熊本サ活旅行記 '22(1日目)
(2022年12月9日~2022年12月11日)



2022年11月10日(木)

嫁が来夏の適当な海外航空券を探し出す。久しぶりの海外旅行か。その報せに一抹の寂しさも覚える。海外旅行が出来なくなったこの3年、その穴埋めのようにシフトした国内旅行に違った楽しみを見出していたから。海外旅行への回帰は国内旅行の終わりを意味しているのかもしれない。
 
 
 
2022年12月9日(金)

3度目の熊本。過去2回は福岡空港利用、今回は鹿児島空港利用。熊本空港を利用する日は来るのでしょうか。しかし鹿児島空港から熊本市街地までは160km弱。下道で頑張って4時間弱の旅。この期待していない移動に旅の楽しみがあったりする。
 

JAL641 羽田 6:25 ⇒ 鹿児島 8:25

デジャブ?1ヵ月前の鹿児島旅行と同じ便で、「貨物搭載の遅れ」という同じ理由で、同じように遅延する。同じようにイライラし、同じようにコンソメスープを飲む。

乗った。飛んだ。寝た。起きた。着陸した。乗った。走った。第一目的地は曾木の滝です。
 
 
曾木の滝は鹿児島県伊佐市南部の川内川上流にある滝。高さ12m、滝の幅は210mと広く、「東洋のナイアガラ」と言われている。

この「東洋の~」の言い回しが大好物です。東洋のマチュピチュ、東洋のマンチェスター、東洋のデトロイトなどなど。想像しやすいけど、結局本家には太刀打ちできない構図があるわけで、本家に勝ってたらそんなネーミングしないわけで、自虐的な匂いぷんぷんですよ。 ちなみに日本には東洋のナイアガラと称する滝が3つあるらしい。大分県にある原尻の滝、ここ曽木の滝、そして群馬県にある吹割の滝。みんな頑張れ。 曾木の滝に別れを告げ、熊本県を目指そう。



今回の旅行も他愛のないカードを収集することで味気ない旅行を盛り上げております。本日の行程ではマンホールカードだけなら適度でいいのに、九州インフラカードの配布場所が多くて昼食をゆっくり食えない状況も。

悩んだ末にインフラカードを半分ほど却下。カード収集も楽しいけれど食べることって大事だろ。 そんなインフラカードと天秤に掛けられた昼ごはんは水俣ちゃんぽんの喜楽食堂さんです。入店時漂う焼き飯の匂いに負けそうになりましたが注文はチャンポンとピリ辛チャンポンです。
 

 
 
水俣チャンポンの特徴は、あっさりとしたスープにたっぷりの野菜。そして最大の特徴は卵を使わない色白麺。奥が深いです。両者ともあっさりと言ってもしっかりコクがあってウマウマです。野菜もシャキシャキで麺の量はやや少なめ。朝から食べられそうな優しいラーメンでした。

ご当地麺いただきました。ご当地麺カードは決して作成しないでください。




 

水俣市から熊本市までは怒涛のカード収集活動が始まる。収集中に嫌気が差すことはしょっちゅうで、何ヵ所かは諦めたい気持ちも否めない。でも後悔はしたくないのです。修行です。何の修行でしょうか?
そんな修行の最中にくまモンポート八代でくまモンに癒されました。
 

 

嫁は年甲斐もなくくまモンが大好きだ。かく言うワタクシも前回行ったくまモンスクエアでくまモンに手を振られ、つい手を振り返してしまう失態を演じてしまった。目も合いました。過去にアイドルに手を振られて以来の失態であーる。

まだまだカード収集の修業は続く。水俣市、八代市、宇城市、熊本市南区、熊本市中央区、そして晩ごはんの地は熊本市東区のあづまラーメンさんです。5回目かな。

前回中華丼の量が異常に少なく、半中華丼なるメニューがあってそれが間違って提供されたんじゃないかと不信感有り有りの店ですが、嫁が好き好きの店なんで行ってきました。

中華丼とみそチャンポンを欲している嫁は二人でそれぞれをシェアすることを願っている。しかし旦那はその要求には応じず熊本3回目にして初めての熊本ラーメンを食べたい。マー油とニンニクの風味抜群の熊本ラーメンは絶対旨いはず。
 

着丼で確信です。うまうま。マー油とニンニクなんて卑怯な旨さだろ。風味豊かで細麺の啜り心地もいい。正統派でシンプルがいい。罪作りです。
 
 
一方の中華丼はあの日の中華丼の2~3倍の分量。甘めの餡掛けは変わらないけれど、少々のっぺりした味で香ばしさが感じられなくて心が躍らないぞ。作っている人によってこんなに味も量もブレていいのでしょうか。

帰り道、熊本ラーメンの余韻を楽しみながらニンニク臭の不安に駆られる。同部屋の嫁に悪い。ホテルのサウナで一緒に汗を流す人に悪い。自分の臭さに寝付きが悪くなる自分を想像する。やっぱりみそチャンポンだったかな。



今回お世話になるホテルはレフ熊本byベッセルホテルズさんです。前回もお世話になって迷わずここにしました。立派な大浴場がある。サウナもある。タオルがいっぱーい。女性大浴場にはミラブルplusも導入されてるとか。嫁は喜び、旦那はひがむ。まだまだ新しいので設備は行き届き、清潔感もあって機能性に優れたホテルって感じです。熊本の繁華街では一番いいホテルだと思いました。サンプル数3ですが。
 

しかしレフ熊本さんにも難点を見つけたぞ。露天風呂に浸かっているときに焼き鳥の香ばしい匂いが漂ってくるのだ。繁華街に建つホテルの露天風呂だからしょーがない。しかし夜ごはんを17時台に食べた身でこの香りは空腹を誘うだろ。

ここで五七五七七の短歌を詠もう。

炭火焼 鼻腔くすぐる 露天風呂 眠れないかも 寝落ちしたけど
 



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