台湾旅行記〜行車愉快〜
(2007年4月21日〜4月24日)
◎◎◎ 2日目 ◎◎◎ |
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今朝は九分(←本当は「イ分」)に行こうと早起きの朝です。 ところで、昨日士林夜市に行く前にMRTの駅で悠遊 ![]() 購入時はインフォメーションで「ヨーヨーカープリーズ」で通じ、返金時は漢字で「返票」と書いて見せればOKでした。 |
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今朝はホテルのある西門駅から九分行きのバスが発着する忠孝復興駅に向かいます。 と、その前にMRT忠孝復興駅のふたつ手前の駅・善導寺駅近くにある『阜杭豆漿』に朝食を食べに行きました。 泊まったホテルには朝食も付いていたのですが、台湾に行ったらお粥や豆乳など楽しみたい朝食がたくさんあるので、ホテルではコーヒーのみで我慢です。 |
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食べたのは写真右の鹹豆漿と左上の蛋餅、左下の焼餅でした。合計65元也。 鹹豆漿はカリカリの揚げパン、干しエビなどがトッピングされ、黒酢、ラー油、ゴマ油、醤油、塩で味付けされた「塩味の豆乳」で個人的には酸辣湯をまろやかにした感じでおいしかったです。 蛋餅はクレープのようなもので味は薄く、モチモチ感があるさっぱりした食べ物でした。 焼餅はネギの香ばしさが豊かなパリパリのパンでした。 |
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腹ごしらえ後、MRTの忠孝復興駅近くから九分行きのバスに乗ります。 台北の地理は道路名を抑えておけば大丈夫!と自信満々でバス停を探していると思いっきり迷子に・・・。 すると、突然地図を片手に迷っているバカ夫婦の横に九分行きのバスが止まり、運転手さんが「九分か?九分か?」と言って、ウンウンとうなずくと、今度は「乗れ、乗れ」と言って乗せてくれました。 |
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バス(90元)に乗ると、1時間半ほどで基隆、瑞芳を経由して九分に到着です。台北から電車で行って瑞芳でバスに乗り換えていく方法もありますが、バスの運転手さんに九分に行きたい旨を伝えておけば九分で勝手に降ろしてくれるので倹約派&ぐうたらな人にはこっちのほうがお勧めです。 で、九分です。瑞芳から山道に入るとあたりは靄でまっ白です。九分は天気が変わりやすく、台北が快晴でも九分では雨が降っていることも珍しくない場所だそうです。ガイドブックにあるような見晴らしが眺められたらラッキーなのかもしれません。 |
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九分でのお食事はこれです。『九分傅統魚丸』の魚丸湯(画像右)と魯肉飯(画像左)、合計55元です。 魚丸湯は魚のすり身団子で、団子の中に豚肉等の餡が入っています。今回注文したのは綜合(デラックス)というもので肉入り団子、イカ団子、白身魚の団子の入ったものでした。あっさりとしたスープにぷりぷりの団子、本当においしいです。九分に行ったら是非お勧めです。 |
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魯肉飯は、秘伝のタレで煮込んだ豚肉をご飯にぶっかけて食べる豪快かつ味は繊細なご飯です。 次に行ったのが、芋団子のお店『阿柑姨芋圓』です。食べたのは温かい芋団子(35元)です。味は程よい甘さのおしるこにもちもちの団子が入ってこの歯ごたえがたまりません。 団子はタロイモ、サツマイモ、緑豆で作られているので見た目もきれいで、味も楽しめる一品です。 |
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それでは九分から台北に同じバスに乗って帰ります。 九分は台湾人にとっても人気のある観光地です。しっとりとした町並みなので、人があまりいない時間帯に行くのをお勧めします。僕たちは10時半頃九分に着いて、13時頃九分を発ったのでバスもお店も町並みもそれほど混んでいませんでした。帰る頃には多くの団体ツアーが来ていました。早い時間もいいですが、天気が良ければ九分の夕景を見に夕方来るのもいいかもしれません。 |
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台北に戻ってきました。とりあえず、ぶらぶら散歩しながら台北の街を探検です。忠孝復興駅から市政府駅までのMRTの3区間を歩きました。 左の画像は街中のスーパーで買った厚切りポテトチップス(18元)です。パッケージに書いてある鶏汁とはコンソメ味のようです。 |
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しばらく歩くと右側に世界一の高さを誇るショッピングセンターTAIPEI101が見えてきます。頂上の方は曇って見えません。 歩く途中には、国父紀年館、市政府などの建造物やスーパーや百貨店、本屋にドラッグストアなどたくさんあるので、歩くスピードで自分なりの観光をするのも楽しいですね。ただし、歩きやすい靴が必要です。 そして、TAIPEI101までの散歩の後はこの旅最大の楽しみ『鼎泰豐』に向かいます。小籠包で有名な鼎泰豐は、多くの観光客が必ず行くと言われるお店です。本店はMRT中正紀念堂駅の近くの永康街にありますが、今回はMRT忠孝敦化駅近くの忠孝分店に行ってきました。 |
