ダナン・ホイアン旅行記 '19-'20(3日目)
(2019年12月28日~2020年1月5日)



2019年12月30日(月)

朝っぱらからなんですが、バッフェって千載一遇のチャンスなんです。名言出たよ。

バッフェほどの料理数はないですが、本日のホテルの朝食の汁物がビーフシチューでした。普段はフォーとかブンモックとかなんですが、本日はビーフシチューだったんです。ビーフシチューをバインミーと一緒に食え、そう給仕人が言う。反してバインミーは食わなかったけどビーフシチューうまうま。


ベトナムのビーフシチューって牛肉の煮込み料理って感じであっさりでスパイシーでおいしい。食いたいものリストに漏れがちだけど、これは発見です。バッフェって千載一遇のチャンスなんです!!!

ちなみに焼き芋と甘々なケーキも朝から食ってしまった。




本日は午前中にダナンに移動します。もちろんGrab出動ですよ。いまだに手配するときに少し手が震えます。

ネットで誰か調べではベトナムの12月平均気温は、ホーチミン22度~31度、ダナン20度~25度だそうです。最高気温は6度くらい違うけど、最低気温はほぼ変わらないらしい。つまり服装で言えば、下半身はそのままで、でも上半身は1枚羽織るものを、って感じかな。
 
 
VN0120 ホーチミン(SGN)10:00 ⇒ ダナン(DAD)11:20


8ヶ月ぶりのダナンです。まずは昼飯でしょ。Grab出動です。と震える手でGrabの手配をするとすぐにドライバーが見つかる。ここまでは良い。しかし画面が変だ。ドライバーの位置が普通は道路上なのにあろうはずのないターミナル内を示している。GPSの異常だなと高を括る。ドライバーからのメッセージは来る。しかしクルマの位置が相変わらずおかしい。出会える気すらしない。もうキャンセルしようかと思った。

するとスマホ片手に走ってくる人がいる。Grabのドライバーさんだった。

謎は解けたぞ。ドライバーさんがGrabカーを空港駐車場に駐車して、空港ターミナル内で客待ちをしていたようです。しかしクルマでサッと来るはずが、ドライバーが走力でサッと来る時間は長く、その後駐車場まで歩いてクルマを取りに行く姿を見ていたら、次回のダナン空港ではタクシー利用だなと思う所存でございました。Grab料金65,000ドンなり。



そんなGrabで、バックパッカーの身なりでやって来たのはHA NOI XUAさんです。

ダナンでブンチャーを食う。ハノイやホーチミンではさんざん食えるのにダナン・ホイアンでブンチャー専門店ってのはほぼない。しかもこの店の営業時間は毎日4時間半、日曜日は休む徹底ぶり。前回のダナン滞在時はこのハードルの高さに平伏した。今回は最優先でやってまいりました。12時前でほぼ満席。2階に案内されたけどやっぱり満席で大人気なんだな。しかし侮るなかれ回転率はいいから満席でも全然OKですよ。
 

注文はブンチャー(45,000ドン)です。店頭のグリルを見ればつくねが香ばしく焼かれている。もう期待しかない。葉っぱはレタスが多め、ブン(麺)の量も立派だ。つけダレはやや甘めで、お好みでニンニクと唐辛子をどうぞですね。甘めのタレは許容範囲だったけど、唐辛子を入れたら味が締まってウマさ急上昇しましたよ。甘いものに辛味を足すという不合理のウマさだな。

しかもタレにはつくねと豚肉の香ばしさが相まって風味豊かでウマウマです。つくねふわふわ、パパイヤの量も多くて、たかがブンチャー、されどブンチャーでした。

営業時間が短いと商品がフレッシュ(作り置き感がほぼ皆無)だという説を提言します。



昼ごはんは食べた。ホイアンへのバス停はわざわざ遠い停留所と決めているぞ。そうそのバス停の近くにあるんだよな。

ダナンにもある。あるんだけどない。甘いものを欲したときに気軽に行ける店が。前回来たときはチャラチャラした店だと思った店が、テレビの旅番組を見ていたらベトナムスイーツの店として紹介されていたんで今回行ってみました。チャンフー通りにあるTAU HU XE LAMさんです。

しかもテレビの情報によれば、TAU HU XE LAMさんが扱うのはチェー的なものではなくて豆腐スイーツらしい。つまりカロリーに対する背徳感は薄れるというもの。まあ行くでしょう。
注文は訳もわからずスペシャル的なもの(27,000ドン)を。
 
 
はい、宝石箱登場です。豆花にプリン、ジャックフルーツやカラフルなゼリーがトッピングされたデザートですよ。そのままだと温かい豆花だけど、お好みで氷を入れて冷たく食うのもいいし、氷をガリガリして食うのもいい。氷はシロップの調整にもいいな。

プリンを含めてトッピングはどうかと思うけど豆花のウマさは間違いない。まさに台湾の豆花に近く食感はなめらか。シロップは甘めなんだけど生姜が効いていてさっぱりウマウマで感涙です。記憶が正しければこの旅行中に5回行ってしまいましたよ。
 



ここからはバスでホイアンへ。バス停はダナン大聖堂前。外国人価格が暗に存在するバスで、今回もボッタくられるのだろうか?DanaBusのホームページによれば正規料金は1.8万ドン。前回は抵抗するも荷物(スーツケース)代込みで、嫌なら下車しろと押し切られ3万ドン。今回も前回同様にまず2人で4万ドンを差し出した。荷物も少量だからどう出てくるか少々楽しみだったりもした。

いやいやいやこんなところで楽しんじゃダメでしょ。しかし半笑いで4万ドン出してみた。グランメゾン東京のキムタクばりに指が3本示される。嗚呼抵抗はむなしく空を切った。やっぱり6万ドンなのか。



