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高雄・台南・台北の旅行記(5日目前半)
(2016年4月29日~2016年5月5日)




 

2016年5月3日
 
おはよう台南。ワタクシはウルウルしている。台南を去る日が来たのだ。人生の苦味や、フルーツの甘み、ときには野菜の旨みをも教えてくれた台南、ありがとう。また来よう、それまでに遮光カーテン付けとけよ。

今日は、昨日の連得道餅家から喜得炭火燒三明治のコースに「レ点」を打って逆コース。しかも外帯で炭火感が消失したんじゃないか問題解決のため内用です。
 
 
注文は超保守派の嫁は昨日と同じ炭火焼の義式鮪魚三明治(ツナサンド)、ワタクシはよりいっそうのパンの甘みを求めてトーストからバンズへ、炭火を捨て辣酥雞腿堡。
ツナサンドの出来たてを食べて、やっぱり炭火はトーストのサクサク感よりも香り付けという名の調味料のお役目っぽいかな。辣酥雞腿堡はバンズにしてパンの甘みは増したけど、これはちょい辛のKFCのチキンフィレサンドっぽいぞ。炭火を楽しむのが日本人観光客のお約束事だったかもしれん。しかしサクサクたっぷりのレタスと少し甘めのマヨネーズでチキンフィレサンド台南版は安定のウマさなり。

ここ、ネギトーストなんかもあるし再訪する価値ありです。


腹もふくれて連得道餅家さんで味噌煎餅を買ってホテルでひと休み。台南から板橋までの高鉄は早割チケット購入済み。板橋に昼くらいに着きたい、そう着いたらすぐ食いたい、そういう時間の新幹線を予約しておいたのだ。新幹線の台南駅は台鉄の沙崙駅。まずはそこまで行きますよ。

台鉄台南駅 9:14 ⇒ 沙崙駅(高鉄台南駅)10:05
 
 
高鉄台南駅での乗換時間を利用して、改札外のセブンイレブンで新幹線のお供に依蕾特(Elate)のプリンお買い上げなり。味は何種類かあったけどプレーン。ここのプリンは贅沢にも水をいっさい使わないで作るらしい。これを買って新幹線乗車。

高鉄台南駅 10:37 ⇒ 板橋駅 12:04
 
 
あープリンの写真を撮りたい、早く撮りたいのに、新幹線の軽微な揺れにプリンがぷるぷるぷるりんちょしてブレまくってしまう。そう口の中に入れてもぷるぷるぷるりんちょ。濃厚でおいしいっす。カラメルもたっぷりんちょ。
 
 
もちろん、このプリンを食べ始めたのは台南駅を出発して、大きな川を越えてからであーる。

ぷしゅーぷしゅーっしゅ、新幹線の停車する音はこんなんでよろしかったでしょうか?板橋駅降車です。
台北に戻ったら龍山寺に行こうと思ってたので板橋駅で降りて、ここからMRT板南線で3駅目 龍山寺に向かいました。
 

 
龍山寺での参拝が目的なんです、本当です、「本気」と書いてマジです。
ただ行程の効率化を図るため、時間も12時半だったので龍山寺駅至近の艋舺阿龍炒飯でチャーハンを食うことにします。ここは台湾炒飯ランキングTOP10の第6位だったそうです。7位が高雄の阿成炒飯專賣店。6位と7位を食べに行くってどんなチョイスなんでしょうか?

無事効率的到着。店前には外帯か何人かが待っていた。言葉の壁があるという事前調査もあって、食いたいものを漢字でメモっておいたワタクシは店前の客をかき分け満席にかかわらず入店。店員さんの制止を振り切り、用意していたメモを店員さんに手渡すと、汗だくのワタクシの顔に威圧されたか、店員さんが空いたばかりの席を用意してくれた。日台問題にならないか心配になった(安心しろ、外待ち客はみんな外帯だった)。
 
 
注文はシンプルに蝦仁炒飯とあんかけ風の蝦仁燴飯黑胡椒。

チャーハンが出来るまでお替り自由の味噌汁をいただく。具だくさん、出汁の煮干も具の仲間入り。そして蝦仁燴飯黑胡椒の登場です。いやいやいやこのあんかけ雄叫びを上げたくなるほどウマいんですけど。白飯が玉子でクルルンパされて、そこに黒胡椒がピリリと効いたあんかけってズルイズルイ。

しかし蝦仁炒飯の底力にもっと驚いた。炒め具合が油っぽくないのにパラッパラ。塩加減抜群。シンプルなのに、パンチ力絶大の蝦仁燴飯黑胡椒を食ったあとなのに、味がまったくブレないんです。
 
 
もう鼎泰豊とか冠京華でチャーハンを食うのがバカらしくなってきたな、と熱く語っていたら龍山寺に着いてしまった。もう何度目だ、と思うくらい来てるのに正式なお参り方法をまだ知らない。
遠めに境内を眺める夫婦、でも正式なお参り方法を知ってても外国人が安易にお参りしていいものかワタクシは迷う。

しかし次に行く店は迷わない。
 
 
龍都冰果専業家さんです。しかしここにもマンゴーはない。食べる気もさらさらないんでオススメされた八寶冰を素直に注文。龍都冰果専業家と言えば八寶冰らしいっす。ってか客ほぼほぼコレ食ってる。

どーですか、白いテーブルに見栄えの悪い色をしたトッピングたち。はい、そのトッピングは8種類、小豆、金時豆、緑豆、ピーナッツ、タロ芋、白玉、芋丸(白いタロ芋もち)、脆圓(ピンクのタロ芋もち)。見た目を無視したラインナップは甘さ控えめでいろんな食感が楽しめてモチモチうまうまです。見た目損です。


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