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ホイアン・ダナンの旅行記(3日目)
(2019年4月27日~2019年5月5日)



 

ベトナム3日目は目覚ましで起きる。ミーソン遺跡へのツアーに参加します。4時半集合です。日中のツアーのほうが一般的なんでしょうが、暑さと混雑を考えて早朝出発を選んでみました。

ツアーは日本からネットでシンツーリストに申し込んでおきましたよ。ホテルまでお迎え有り。早朝のツアー参加者だけに皆モチベーションが高めで遅刻者皆無。順調に鮨詰めのワゴン車でミーソン遺跡まで1時間程度でした。

そう5時半にミーソン遺跡のゲートに到着。ミーソン遺跡の開門は6時。ここでツアー代金に含まれている朝食(サンドイッチ)が配られた。袋を開けて失笑。
 

サンドイッチの中身を開いて大爆笑。朝の5時半から大爆笑できるなんてサプライズすぎるだろ。そうパンにはマーガリンだけが塗られている。同梱のバナナと茹で卵を見やる。貴様はバナナサンドイッチ派?玉子サンドイッチ派?と訴えかけてくるぞーーー!
 

6時ちょうど、ミーソン遺跡開門と同時に入場。遺跡群まではカートで移動できるので楽です。

ミーソン遺跡とは乃木坂46「ジコチューで行こう!」のMV撮影地です。ってそうだけど、改めてミーソン遺跡とは、1999年にユネスコに登録された世界文化遺産ですね。四方を山に囲まれ、チャム族が築いた王朝『チャンパ王国』時代の聖地で、当時は限られた人しか近づくことができなかった神聖な場所だったらしい。
ベトナム戦争でアメリカ軍の空爆に合うも、今でも一部の建造物が残っていました。それがミーソン遺跡、世界遺産という観光資源ですね。カンボジアのアンコールワット同様に修復作業も進んでいましたよ。
 

ホテルに戻ってきたのは9時過ぎ。
帰ってきた足で朝食をいただきました。この日もフルーツ目当てのオートミール食。
 

お隣りのテーブルではイギリス人が食事をしていて、彼は所謂西洋風の朝食だったんだけど、そこでフルーツとパンケーキが全てのメニューに付くらしいことが発覚!!!

ここの朝食はカオラウ、ミークワン、フォー、西洋風、オートミールなどから前日に注文しておくタイプなんだけど、フルーツが全てに付くならオートミールにこだわる必要なしでした。
 

ホテルで少し休んで、12時、自転車をクアダイエリアまで走らせた。昨日ヒマつぶしに目星を付けておいたシーフード店A Roi Seafood Restaurantさんに突入です。ってか12時過ぎでこの店は満席、両隣りの店は閑散なのは謎です。

満席で、しかも客の甲殻類をむさぼり食う姿に圧倒されて一瞬ひるむ。そこに店員さんが「ここ、ここ来なさい」と麺置き場だったところに場所を作ってくれた。もうこれで逃げられん。

注文はハマグリのレモングラス蒸し、ホタテのネギ油焼き、空心菜、白米。
 

まず空心菜がやってきた。そのボリュームにマッチ箱を横に置きたい衝動に駆られる。普通にウマい。
次にホタテのネギ油焼きがやってきた。うーん薄々気づいていたけど、やっぱりムイネーでよく食ってたやつと別もんだな。こっちのネギ油焼きってナッツの主張が強くてネギ油の風味が負けちゃってる感じがする。もうこれは先入観が邪魔しちゃってる話で、初めて食う人にはこれぞネギ油焼きなんだろうな。

そして本日の主役ハマグリのレモングラス蒸しが白米を携えてやってきた。たっぷりのスープをすすってみた。はい、おいしい確定!

