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個人向け国債
 
◆ 個人向け国債の概要 ◆
  
個人向け国債は年4回(4・7・10・1月)の発行が予定されている債券です。

従来の「変動金利型10年」タイプの個人向け国債に加え、2006年1月より新たに「固定金利型5年」の発行が始まりました。

両方とも1万円から購入できる点、中途換金も可能な点、利息は年二回受け取れる点は同じです。
 
◆ 2種類の国債の違い ◆
   
タイプ ●変動金利型10年● ●固定金利型5年●
期間 10年 5年
利子 変動金利(半年ごと) 固定金利
金利の決定 各利払期における適用利率は、基準金利(10年固定利付国債から算出)から0.80%を差し引いた数値です。 基準金利(5年固定利付国債から算出)から0.05%を差し引いた数値です。
適用利率
(2006.3)
0.85% 1.01%
最低保証
金利
0.05% 0.05%
中途換金 1年目経過後可能 2年経過後可能
中途換金の
換金金額
換金金額は以下の算式で算出されます。
額面金額+経過利子相当額−直前2回分の利子(税引前)相当額
換金金額は以下の算式で算出されます。
額面金額+経過利子相当額−直前4回分の利子(税引前)相当額

2種類の個人向け国債を比べてどう思いましたか?
金利がこれからどうなるか考えなければ、固定金利型5年は非常に魅力的に見えます。短期間で適用利率もいい。もちろん、銀行の5年物定期預金と比べたら雲泥の差です。
 
問題は中途換金だと僕は思います。満期まで絶対解約しない人は好みで選べばいいと思いますが、中途換金の可能性のある人はよく考えましょう。この商品の恐ろしい点は中途換金すると元本割れすることがあるということです。

詳しくは下をご覧下さい。
 

 
 
【僕が個人向け国債をためらう理由】
 
僕はこの商品が個人的には好きです。安全性も高く、金利もこの時代の中で0.74%(平成16年7月〜平成17年1月の場合)と飛びぬけています。

ではなぜ0.3〜0.4%利息しかつかない定期預金での運用を続け、この国債に投資しないのか、それは中途換金のシステムが僕にとってネックとなっているからです。計算式は以下の通りです。

額面金額+経過利子相当額−直前2回分の利子(税引前)相当額

ネックは個人向け国債を中途換金すると前二回の利息相当分が差し引かれることです。

一年で解約すれば、前二回つまり一年分の利息が没収されることになり、

しかも受け取れるはずの経過利息は税引後(利息の80%相当)で、差し引かれる利息相当分は税引前(利息の100%)となり、利息の税金分(20%相当)が元本割れする計算になるのです。

仮に二年後に中途換金した場合、利息が0.74%で変わらないとすれば実質年利は0.29%ということになります。

同じように固定金利型を平成18年3月の基準金利で3年後解約した場合を考えるましょう。固定金利型は前4回つまり二年分の利息が没収されることになり、実質年利は0.13%ということになります。
 
では、この個人向け国債は良い商品ではないのかと言うとそうではありません。ただし、持つなら最低でも3〜4年は持つべきです。財務省のサイトに中途換金シュミレーションがありますので参考にしてください。

しかし、しかしです・・・

☆否定的だった僕が個人向け国債を買った理由☆

別に否定的だったわけではないのです。ただ落ち着きのない性分なので、3年以上は寝かせる必要から、僕にとって不向きな商品だったと言えたのです。

でも購入しちゃいました。3〜4年、いや10年寝かせることを前提にしました。大まかな理由としては↓↓↓。
  1. 国が元本と利子を保証
     
  2. 半年ごとに見直される利回りに透明性を感じたから
     
  3. 利回りが、過去の実績からいって預貯金の利回りを上回っているから
 

 

■個人向け国債成績表■
(平成16年10月発行、額面金額100万円)
月   日 利 率 利 息 税 額 支払金額 摘      要
平成17年4月 0.74% 3,700円 740円 2,960円 通常貯金口座に入金
平成17年10月 0.73% 3,650円 729円 2,921円 通常貯金口座に入金
平成18年4月 0.55% 2,750円 549円 2,201円 通常貯金口座に入金
平成18年10月 0.85% 4,250円 849円 3,401円 通常貯金口座に入金
平成19年4月 0.92% 4,600円 920円 3,680円 通常貯金口座に入金
平成19年10月 0.87% 4,350円 869円 3,481円 通常貯金口座に入金
平成20年4月 0.85% 4,250円 849円 3,401円 通常貯金口座に入金
平成20年10月 0.57% 2,850円 569円 2,281円 通常貯金口座に入金
平成21年4月 0.69% 3,450円 689円 2,761円 通常貯金口座に入金
平成21年10月 0.50% 2,500円 500円 2,000円 通常貯金口座に入金
平成22年4月 0.53% 2,650円 529円 2,121円 通常貯金口座に入金
平成22年10月 0.53% 2,650円 529円 2,121円 通常貯金口座に入金
平成23年4月 0.25% 1,250円 249円 1,001円 通常貯金口座に入金
平成23年10月 0.51% 2,550円 509円 2,041円 通常貯金口座に入金
平成24年4月 0.29% 1,450円 289円 1,161円 通常貯金口座に入金
平成24年10月 0.17% 850円 169円 681円 通常貯金口座に入金
平成25年4月 0.05% 250円 50円 200円 通常貯金口座に入金
平成25年10月 0.05% 250円 50円 200円 通常貯金口座に入金
平成26年4月 0.05% 250円 50円 200円 通常貯金口座に入金
平成26年10月 0.05% 250円 50円 200円 通常貯金口座に満期金とともに入金

【債券の大まかな分類】
 
    商品の特徴 メリット デメリット
国債 日本国政府が責任を持って発行しており、満期時には元本が償還される。 流動性に優れ、発行体が国なので安全性も確保できる。 換金時、市場金利が購入時よりも高くなっている場合、売却損がでる。
社債 企業が発行する債券。一定の利息を受け取ることができる。また償還時には額面金額が戻ってくる。途中時価で売却も可能だし、既発債を途中で購入も可能。 決められた利息が支払われる確定利付き商品ながら、時価が変動するので値上がり益も狙える。 発行体が倒産すれば債券は紙くずに。
転換社債 あらかじめ決められた期間内であれば、発行時に決まられた価格で、同銘柄の『株式』に転換できる債券。
社債と同じ。また額面割れ債券の場合、その金額が大きいほど実質利回りが高くなる。 社債と同じ。


 

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