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台南・高雄の旅行記(4日目前半)
(2016年7月16日~2016年7月19日)



朝でーす、最終日の朝でーす。朝ご飯を食べたら高雄へ移動して、夕方ぶーんと成田の日です。

では、朝ご飯行ってみよう。
 
 
本当は昨日と同じ小璋碳烤輕食さんに行きたかったんです。

でも店名とは違って「軽食」なんてもんじゃないボリューム、本日の昼食は早めを予定してたんで泣く泣くあきらめ、昨日嫁が食っていた麥芽糖さんに便乗です。

嫁の注文は鮪魚堡(30元)、ワタクシは豬排堡(25元)、それと黒豆漿。豬排堡はお安いだけあって豚肉は薄っぺらなやつだけど、キャベツたっぷりで重すぎず朝食にピッタリ。食べ歩きにピッタリ。しかし炭火でもない普通の三明治屋なんで旅感はない。
 
 
 
朝食後はだらだら、10時過ぎバックパックを背負って出発です。さらば台南、悔い(食い)が残るのは、邱家小卷米粉と葉家小卷米粉。こんなにイカを愛しているのに・・・。

自強号 台南駅 10:21 ⇒ 高雄駅 10:54
 
 
チケットは一昨日買ったもの。

チケットカウンターで「7/19 台南10:21 高雄10:54 自強 指定 2票」、こんな感じの筆談。チケットを探してくれた駅員さんが指定席は取れないと言う。13時台の自強号なら取れるらしい。いやいやいや飛行機の時間あるんで立ってでもその電車に乗らないと。

で、座席は離れててもいいから指定席取ってよとお願いすると、しばらく予約状況の画面とにらめっこして渡してくれたのがこんなチケットだった。同じ車両、ただ座席が6と8。乗ってみれば普通に並んだ2座席でした。台湾人は優しいと思ってたのにちょっとショック。ただ台南から高雄は立ち客が何人かいたので早めに指定席取って大正解でしたよ。
 

 
高雄に着いて目指すはMRT鹽埕埔站。
 
 
牛肉麺屋の近くの高雄駁二藝術特區に微熱山丘が出来たっていうんで試食がてら行ってみた。火曜日のお昼前、きれいな店舗の前で愕然とした。

店舗内に客数ゼロ。入り口で、店員さんが「パイナップルケーキ、試食、試食」と手招きをする。たじろいだ。買う気半々だったから試食だけで逃げ出す空気はそこにない。我ら2人組に店員5名が立ち塞がる。裏にはもっと多くの店員が潜んでいるはずだ。しかしここで帰るわけにもいかず入店してみた。
 
 
お茶うまー。ここのパイナップルケーキの酸味が好きなんだよね。とか思いつつ、店員さんの動向をうかがってしまう。ワタクシたちのバックパックにはすでに30個の鳳梨酥様が。どうしようか考えて、「何個入り買おうか?」としらじらしい言葉を吐きながら、またあとで来る雰囲気を醸し出して帰ってきたけどな。


そして最後の一食(デザート除く)は一番はじめから決まってました。ここを食って帰国するぞ。港園牛肉麺館さんです。
前回、嫁が麺を持ち上げにくい箸に苦戦していることを知らず、「箸が進まない⇒好みじゃないんだ」と勘違いし、男気を見せほぼほぼ2人分食べたワタクシは、あとから嫁に真実を告げられ、ディすられ、再訪を強く望まれていたのだ。
 
 
注文は牛肉拌麺と牛肉湯麺、そう汁無しと汁有り。

ワタクシは汁有りが好きだ。汁無しに比べるとパンチはないけど食べていてバランスがいい。スッキリしたスープに、ほろほろの肉、最後まで飽きることのない一杯なのだ。
 
 
しかし嫁しかり多くのお客さんが支持するのは汁無し。
汁無しと言っても、麺の下に少量のスープがあって、そのスープに麺をあえて食べるんだけど、このスープが少ないがゆえに濃厚でパンチ力抜群の味付けで皆さま感服されるらしい。おいしいし、珍しいし、思い出になるんで汁無し派の気持ちはよくわかる。ワタクシもどっちか一杯しか食えないんだったら汁無しを注文すると思う。嗚呼矛盾だらけ。

あーおいしかった、とキラキラと満面の笑みで高雄の街中を歩くバックパッカーふたり。キラキラの正体が大汗だということをもうふたりは気にしない。


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