トップページへ

石垣島・竹富島、の旅行記

(2010年4月17日〜2010年4月20日)

★ 2日目 ★

 

 
 

石垣島・竹富島、の旅行記 2日目。頼まれもしないのに、しかもバケーションなのに早起きしてしまう自分が憎い。

そんなステキな朝のお食事は、昨日買ったトミーのパンのあんぱんと、コーヒー、お値段高めのマリヤ乳業の牛乳、そしてヨーグルト。

トミーで買ったあんぱんは1個180円也。お値段高めですが、大きさ、味、やさしさを考えれば大満足のコスパでありました。大きすぎるのに軽く食べれてしまう、それはミステリーです。
石垣島・竹富島、の旅行記 朝食時、目を離せなかったのは天気予報。当初の予定では、クルマで石垣島の北の方に行って、灯台とか見て、サンセットビーチでスノーケリングの予定だったのです。でも、お天気はお生憎様で曇って曇って雨が降るらしい。しかも気温低めでスノーケリングに不向きっぽく、沖縄は天気のいい日と悪い日で思いっきりスケジュールを変えんといけないことを身に染み込ませながら、竹富島に行ってみることに。片道10分の航海です。

竹富島に着くと、レンタサイクルのお迎え車に乗る。竹富島内のレンタサイクル料金はどこも同じだから、どの会社でもいいよ、そんな情報に僕たちは見事だまされた。いや、正確に言えばだまされてないけど、だまされたと言ったほうが話は盛り上がりそうだ。

実は利用したレンタサイクル屋さん、何も考えずに送迎車に乗って利用したんだけど、集落内で少しわかりにくい場所にあったんです。
負けず嫌いの夫婦に快適なサイクリングは不向きで、必死に漕ぎまくって、カイジ浜、コイドイビーチ、西桟橋、なごみの塔と回っても45分とかからなかったんです。レンタサイクル料金は一時間制、即返却しようと思ったんですが、そのレンタサイクル店に戻ろうと思っても、店を見つけるのに迷い、戸惑い、さまよい、見事20分を要し、結局は65分で2時間分の料金がかかっちまったんです。わかりやすい店だったら1時間料金で済んだのに、これはまさに陰謀そのものだと思うんです。
次回竹富島に行くかもしれない自分自身に言いたい、レンタサイクル店は返却しやすい場所にしなさい。

そんな竹富島ですが、朝早く行ったおかげで、画像でもわかるとおり、人が少なくて落ち着いて観光できてよろしいです。
個人的な感想ですが、竹富島は静かな気持ちで落ち着いて観光するところだと思うので、その点でなごみの塔は並んでまで見るような景色じゃないし、後ろに並ばれて落ち着いて見れるような図太い人以外は、本当に団体様が来られる時間を避けることをおすすめします。
観光客が少ないと水牛車の出動は懐疑的ですが、写真を撮るにも邪魔者は少なく快適です。

竹富小学校と竹富中学校が好きでした。

竹富島内で撮りまくったシーサーの画像(12枚)はこの旅行記の4日目の最後に紹介しておりますので、シーサー好きの方は是非ご覧ください。
石垣島・竹富島、の旅行記
石垣島・竹富島、の旅行記
石垣島・竹富島、の旅行記
石垣島・竹富島、の旅行記 そんな陰謀の島、竹富島をあとにして石垣島に戻っても、あいかわらずお空は曇り時々雨、風が吹くと寒い。そんな具合なんで、もう食うしかない、食事に特化するしか旅を正当化できない、そう思ってがむしゃらに石垣島を縦断しました。

途中で知念商会でちんぴんをお買い上げ。ちんぴんは黒糖感たっぷりのホットケーキっぽい。天気が良ければ、知念商会でお総菜買ってビーチで遊ぶ予定だったのに残念です。でも、次回のために知念商会の場所は押えました。
石垣島・竹富島、の旅行記 で、石垣島縦断中、玉取崎展望台でおざなりの観光気分を味わい、そしてなんとか12時前にウマいで評判な明石食堂に到着したんです。なんか意味のない達成感を味わいました。

店内は満席、数組の待ち客のあとに従い、とうとう実食です。嫁が頼んだのは野菜そば(中)。八重山そばに野菜炒めがのっています。野菜の味が濃くて、出汁がいいんだと思うんですが、野菜の旨みが溶けたスープがゴクゴクウマいです。極上なちゃんぽんでしょうか。

で、僕のソーキそば(中)。熱々でゴロゴロなソーキを惜しげもなくかぶりつく。熱い、中から溢れるコラーゲンはもっと熱くて、でもそのトロトロを吸っちゃったりして、もう笑いが止まりません。ワタクシ、若返りました。見た目の味がくどそうですが、味がしっかりしてる程度でお上品なお味です。おいしゅうございます。シンプルそうなスープにソーキの煮汁が巧みに溶け込んで(←勝手な思い込み)おります。まさに匠の技です。

