トップページへ

【外  貨】


最近は金利の高さばかりが目立って注目され続けている外貨投資。銀行も低金利の円預金では商品が売れないため、一斉に外貨預金を売りまくってますね。

僕たちのような極東に育った人間には外貨は投資対象でしかありません。しかし、外貨が身近にある人たちにとって外貨は生活そのものです。

例えば、毎週アメリカに出張するカナダ人にとってはドル安の時のドル買いは金券ショップで商品券を買うようなものかもしれません。

物価という要因を考えなければ、外貨建て商品は単なるハイリスクハイリターン商品でしかありませんが、為替相場が国内物価に及ぼす影響を考えれば外貨建て商品は有力なインフレヘッジ商品となるわけです。
 
 
種 類 商 品 内 容 メリット デメリット
外貨預金 米ドルのほかユーロ、英ポンド、豪ドルなどの通貨がある。日本円をそれぞれの外貨に換えて預け入れ、円に戻して引き出す預金。 通貨により異なるが、円預金よりも高金利。外貨のまま引き出すことも可能。 為替相場次第では元本割れのリスクも。円高で買って、円安で売るのが基本。
外貨債券 海外で発行される債券。円建て外債、外貨建て外債などがある。外貨建てでは、定期的に利息が受け取れる利付債、利息分が差し引かれて発行されるゼロクーポン債がある。 比較的高利回りで、償還まで待てば額面金額が受け取れる。外貨建ての場合、為替差益も狙える。 発行体の破綻、価格変動、為替の3つのリスクがある。発行体の信用リスクは格付けを参考にした方がよい。
 
 
【僕の考える外貨投資の3つのポイント】
 
@売買の時期
上にも書いたように『円高で買って、円安で売る』。これが絶対条件です。
 
A長期保有は危険?短期で勝負
知り合いにオーストラリアドルの長期保有で得している人がいます。また、新興外貨で値上げを待つ(プチバブル狙い)人もいます。

しかし、基本的には短期がオススメ。銀行や証券会社は外貨によっては年利10%なんて言うけれど、仮に一年後、円が15%高くなったら損しますよね。将来の為替なんて誰も約束してくれません。ちなみに新興外貨狙いの人は数年前南米のどこかの外国債を買って、何十倍にしたあとすぐさま紙切れになったことがあります。

長期保有をするなら安定感があり、日本の景気に連動しない外貨を選びましょう。
 
B外貨手数料が大事
外貨取引には、円から外貨に換えるときはTTS、外貨から円に換えるときはTTBという売買手数料が発生します。どうせ外貨投資するなら安いほうがいいに決まってます。安い金融機関を探しましょう。

僕のオススメはソニーバンクオリックス証券です。ドルやユーロなど取引量が多い通貨ほど比較的手数料は安く、オーストラリアドルやニュージーランドドルなど比較的流通量が少ないと手数料が高い傾向にあるようです。
 
僕の外貨投資の成績表は【外貨預金運用状況】
【株式運用状況】
【投資信託運用状況】

トップページへ