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モロッコはウザくなかった旅行記(2日目)

~放屁はラクダの上で~
(2015年8月7日~2015年8月16日)
 




 


2日目。

と言ってもほぼ移動の日。

ドバイに着いたのはほぼ定刻の4時前。嫁は会社のコーポレートカード(ゴールドカード)をチラつかせドバイ空港のラウンジに消える。ワタクシはこのトランジット3時間45分をボーっと過ごす。

トランジットが4時間以上ならミールクーポンが出るのに・・・と思いながらボーっと過ごす。
 
 
この間にエミレーツ航空について少々まとめましょう。って本題の旅行記もリアルな距離同様に遠い。

そんなエミレーツですが流石です。機内エンターテインメントの量がハンパない。日本の映画も多いし、この旅で5本も見てしまったぜ。頑張ればこのルートで10本以上見れるので、そういう限界に挑戦するのも旅の醍醐味ってヤツかもしれん。やるわけねえし。

でもゲームもあるし音楽もあるんで飽きないかな。飽きさせない努力は感じるけど、長時間乗ってると、乗ってること自体に飽きてしまうのは悲しいかな。

機内食は大韓航空のビビンバ以来のヒットかな。カキーーーン。ただベジタリアンメニューはレパートリーが少なさそうで行きと帰りでまるかぶりでした。あとはコンセント関係ですが、コンセントは4路線乗って全ての機材に、USBポートは3路線で付いておりましたよ。
 
 
はい、ドバイからモロッコ(カサブランカ)までのフライトです。

エミレーツEK751 ドバイ 7:35 ⇒ カサブランカ 12:55
 
 
ブーーーン、簡単ではございますがカサブランカムハンマド5世空港到着です。

ワタクシここで勝手に2つの使命を感じておりました。

ひとつは機内で配られる入国カードが使えない情報に触れ、空港内で入国カードを入手すること。そして入国審査の順番を横入りされないために両肘を張って対抗することです。しかし両者とも杞憂。

入国カードは機内で配られるものと空港内に置かれているものは同じだし、順番を守らないヤツが多いというのは確かで、実は横入りされそうになったんだけど、空港職員がしっかりコントロールしてて秩序は守られようとしておりました。

ただ入国審査は機械で読み取るタイプじゃなくて職員が手入力するタイプなんで時間はかかる。でもダラダラでもないし、お隣りのブースの職員とおしゃべりを楽しむわけでもなく、ちゃんと仕事してるんで遅くても悪い感じはないかな。

で、入国審査後にとりあえずの第一回目両替3万円なり。
(レート:30,000円⇒2,317.80DH 1DH≒12.94円)
 
  

  
 
ムハンマド5世空港からはマラケシュまで電車。13時前に着陸して14時の電車だから順調です。乗り換え駅のオアシス駅までは2等、オアシスからマラケシュ駅までは1等の座席。ちなみに1等車もほぼ満席なんでケチらなくて良かった。

ただし現地人も嘆くほどこの日の車両のエアコンは効かなさすぎでコンパートメントは国際ガマン大会でした。

オアシスからマラケシュまでは30分ほど遅れて運行したけど19時前に無事マラケシュ駅到着です。やっと足が伸ばせーーーる。
 
 
ここでウザイ洗礼を受ける。マラケシュ駅の写真を撮って、メディナまでの行き方を確認してるときずーっとタバコを片手に営業し続けるタクシードライバー爺さんだ。無視してもずーっと離れずにブツブツ言い続ける。

ちなみにワタクシは嫌煙家なので営業よりもタバコ臭にイライラしている。

しかし冷静だ。逃げる準備万端で「タバコ臭せえんだよジジイ」とお門違いの罵声を浴びせてやったぜ。

その後、駅前のバス停がわからず(わかろうとする努力を惜しみ)、ポリスマンを都合よく見つけたので「ジャマ・エル・フナにバスで行きたい」と訴える。するとポリスマン、通りかかろうとするバスを職権で止め、バスの運ちゃんに「この二人を乗せてやれ」と職権を乱用す。

なんなくバスに乗って浮かれていたのかもしれん。人に頼りすぎていた罰が当たったのかもしれん。フナ広場近くで降りるつもりだったのにメディナが見えたらテンションが上がって、ずいぶん手前で降りてしまった。フナ広場に歩いて向かう最中、

「あーちょうど良かったこれがクトゥビアだよ、見事なミナレットだ」と失敗をごまかしたのは年の功であーる。
 
 
しかしごまかせない失敗もある。

クトゥビアを過ぎ、フナ広場に着き、リヤド(この地でのスカしたホテルの呼び名)があるだろう場所に辿り着いてもそれらしきものがない。探せど探せど辿り着く要素もないまま、ワケのわからん場所にあるリヤドに腹が立ってくる。

結局そんなリヤド野郎に迎えに来させるしかない、という結論に至り、お土産屋さんの中で公衆電話を掛ける。素人にはこの公衆電話は無理だ。お土産物屋さんを見つめる。お土産屋さんが掛けてくれた。

そして辿り着いた(連行された)リヤド名が

 
 
Riad Arjan(リアド あるやん!)