ホイアンのバス停からホテルまでは、前回は逆区間だったけど暑さもあってGrab利用でした。今回は涼しい。ホテルまでの中間地点には、前回気になって、肩透かしにあったDaking Caféがある。歩いた。ホテルの場所にもよるけど結構歩く人は多い。
 
 
そんな道中、当たり前のようにDaking Caféに寄ってしまうでしょ。

外国人が珍しいのか、常連しか来ないのか、メニューが奥の奥の方から登場する。やっぱりローカル御用達と目論んでいた通りメニューの価格帯は安い。言っちまえばベトナムでココナッツコーヒーと言えばのコンカフェ CONG CAPHEより大幅安の大幅増量だぞ。

はい、ココナッツコーヒーとマンゴー&パッションフルーツのスムージーを注文しましたよ。
 
 
マンゴー&パッションフルーツのスムージーは冷蔵庫から直行のもちろん搾りたて。
啜ってみたらパッションフルーツの酸味が強めだった。たぶんマンゴーがあんまり熟していなかったのかな。でも加糖してないってことですよ。

そしてホイアン滞在中何杯飲んだかわからないくらいハマってしまったココナッツコーヒーですよ。
これは飲み物なのか?デザートなのか?風味最高で量も多いので笑いました。大笑いですよ。





ホイアンのホテルは5月にお世話になった宿。リピートするくらいいいホテルかというと他のホテルを冒険するほど悪いホテルじゃなかったから。ネガティブです。
強いて言えば自転車レンタルがある。お姉さん(但し人妻)がカワイイ。こじんまりしているから団体客が来ない。韓国人と中国人の口コミがない。以上です。

しかし時は残酷だ。待ち構えていたスタッフは同じ人妻でも別の人妻。5ヶ月前から勤め始めたらしい。あなたたちのことはオーナーから聞いているわよ。しゃべり方は冷たい。顔は笑っていても目は笑っていない。中国の華春瑩報道局長をもっとオカルトにした感じ。怖い。きゃー助けて!やっぱり目が笑うことはない。



 
 
ホイアンに到着して早々に食べるものは決まっている。最初っからハシゴ前提ですが。

まずはバインミー・フーンさんでウマさの確認作業でしょう。前回2回来店してるんで3回目です。相変わらず混雑している店頭を抜け店内で食べますよ。持ち帰りもいいけど、あの行列に並んでまで食うつもりはない。そして注文は定番のタップカムではない。バインミーチキン(25,000VND)と嫁のカオラウです。
 

バインミーチキンうまうまだな。余計な味付けはなくてチキンとチーズの塩分がひしひしとおいしい。
塩気が強いけどそこはフレッシュオニオンの出番なんだな。脂っぽさがなくてシンプルに旨いです。バゲットは変わらず軽くて美味い。さくさく。

味変にチリソースを掛けてみた。味が締まる。でも掛けない方がチキンとチーズの旨さを堪能できるね。
 

カオラウは麺のモチモチ感がいい。トッピングはチャーシューに揚げワンタン、ネギ。これをぐちゃぐちゃに混ぜ混ぜして食う。タレは濃い目で麺によく絡む。

ややコッテリかと思ったら、そこにライムを絞ればさっぱりですよ。おまけにスイートチリも入れてみた。スイートチリって辛味を足すイメージなんだけど、さっぱりさせるから不思議です。



小腹も満たされたところで夜ごはんⅡに行きますよ。
ホイアン市場の一角にある偽物のバインミーフーンさんに行ってみました。どうも夕方から営業するらしく前回は空振りに終わり、今回も営業時間が怪しかったので食べる気はなかったんだけど営業していたらGOでしょ。
 

世間的に偽物と言われているだけで真意は知らん。
でももし人気店に便乗してたとしてもおいしければいいのだ。
注文は玉子のバインミー(20,000ドン)です。牛肉と玉子のバインミーが人気のようだけど好きなもんを食うぞ。
 
 
同じものを食っていないから比較はできないけどこっちのバインミーは丁寧に作っていてボリュームはある。混んでいないのもいい。味は全然有りだけど、別に来なくてもOKって感じ。

店頭のテーブルで食べていたら、10人以上の団体客がご来店です。ローカルツアーのコースになっているみたい。ローカルガイドが連れて来るってことは意味深だけど、営業時間と市場内の立地を考えると思いっきり観光客狙いなのかもね。でもおいしいよ。





ニセモノのバインミーフーン(仮)さんのあとは迷わずここですよ。マダムカーンさんです。ここのベジタリアンのバインミーが大好きなのだ。もうデザート感覚で毎食後に食ってもいいくらい好きだ。まあ飽きたらそう思わないけどな。

注文はベジタリアンのバインミーです。各20,000VNDなり。
 

ベジタリアンのバインミーの中身はトマト、玉子焼き、チーズ、パクチーなどの香草類。そうパンチがない。花もない。飾る言葉もない。そう普通の野菜サンドなんだけど、野菜の旨味とか温められた米粉のバゲットの軽さとかサクサク感が堪能できて好きなのだ。

マダムカーンさんの中華テイストのソースもよく馴染んでいて最高だな。毎日食えるバインミーだな。

ちなみにこのホイアン滞在中にマダムカーンさんのベジタリアンのバインミーを何本食ったか、それは異常値だ。
 
 
食後はホテルでマンゴー三昧。

バインミーフーンさんに行く前にホイアン市場でカットマンゴー確保しちゃったんだよね。シーズン的にどうかと思ったけど、お正月のホイアンでもマンゴーは十分熟しておりましたよ。



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