん。

昼前ホテルをチェックアウトしてルンルアンさんに行く。セーウでトムヤム味に惚れたと言っても過言ではなーい。試そう、ここでも試そうじゃないか。そんなわけでクリアスープとトムヤムの(中)サイズを食って思った。

ここはクリアスープだよと。
トムヤムもウマいけど、クリアスープのしっかりしたウマさに優るもんじゃないな。ここのレバーが地味に好き。センミーも好き。スープも好き。全部好きでした。
 
 
 
プロンポン駅からはBTSに乗ってチャトゥチャックウィークエンドマーケットが開催されているモーチット駅へ。

お目当てのものはバタフライピーのお茶となぜかディフューザー。
マーケット内はごちゃごちゃしてる感はあるけど迷子になるほどじゃないかな。意外とと言ったら失礼だけど結構整理されてて普通のショッピング感覚でしたね。
 
 
買ったものはその通り。

画像に喉の薬も混じってるけどそれどこかのスーパーだな。
 

 
時間は15時頃、チャトゥチャックウィークエンドマーケットで汗かいたんでサイアム辺りで時間を潰そうということになった。サイアムなら何でもあると。

まずマンゴー系デザートを食べにマンゴータンゴを通り越しYellow Dellow Dessertさんに行ってみた。解体工事中だった。さすがサイアム。

その後ぶらぶらしてみたけどサイアム恐ろしや。土曜日ということもあって人の波が続く。パラゴンもセンターも全然落ち着く場所が見つからんのです。そう本日の我が家には夜まで時間を潰さなくちゃいけない使命があるんです。
しょーがない、Inter Restaurant(インター・レストラン)で早い晩飯でも食うか、となるけどここも大混雑でした。
 
 
そうかそうかサイアムはダメなのだ、ここから脱出するのだ、となる。
BTSでサパーンタクシン駅へ向かう。ワタクシの温められたB級プランが発動するのです。まずデザートを求め、マレーシア料理店に向かう。バンコクにおいしいチェンドルがあればペナン島なんて行かなくていいのだ!と必死に調べとうとうチェンドルのあるレストランを突き止めたのです。

店頭で呆然、残念ながら臨時休業までは読めんかった…。

次にアウトレットに向かう。バンコクでアウトレットのイメージはないけど、たまたまチェンドル屋の近くに発見。これをエサに嫁をサパーンタクシンまでおびき寄せれれば、あとは休憩っぽくチェンドル屋へ流れればいい、ワタクシの計画は遠浅の海のようである。
 
 
そんなアウトレットでスゲー遊んでしまいました。
扱っているものは少ないんだけど、旅中ソールがぱっかーんしたスニーカーの代替品探しに夢中になった結果、2時間くらい滞在しちゃったかな。

結局何も買わんかったけど「充実」は手に入れた。。。
 
 
 
外は真っ暗、いろいろ考えてプロンポン駅まで戻る。いいなプロンポン、日本人多いけど、ガキや騒々しい人が少ないのがいい。

そう夜ご飯はイムちゃんです。行列のできる旨いラーメン屋よりも、すぐに入店できるそこそこ旨いラーメン屋でいいじゃないか精神でやってまいりました。

注文は最後の晩餐だけにカオパットと、ソムタム、空芯菜炒めで白米を食ったのに、汁そば追加しちゃいました。
 
 
正直言おう、カオパット味薄し、でも調味料で自分好みの味変可能。ソムタム、食堂のソムタムっぽくて結構好み。空芯菜炒め、これ不味かった逆に天才。そんで汁そば、めっちゃ喉渇きそうな味やないか。

昨日食ったやつはウマかったのにな・・・。最後の晩餐とは思いたくない味のクオリティですが、イムちゃん嫌いじゃないぞ。
 
 
あとは敷かれた線路を進むようにひとつひとつをクリアしていく感じ。
ホテルで荷物をピックアップしてから出国審査に至るまで。行きはワクワクだった同じ行為が帰りは事務的に感じちまうなんて。センチメンタルかよ!

朝出発するとテンション高めなのに、それが夜だとおセンチになる。こりゃラブレターを夜書いちゃいけない法則と一緒だな。
 
 
 
空港でちょいと日付をまたいで、
TR292 バンコク(DMK) 0:45 ⇒ 成田(NRT) 8:50
 
 
最後に来年もバンコクに少なからず滞在する自分への備忘録。
カオサンのトムヤムクンは食え。モーチットのマーケットもどうせ行くんだろう。サイアムは別に行かなくてもいいぞ。部屋の掃除の時間の潰し方に困ったらエムクオーティエだろ。トンローのコーヒー屋忘れてないだろうな。慣れっこになっても緊張感は忘れるな。バンコクであのTシャツ、3人と被ってたぞ。
 
最後に旅心を損なうけど節約系サイトなんで、
【 旅の家計簿 (2人分/円建て(THB 3.3円で換算) 】
飛行機 71,747円 食事・飲み物代 17,081円
ホテル(7泊分) 24,921円 土産・その他 18,674円
その他交通費 11,772円 合     計 149,013円
入場料等 4,818円 1人当たりの旅行費用 74,507円
飛行機代(日本発着は57,326円、チェンマイ発着は14,421円)
飛行機代、チェンマイ以外のホテル代はクレジットカード払い。その他は現金払い。
両替は2回、1回目が50,000円、2回目が最終日前日に来年のことも考えて20,000円。