ないない、あるけど、この立地はわからないわ、いやだからあるけど・・・。
 
 
リヤドで初のミントティーをいただきながらリヤド人と談笑(を交えながらの砂漠ツアーの営業)。

実はリヤドを探しさまよっている最中にいろいろなツアー会社の野郎に遭遇していたのだ。宿探しにそれどころじゃなかったけど「このリヤドの場所を教えてくれたら考える」的なことを匂わせてみた。

結局リヤドの場所は知らなかったんだけど、その素っ気なさが功を奏したか相場950DHのツアー料金を簡単に700DHまで譲歩させ、キープしていたのだ。

その話があったもんだからリヤドからのツアー営業は太刀打ちできーず。リヤドいわく底値は650DHらしい。下を見たらキリはなし。
 
 
はい、フナ広場でお食事です。

いくつか候補はあったんだけど有名な14番の屋台に行く。無難というよりもイカが大好きなのだ。日本の旅館で夕食の好みを聞かれ、赤身系(マグロとか)は要らないイカを多めにとリクエストしてイカの舟盛りが出てきたときは小躍りしたほど大好きなのだ。

そんなわけで、注文はイカフライとミックスフライとトマトソース。みんなフライにトマトソースを付けて食べてるんだけど日本人はやっぱり塩でしょ(無料あら塩有り)。トマトソースはホブス(無料のパン)に付けておいしくいただきましたよ。

ウマいか?って、「翌日も行った」これが答えさ。
 
 
その後、老体を引きずってメディナ散策。日本を経って32時間、出社してから46時間、そりゃ老けるって。

すると新たなツアー会社の野郎(以下ツアー人)が立ちはだかる。ツアーは翌日に探すつもりだったけど話だけは聞いてもいいよとオフィスの椅子に座る。疲れてて椅子に座りたかっただけとも言える。

まずツアー人がツアー内容を説明しようとする。それを制したのは嫁だ。ツアー内容は知っている、ツアー料金はいくら?ツアーを途中離脱してフェズに行きたいんだけど乗合タクシーもアレンジできる?で、そのタクシー代いくら?と怒涛の攻めにツアー人ひるむ。

一呼吸おいたツアー人がまずフェズまでのグランタクシー代を説明する。6人で1,200DH、ひとり200DHで手配できる。それとツアー料金は・・・と言い掛けたとき、またしてもそれを制したのは嫁だ。さっき700DHのところあったんですが?と。ツアー人再びひるむ。

このニッポン人のツアー出発は明日ではなく明後日、時間的余裕もある。逃げられる。そんなことをツアー人は考えたかツアー料金700DH+フェズまでのグランタクシー代200DH、合計900DHで簡単にOKが出る。

しかしこのニッポン人は性質が悪い。今度は旦那(ワタクシ)が、支払いたいんだけどディルハムがないんだよねとか言い出す。いいレートの両替所を教えてよとか言い出す。ツアー人は近くのホテル・アリをおすすめする。じゃあ両替したら明日また来るよとニッポン人は言い出す。

ツアー人はたぶん思ったはずだ。これは逃げられるパターンだと。

ツアー人は「今からホテル・アリに連れてってあげるよ、それで申し込みしたらどう?」と次のカードを切る。両替所に連れ立つ3人。確かにホテル・アリの両替所には列が出来ていてレートの良さを感じさせる。

ここでツアー人の知らないニッポン語で会話する夫婦。他のツアー会社でも話を聞いたほうがいいじゃね?とりあえず有名どころのSahara Expeditionとかで聞かね?と話はまとまり、ツアー人に冷酷な通達がなされる。今日は疲れたから帰るよ、明日行くからバーイと。

すると驚くべき勘の良さを見せるツアー人。すぐに名刺を差し出し、言いそびれたけど僕はSahara Expeditionだから安心して、だって。なんでわかったの?

そんなわけでマラケシュホテル・アリでの第二回目両替5万円なり。
(レート:50,000円⇒3,874.00DH 1DH≒12.90円)

両替後は念を押すかのようにサハラエクスペディションのボスまで紹介されて契約成立なり。バウチャーにグランタクシー代の支払い済みまで明記させ、ハイ終了。長い一日でした。

ちなみに両替を2回したけど、空港でいっぺんに8万円両替しても結果121円の差額。たった121円と考えるか、オレンジジュース3杯分と考えるか・・・。
 


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番外:モロッコの撮り鉄事情