LCCでギリトラワンガン・ロンボク旅行記(4日目)
(2014年8月8日〜2014年8月16日)
おーい4日目。 おはようございます、朝食はバナナジュースをオレンジジュースに変えてみた。ハハハ、この島にオレンジなんてあるわけなく、昭和の香りのするオレンジジュースだった。 |
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そんなさわやかモーニングにワタクシは騙されたことに気付く。ギリに行くと決まってから、この島に猫が多いのはわかっていた。猫好きの旅行者たちが「猫は不思議と猫好きの人を見分けるところがある」と猫との思い出を語っていた。そうなのか、猫嫌いのワタクシはその猫の能力に安堵したのです。 そんなワタクシが猫になつかれるなんて。見分ける能力なんてウソよウソウソ。 本日は海に行こうと思います。ホテルの裏口から100mほどでノースビーチがあるんですが、ここは遠浅でサンゴやら岩やらで危険な状態なのは確認済み。泳ぐには向かなさそう。 今までの経験から言うと、観光客が穴場を探すなんておこがましく、やっぱりクチコミやら有名どころを潜るのが一番いい。そんなわけで、チャリでメイン通りのレストランHORIZONTALやEGOISTE周辺に行ってみた。 |
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シュノーケリングポイントというより欧米人の日焼けスポット感がハンパないですが、のんびりできるいいビーチです。まず泳げないワタクシが泳いでみた。波打ち際から5、6歩で肩まで浸かってしまう水位。早い潮流。ネガティブなワタクシには厳しいコンディション。 しかし、ここでワタクシが弱音を吐けば夫婦のテンションと口角は下がってしまう。ビーチエントリーなら、自分の許容範囲の水位でチャプチャプして満足できると思っていた自分の甘さが憎い。仕方ない。ワタクシ、シュノーケリングのマスクで魚じゃなく水位を確認しながら、波打ち際と平行に泳ぐことで足場を確保するセーフティースイミング技法を生み出したのです。しかも潮流と逆行して泳ぐから、ほぼ拠点動かーず。日焼け中の欧米人失笑。 一方の泳げる嫁はバシバシと沖に向かって泳ぐ。視界からほぼ消える。ワタクシその隙に、欧米人のナイスおっぱいに文化の違いを考える。ときどき嫁の安否確認をしながら、横目でナイスおっぱいも確認する。ワタクシはこうやって泳げないストレスを発散しています。 |
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ちなみに、嫁の情報によると、しばらくは面白くない海中も、50mくらい沖に出ると急激なドロップオフがあって、そこには大きなお魚がわんさか泳いでいて、イカの群れが泳いでいるのをはじめて見たと感激しておりました。 |
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ランチは水着のままEGOISTEへ。ってか、向かいのLittle Italieと客席がシェアされてて、Little Italieのピザを食べながら、ドリンクはEGOISTEで注文する。会計は別。ギリではピザを食べようと思ってて、焼き釜が見えたのでここにしたんですよね。 |
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食べたのはマルゲリータとベジタブル。ピザが到着してその大きさに驚いた。こんなに大きいならピザ1枚とサラダか何かにしておけばよかった。しばらくピザはコリゴリだと思いながら、その量を涼しい顔を維持しながら見事完食。味は本当においしかった。生地といいチーズといい、野菜の味も濃い。 ギリトラワンガンってローカルフードに飽きてもイタリアンもおいしくて「食」にいい意味で迷うのです。 |
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食後は違うポイントを探しながらチャリで北上。チャリを停めては海に潜るの繰り返し。どこも似たり寄ったりでビーチエントリーならやっぱりEGOISTE周辺がいいのかも。ロンプラや島の地図にシューケルポイントがたくさん書いてあるけど、印象だとギリトラワンガンを囲むようにガレ場状のサンゴ群があって、その先のドロップオフがいいポイントなのかな。 |
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夕方。今日は丘の上から夕日を見ようと島一のビューポイントにチャリ激漕ぎ。こんな島だから迷うわけがない。そう迷うことなくまっすぐ走った結果、ビューポイントをかすめ島の南側に辿り着いてしまった。過信は禁物だ。 仕方ないから、桟橋方面に戻ってナイトマーケットでナシチャンプルの夕食なり。 |
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前日と同じところだ。つり銭ごまかしても悪びれない野郎のいる屋台ですが、味はお替りしたいくらいウマいです。 食っている最中、停電になり、何を食っているのかわからなくなりましたが、何を食っているのかわからなくてもウマいです。ホテルで借りたヘッドライトがこんなところでも役に立つ、そんなギリトラワンガンです。 |
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帰りは、のんびりジェラートなんか食って、まだ部分的な停電もあって暗い道中、転んで流血する嫁を冷やかしながら、チャリ漕ぎまくりです。 嫁は満天の星の下にいまにも踊り出しそうです。ワタクシは早くホテルでシャワーを浴びたいのです。ロマンチックにシャワー事情を話すと、ホテルのシャワーは水シャワー。自然光で昼間温められた水は限りがあって、温められた水がなくなると、それは冷水シャワーが待っている。 そんなこともあり、毎日夕方には温かいシャワーを先取りし、シャワー後はチャリ漕ぎや夕食含めなるべく汗をかかないように段取るんですが、チャリ漕ぎで舞う砂、灰、糞粉は避けられず、ホテルに戻ってくると足元はサンダルともどもグレーゾーン。潔癖症のワタクシがそんな状況を許せるわけがない。 人間って変われないのかな? ⇒そんな簡単に変われる人間の方がおかしい。 |
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