ホーチミン・ムイネー旅行記(4日目)
(2015年12月29日〜2016年1月4日)
2016年1月1日 HAPPY NEW YEAR 朝6時に目を覚ましたのはクラブからのかすかな音漏れだけのせいじゃない。初老や、初老のせいや。 こっちの日の出は6時半くらいだということで爆睡中の嫁を放って、ビーチに初日の出を見に行ってみた。水平線に少し雲がかかっていてもパワフルな太陽には敵わない、そんな見事な初日の出いただきました。 |
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ビーチを少し歩けばパーリーピーポー、海にはタライ舟、ひとりおごそか気分のワタクシ。パリピポのディープキスの吸引力に圧倒されながらも、不確かな日々に潜んだ確かな今を、明日も明後日もずっと繋いでいこう、そう誓った朝、だったか。 朝食は連日のサンドウィッチ風バインミー。 |
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注文は卵と、前日はチキンスペシャルだったんだけどベトナムハム的なもの期待してポークにしてみた。 うーんハムじゃなくて豚バラみたいなやつを甘辛に炒めた感じ。これはこれだ。たっぷり野菜、しかも前日のこともあって最初っからトマトとキュウリを別添えでサービスしてくれる。お世話になりまーす。 本日の午前の部はスイティエン(妖精の渓谷)観光。レンタサイクル?歩き?タクシー?太陽のギラギラさに負けてタクシーで行く。マイリンのメータータクシーなり。 |
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スイティエン到着。スニーカーからビーサンに履き替えたけど裸足の方が断然いい。ひんやりした水に泥の感じが心地良くて、たぶんムイネーじゃなきゃ成立しない観光スポットだけどピクニックっぽくて楽しいぞ。 しばらく歩くと牛さん登場。小川の中に牛さんの糞も登場。そりゃそうだけど。 スイティエンあるある、ココロがきれいな人は妖精が見えるらしいよって言うヤツ。 |
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そんなスイティエンを後にして歩く。歩く。歩く。 ムイネー市場の近くに旨そうなカフェを見つけたんでその店に行く。ベトナムにいておいしいコーヒーが飲めないなんてヘビの生殺しですよ。 Milano Star、しょっちゅう来たくなる店です。そう5時間後に再来店してるし。 |
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午後はローカルバスに乗ってファンティエット中心部に行ってみた。 バスが来た。ホテルの近くにバス停がなかったので、適当な場所で手を振ってみた。なんとかなるもんです。車掌さんがいて行き先を告げて料金徴収。コープマートに行きたいって言ったのに、ロッテマートで半ば強引に下ろされる。 まあ別にロッテマートでも全然問題ないんですよ。暇つぶしですから。 |
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昼食はフードコートとかもあったけどなぜかピザハット。旅行中って時々こういうの欲するんですよね。安心するわ。 |
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その後はロッテマートでお買い物。やっぱりホーチミンのスーパーよりも格安。とは言っても、そんな差はないんでわざわざ感はないかな。まあ買いましたけど。 日本のアニメはここでも大人気。ドラえもん、クレヨンしんちゃん、ナルトはわかるけど、タッチって・・・。 |
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で、帰ろうとバス停を探していたらロッテマート前でムイネー行きのバス発見。バスに乗り込むと発車まで待てという。しばらくするとエンジンが掛かり、50m先のバス停で多くの現地人が乗り込んでくる。 もしかしてロッテマートがバスの発着場所で、待機中のバスに乗って待っていたのかもしれんな。 |
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夕食は前日も行ったBOKE Mr.CRAB。 注文はムイネー名産?の貝と海老をBBQで。その他に蒸したイカの炒め物と空芯菜とライス。 貝と海老のBBQはもう笑っちゃうくらいおいしい。次に来たイカの炒め物もイカが新鮮でもうプリップリッすよ。空芯菜は鉄板でしょ。 |
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しかし問題もある。BBQから15分経ってイカの炒め物が提供。全然問題ない。その後が来ない。それも空芯菜とライス。30分以上待って店員さんに言う。5分待って。そりゃ空芯菜とライスだ5分で十分だろ。 しかし来ない。違う店員を呼ぶ。会計ですか?アホか料理を早く持って来い。店員は不貞腐れてどこかへ行ってしまった。確実に使えない店員に声を掛けてしまったようだ。最初の店員を捕まえた。バツの悪い顔をして4分待ってと叫ぶ。さっきから1分短縮された。あと4回声を掛けないとダメなのか。 空芯菜とライスだ5分で出来るだろ。そんなことを繰り返し、他の客の苛立ちも最高潮で、隣の中国人なんか厨房から自分の料理らしきものを勝手に持ってくる暴挙に出た。 中国人には賛同したくないが、そのときはハイタッチしそうになったくらいだ。そして画像の時間で確認するとイカの炒め物から66分後に空芯菜とライスが提供されることとなった。しかし鉄板の旨さを誇る空芯菜、他の料理はなくともライスは悲しいかな進むのであった。 あの店に行くと、客は催促して皿を叩く子どもと化してしまうのかもしれん。お店滞在時間ノンアルコールで2時間弱。 帰り道、星を眺めた。前夜オールナイトだったクラブはひっそりと門を閉じていた。ムイネーの正月はクラブだけがお休みで、他の店は通常営業だった。そんな一年の始まりだった。 |
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