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ここで、この台湾旅行の最大のポイントを言いますと、実は一日4〜5食いただいているんです。 と言っても、一回の食事の量は少なく、写真の通りの量を2人で食べました。いろいろな種類を食べるため、もっと食べたいという気持ちを抑えることが大事かもしれません。 ちなみに、本日の阜杭豆漿は8時半、九分傅統魚丸と阿柑姨芋圓は12時から13時、鼎泰豐は15時半、その次は20時、次の次は21時でした。 台湾旅行には『胃力』が必要だ!!! |
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それでは、『鼎泰豐』です。 来たのは日曜日の3時半、店内は7〜8割の混雑具合でした。お昼時や夕方以降はどれだけ混雑するのか考えるだけで恐ろしいです。 食べたのは小籠包(180元)、蝦仁炒飯(170元)、炒空心菜(150元)の鼎泰豐の鉄板3品です。 小籠包は、皮が薄いわりに肉汁が多く、口に入れて少し力を入れるとジュワーとスープがあふれ出します。肉汁の多さは写真を見てわかってもらえるかも。 上手な食べ方は、まず肉汁が溢れないようにお箸で小籠包を横から挟まず一番上をつまみます。次につまんだ小籠包をれんげにのせ、酢と生姜をお好みで加え、ヤケドしないように一口で食べましょう。小籠包から溢れるスープと酢と生姜の相性が最高です。小籠包もさることながら酢もうんまい!! |
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蝦仁炒飯は、これでもかと言うくらい海老が入っていました。日本のようなひとつふたつの海老がチャーハンの上に堂々とのっているんじゃなく、中にもたっぷりです。しかもぷりぷりです。海老の甘みとパラパラのご飯、ねぎの香ばしさ、これで白飯が食えそうです。 |
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そして炒空心菜は、ニンニクと空心菜、間違いなしです。炒空心菜を白飯にのっけて食べたい、そう思う人も多いはず。 ここで悲しいことに僕の台湾旅行を決定づける大きな心の事件が生まれてしまいました。 『あんなにおいしい小籠包が180元』←これが僕の台湾旅行の価値基準になってしまったのです。 |
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実はこの日、足ツボマッサージに行くつもりだったのです。しかし、30分600元の値段表を見た瞬間、僕の頭の中で足ツボマッサージ30分が鼎泰豐の小籠包3.3人前に勝手に換算されてしまい、足ツボマッサージを受けるのなら鼎泰豐の小籠包が食べたい→足ツボマッサージは贅沢だ、となってしまったのです。 しかし、よく考えると30分頑張って施術してくれる人に失礼な話です・・・。 |
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そして、鼎泰豐を出てからは少し早いですがお土産を探しにMRTで中山駅まで行きました。その間も台湾の人が屋台で何を食べているのか視察を怠りません。 中山駅でまず行ったのが欣欣百貨公司地下のスーパーです。ここでは会社へのお土産に牛舌餅を買い、近くの『李製餅家』では友人や家族へのお土産にパイナップルケーキ(鳳梨酥)を買いました。 |
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そして我が家用にもう少し歩いたところにある『新純香』でお茶を買いました。この店では試飲ができるので自分の気に入ったものを選んで買うことができます。日本語も通じるので安心です。今回は鳥龍茶、茉莉茶、東方美人を飲ませていただき、その中から焙煎のしていない生の鳥龍茶を買いました。また、この店では試飲中に出される茶梅やしいたけチップなどのお茶請けを買うこともできますので、ここで試食してからお土産用のお菓子を探すのもいいかもしれません。 |
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『新純香』のある中山駅から台北駅前を通ってホテルのある西門駅まで歩いて戻ってきました。 これだけ歩くとお腹が空きます。と言うかお腹が空いてくれないと困るのです。お腹が空かないと西門駅近くにある『阿宗麺線』の大腸麺線が食べられないのです。 |
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大腸麺線の味はと言うと、笑っちゃうくらい旨いです。これで40元。かつおだしのピリ辛でクセになります。ただし、パクチー嫌いの人は注文時にパクチーなしを希望しましょう。 その後は若者で溢れる西門町をぶらぶら歩き回り、そして本日最後のお食事は現地ガイドさんお勧めの西門町パラダイスホテル斜め前の『程意珍意麺』にやってまいりました。 |
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この店はかなりディープです。味はおいしいですがあまりお勧めはできません。日本語メニューがあるはずもなく、注文は勘頼みの指差し注文で、出てきたのがこの2品(合計90元)です。 上はワンタン入り乾麺です。ワンタンはぷりぷりですが、見てわかるとおりかなり大ざっぱな作品になっております。 下はレタスらしい青菜を麺を茹でるところで一緒に茹で、茹で上がったものにさっぱりした塩味系のスープをいれた大胆な作品です。 |
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念のため言っておきますが、おいしかったのは本当です。本当ですが何を食べたのかはよくわかっておりません。旅の醍醐味ってやつですか? |
それでは、本日までの台湾旅行超個人的おいしい食べ物ベスト5です。 |
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