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台湾旅行記〜食い倒れます〜
(2008年4月26日〜4月29日)

 

とうとう最終日がやってきました。
最終日といっても集合時間が8時半なので何もできません、普通は。
でも、でも、やり残したこと、いやいや、食べ残したものが多くて納得がいきません。誤解があるといけないので言っておきますが、食べ残しとは食べたいものが食べれなかったという意味で、出されたものは常に完食で、それは未練で、それは刹那で、それは演歌なのです。

  

◎◎◎ 4日目 ◎◎◎
 
暴挙の幕開けです。

その日の朝は雨でした。6時起きです。
朝っぱらからクネクネ変な体操をして内臓を刺激します。

2日目に洪記豆漿大王に行ったとき、朝っぱらから小籠包を頬張っている台湾人を見たのです。台湾では朝っぱらから小籠包を食べてもおかしくないんです!!!
 
洪記豆漿大王
 
で、いただきました小籠包(60元)と豆漿(15元)を。

ウンマイです。朝っぱらからでもウェルカム小籠包です。
鼎泰豐や明月湯包の繊細さはないけれど、値段が全然違うんでコストパフォーマンスたっぷりの小籠包です。

そして、ここで嫁がまず暴挙に出ました。
小籠包をしっかり半分の4個食べて、一緒に注文した豆漿も半分くらい飲んでいるのに、名残惜しいのか、食い意地が張っているのか豆漿をテイクアウトで追加注文してるんです。
 
洪記豆漿大王
 
しかし、暴挙はまだまだ続きます。

昨日食べた漢堡ともう一度、もう一度だけお目にかかりたかったのです。昨夜夫婦会議で決議されたのです。「明日のお昼ゴハン用に漢堡をテイクアウトしよう。冷えても構わない、構うもんですか!!!」と。

漢堡屋に行くと、昨日の店員さんが覚えていて昨日と同じメニューでいいか指差しで聞くんです。違う漢堡にしようと思ってたんです。ですが、ですが、そこは時間との戦いで、おまけに店員さんも忙しそうで、つい日頃の謙虚さと優しさを証明してしまいました。
 
漢堡と豆漿
 
急いでホテルに戻りました。最後の荷造りです。大半の荷造りは昨夜やっておいたので、あとは冷凍庫のブツをスーツケースに入れるだけです。

昨日迪化街近くのカルフールで買った冷凍花枝丸(イカ団子)を日本に持ち込むのです。暴挙です。保冷ケースがスーツケースから取り出され、保冷パックと花枝丸が冷蔵庫から取り出されます。我が子を遠い異国の地に旅立たせる切なさがこみ上げてきます。

がんばれ、花枝丸!!!
 
花枝丸 in 台湾
 
無事ホテルから送迎バスに乗り込みました。あとは時間との戦いです。バスはいくつかのホテルを周り、最後に残った台湾元を使わせようと免税店に立ち寄りました。

他のツアー客が免税店で財布を軽くしている頃、僕は近くのコンビニで暴挙の総仕上げです。台湾のコンビニおにぎりが食べてみたかったのです。持ち帰って日本で食べるのです。「嘉義鶏肉飯」味のおにぎり御購入です。

関係ないですが変なおにぎりがあったのでコンビニで写真を撮ってきました。「りんごカレ鶏肉」味です。英語にしたら、「apple,him,chicken」です。
 
台湾おにぎり
 
もう我慢の限界でした。

早く食べなければいけないと思ったんです。飛行機の液体持込制限でひっかかって係員に食べられる夢を見たんです、素鶏排漢堡を。空港のロビーです。潰れちまいました。冷めちまいましたのでバンズのふわふわ感とほのかな甘みが感じられませんがウンマイです。家で20秒位ほどチンして食えば良かったかもしれません。

しかし、ここに来て嫁の様子が変なんです。苦しそうな顔をしているんです。心配です、花枝丸が・・・。
 
素鶏排漢堡
 
そして、最後の機内食です。

お腹がいっぱいだったので焼きうどんを選んでみました。ウンマイです、特にかたわらのキットカットがっ!

ここで、さっきから苦しそうな顔をしていた嫁の苦痛の原因が判明です。無謀にも朝っぱらから小籠包を食べすぎたせいで胃がもったりしているらしいです。

8個あった小籠包。1個でも譲ればいいのに半分の4個を強く主張し頬張った嫁に天罰が下ったのです。
 
CXの機内食
 
そんな苦しげな嫁をニヤリながら無事帰国でーーーす。

苦しげとは言いつつ、京成線で鮪魚珍珠蛋堡を頬張っていた嫁に心配など必要ありません。
家に帰ってスーツケースを開けてみれば、花枝丸も若干ふにゃってまして、今回は保冷パック、花枝丸、花枝丸、保冷パックの順番でパッキングしてきましたが、次回は保冷パック、花枝丸、花枝丸、花枝丸、保冷パックで行きたいと早くも反省なのです。
 
花枝丸 in 日本
 
で、夕食は台湾のコンビニで買った嘉義鶏肉飯のおにぎりです。あのウンマイで有名な嘉義鶏肉飯の鶏肉飯風おにぎりが気軽に食べれるなんてサイコーです!

具沢山で、鶏油と醤油ダレがゴハンにしみこんでいて、このおにぎりをおかずに白米が1杯食べられそうです。

台湾から遠い異国の日本に連れて来られても海苔はパリパリで、ゴハンふっくら、具の鶏肉は大きく少しもっさりです。
 
嘉義鶏肉飯
 
ありがとう台湾!!!
 
嘉義鶏肉飯
 
で、最後にこの旅行の反省と課題。

反省は、阿宗麺線を大盛りでいただいちゃったこと、佳興魚丸湯で乾麺と魚丸湯を2個ずつ注文しちゃったこと。おいしいからって食べすぎたこと。次のことを考えて腹6分目くらいがちょうどいいかも。

課題は、食べすぎてしまって諦めてしまった料理と次回こそはご対面すること。州小籠湯包、香腸、貢丸湯、鴨肉扁、福州世祖胡椒餅などなど。
今回のおさらい。再会した料理店7店、新しく出会ってしまった料理店7店。五分五分がよろしいようで。。。
それでは、今回の台湾旅行超個人的おいしい食べ物ベスト5です。
 
順位(前回順位) 商   品   名   (商   店   名)
1(−) 明月湯包(明月湯包)
2( 1) 大腸麺線(阿宗麺線)
3(−) 魚丸湯(佳興魚丸湯
4(−) 鮪魚珍珠蛋堡
5( 2) 小籠包(鼎泰豐)
 

 

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