ハマグリの身はぷっくりしてて火はしっかり通っているのに硬さなんて全然なくてプリップリ美味しい。スープはハマグリの旨味にレモングラス、ショウガ、唐辛子が効いていてクセになるやつ。これってスープ料理なのか?そう思った。汗だくで食いましたよ。最高。
 

ホイアン旧市街まで戻って再度ホイアン市場の偽物バインミーフーンさんに行ってみた。本日も絶賛連休中です。



ホテルに戻る前に嫁の趣味を遂行すべきカフェ巡りへ。今回はおっさんセレクトのカフェPhin Coffeeさんです。隠れ家のような店構えですな。
 

おっさんセレクトなカフェだけにおしゃれな瓶の水と、焼肉松葉の湯飲み登場?

焼肉後のほうじ茶を何杯注がれただろう器も、ところ変わればお洒落なわけですよ。同じ日本人が見たらおっさんが湯飲みで焼酎を呑んでるように見えたかも。

そんなおっさんが注文したのはホームメイドヨーグルトとココナッツコーヒー。
 

ここはいいぞ。コーヒーがウマい。ヨーグルトもウマい。いい風が吹いている(錯覚)。雰囲気もいいんで落ち着いてだらだらしてしまった。他のメニューも気になるしリピしたいくらいだ。いやいやいや、おそらく数カ月後に来るな。





空腹はやってこなくても、光陰矢の如し。夜ごはんの時間だ。


アジアに来てもハンバーガーとピザとフィッシュアンドチップスばっか食ってる欧米人は損をしていると思った。ベトナムに来て、ホイアンに来て、タイ料理屋のThai Marketさんのテーブルに座っている我が家も損をしているのかもしれん。やや後ろめたさも感じている。
 

注文は干しエビのソムタム、トムヤムクン、空心菜炒め、もち米です。タイ料理屋での注文はほぼこれ。

まず干しエビのソムタムが登場。鮮やかな色の青パパイヤに、たっぷりの干しエビ。この干しエビが食感、風味とも豊かでソムタムの辛さに負けない主張がすばらしい。

次にトムヤムクン登場。来た時にちょっと失敗かと思った。色合いに赤みがなくスッキリしたクリアタイプのものかもと。でも食べて満足、しっかりコクがあって濃厚なスープでウマウマ。具材はエビ、トマト、キノコなどなど。

ここまででも十分おいしいタイ料理屋さんだと思ったけど、空心菜が来てちょっと感動した。お値段はほぼ同じなのにランチで食った空心菜の量はこの2倍はあった。だから見た目はショボいとさえ思った。それなのに食って感動ですよ。こんなに空心菜のことを考えて炒めたものを食ったことがないとさえ思ったぞ。こんなシャキシャキ、瑞々しい空心菜炒めがあったなんて。

そんなわけで空心菜をよく考える一日でございました。
 

ホイアン旧市街を歩く。時間はまだ19時前だった。このままでは夜中空腹で眠れない。そう意を決して、本日も懲りずにバインミーを買いに行ってしまった。バインミーフーンさんほどじゃないけどホイアンで有名なPhi Banh miさんです。

フジノさん作の日本語メニューがある店ですよ。来店動機を言いましょう。ワタクシ、アボカドが大好きなんです。知っているベトナム語はシンチャオ(こんにちは)とボー(アボカドor牛肉)のみ。ここのメニューにはアボカドがトッピングできるとか。ただアボカド愛好者は正直に申し上げます。アボカドは味を円やかにブレさせるので食材本来の旨さを損なわせる可能性がございます。チーズほどの謙虚さを希望します。
 

注文はフジノさん曰くベトナム風サンドイッチ(Traditional Vietnamese)。アボカドに翻弄される具材たちは豚肉、ハム、パテ、キュウリ、ナマス。そしてアボカド。サックサクのバゲットを頬張れば、笑った、大笑いした。

アボカドで全体的な味がクリーミーになってボヤけると心配していたら、アボカドが謙虚で、他の食材ともいい絡み方をしていてウマウマですよ。アボカド自体もニョクマム(魚醤)とマッチしていい感じ。アボカドトッピングがある以上、ワタクシはこのバインミー屋さんに再訪する可能性ありありです。
 
 
19時過ぎ、この時間に帰ったらホテルの人に心配されるかもと余計な思いがよぎる。

杞憂に終わった。ホテルの門番(バカ息子)はテレビを見ながら爆睡中だった。
 


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