・明石食堂
・沖縄県石垣市伊原間431
・駐車場はあるけど人気店なんで運次第。
石垣島・竹富島、の旅行記
石垣島・竹富島、の旅行記 明石食堂のあとは、石垣島の最北端の岬、平久保崎の灯台に行きました。予定では真っ青な空と海にたたずむ白い灯台をイメージしてたんですが、結果はこんなもんです。

テッポウユリが咲き乱れるわけもなく、干潮の時間が近いため海はカラッカラで、なんか気持ちが萎えそうだったので明石食堂のソーキを思い出してみました。確実にウマい。

平久保崎よ、明石食堂とセットじゃないともう・・・。
石垣島・竹富島、の旅行記  
で、そのあとは夫婦喧嘩を繰り広げながら、石垣島を南下し米原ビーチに行きました。干潮なんでサンセットビーチは期待できず、でも米原ビーチならちょっとタイドプール(溜まり)みたいになってて何とかなるような気がしたんです。
前日も潜ってなくて、翌日の天気も怪しくて、このまま様子見じゃ何も始まらないような気がして、無言の喧嘩は続き、嫁はクルマで不貞寝を決め、残された僕は必死に寒さを耐えて海に浸かってみたんです。

う〜〜〜ん、おさかなパラダイス

でした。見事なおさかなパラダイスがパラダイスしておりました。なんかウットリ時間を忘れて見ていたら、いつの間にか嫁も参入し、竜宮城よ!これはまさに竜宮城よ!と阿呆なリアクションをしておりました。
しかし、どんな楽しさも寒さには勝てず、雨は結構な勢いで降り続き、おさかなパラダイスを堪能した後は、すぐにクルマの暖房ガンガンでホテルに逃げ帰ったのは言うまでもありません。早く熱いシャワーに身をゆだね、この紅芋タルト色のぽてっとした唇をいたわってあげなければ、そんな米原海岸でした。
石垣島・竹富島、の旅行記
石垣島・竹富島、の旅行記 本日の夕食は離島ターミナル方面に少し走った海鮮館です。僕が注文したのはさかなフライ定食。サクサクな衣に身をまとった白身魚はふわふわで、たぶん新鮮なはず。新鮮かどうか見極める術は持ち合わせてないけど、普通そこは新鮮じゃなきゃダメだろう。そして何と言っても、手作りっぽいタルタルソースが絶品で、さっぱり軽く、フライの味を引き立てる脇役のくせに、知らぬ顔で主役に躍り出ちまうようなウマさでした。最高です。白身魚フライには醤油派の僕としても、このタルタルソースと醤油のコラボに鼻息が荒くなりました。

んで、嫁が食ったのはさかなの生姜焼き焼きセット。普通の生姜焼き定食を一回り小さくして、その代わり刺身とドリンクをくっつけちゃった女性好みなセットです。さかなの生姜焼きもウマいです。そして何よりB級な僕にとって、この生姜焼きのたれが付着したライスが最高です。この味付けの豚の生姜焼きならばどんぶり2杯のライスはいけるウマさでした。なんか生姜焼きされた魚を全然誉めてないようですがそれは気のせいです。

・海人食堂海鮮館
・沖縄県石垣市八島町2-4
・駐車場はたくさんあるよ。
石垣島・竹富島、の旅行記
石垣島・竹富島、の旅行記  
2日目の夜が終わろうとしている。雨だ。雨が憎い。1時間以上も同じ画面が繰り返される石垣ケーブルテレビの天気情報ばっか見ている。

本日の泡盛喉ごし指数まで放映されるところがいいじゃねえか。「今日の愛飲度は高いってか」と自分にイイワケできる飲酒は最高だ。酒は昨日同様石垣島の泡盛請福だ。他の泡盛も飲みたいけど昨日買ったハーフボトル(720mm)を一晩で飲み干すだけの器量がないんだから仕方ねえじゃねえか、べらんめえ!!!

そんな酔っ払いの周りを嫁が蝿のように五月蠅そうに動き回っていやがる。相変わらず趣味の洗濯機を回し、鼻歌交じりで海から持ち帰ってしまった砂を掃除機で吸い上げながら笑っている。洗濯物を干したら、マックスバリューに広告の品を買いに行って、ついでにスーパーサンエーに行くらしい。

酔ったついでに僕も行ってみた。じゅーしーのおにぎり、チキンカツ、ウズラの卵串揚げ、近海物の握り寿司、スーパーはお惣菜パラダイスでありました。
石垣島・竹富島、の旅行記


 
1日目 2日目 3日目 4日目 トップページへ

2011年4月の石垣島旅行記はこちら