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ケニア旅行記

(2007年7月27日〜2007年8月5日)

 

 

★ 準備編@ ★

■ケニア旅行を成功させるコツ
 
 
ケニア旅行を計画するときに一番大事なことは、旅行する時期にもよりますが旅行会社に申し込みをするタイミングかもしれません。気候、治安、持ち物などいろいろ大切なこともありますが、チケットが取れなければ何も始まりません。
ケニアはフライトもそうですが、宿泊先が極端に少ないので早めに旅行会社に申し込むことをお勧めします。
ちなみに、僕は12月(7ヶ月前)に申し込んで、2月(5ヶ月前)に確約を貰いました。旅行代理店の人が言うには、混雑期は旅行代金が発表されてからでは遅く、早い人は一年以上前から予約をするそうです。

と言っても、旅行代金が発表される前から予約するのは不安ですので、出来れば一年前の同時期に多くの旅行代理店で旅行代金を比較するといいと思います。多少遅れても旅行代理店によっては前年同時期の金額を教えてくれるところもありますのでお願いするのもお勧めです。

また、申し込んでも確約を貰うまではそのままにせず、時々は旅行会社に質問や予約状況などを問い合わせるなどして繋げておくと、旅行会社からの心証も良くなり優先してくれるようです。
旅行会社に申し込んでいる人の中には旅行会社の二股をかけたり、予定もしっかりないまま予約だけ入れて勝手にキャンセルする人もいるので、そういう人とは違うことをアピールするのもいいと思います。
 
■ケニア旅行、僕たちの場合
 
 
ケニアに行こうと決めても、僕の場合多くの問題がありました。まず、今度の夏休みでいいのか?という問題でした。ちょうど原油高が影響して航空運賃に割増料金が加算され割高だったのです。原油高が落ち着いてからでも、と考えましたがケニアの国立公園の入場料やホテル代は年々上昇傾向にあり、逆に野生動物は減少する一方だったので、無理してでも早く行こうと思いました。

次に最も大事なプランニングで迷いました。日本からのツアー、現地ツアー、いろいろありますが自分たちが何がしたいのかを多くの旅行記を参考にして考えました。どの公園に行きたいか、どのホテルに泊まりたいか、何回ゲームドライブをしたいか、もう考えることがたくさんありました。結局僕たちが最優先に考えたのはサファリ中の車でした。他のツアー客との混載車だと、自分たちの望む動物が比較的見れないなら、わがままが言える専属ドライバー付きの現地ツアーがいいと考えました。

それを決めてしまえば後はトントン拍子に話が進みました。専属ドライバー付きということで、国内移動はナイロビからずっと車で移動することになり、団体ツアーではないのでホテル選びも公園選びも全て自由でした。

専属ドライバーの難点を言えば、公園間の移動に時間がかかることと、ドライバーとの相性くらいかもしれません。僕たちの場合はマサイ・マラ国立公園以外に興味がありませんでしたし、ドライバーに関しても、上手にコミュニケーションを取ってしっかり主従関係を守れば彼らもプロなので問題はないと思いました。
 
■カメラはどうする?
 
 
僕が次に悩んだのはカメラ選びでした。持っていたカメラは4年前に買ったコンパクトデジタルカメラ。310万画素、手ぶれ機能なし、望遠は気持ち程度。ケニアに旅立つ前に買い替えたいと思いました。

どんなカメラが必要なのか、まずケニアの旅行記を参考にしてみました。経験者の意見こそが一番参考になるのだ。そして、ほとんどの経験者が一眼レフカメラ、望遠は最低でも300mm程度、手ぶれ機能は必要、シャッタースピードも大事と書いていました。しかし、僕としては仰々しいカメラは必要ないし、ケニアから戻った後のカメラ使用頻度を考え、多くの妥協を重ね非一眼レフカメラを購入しようと思いました。

しかし、実際触ってみて、店員さんとよく相談してこんなデジタル一眼レフカメラを買ってしまいました。機種はオリンパスのE500、800万画素、レンズは14−45oと40−150o(35o判換算で28−90o、80−300o)です。ケニアにはコンパクトデジカメも持って行きました。

ちなみに、記録メディアは4GBのマイクロドライブです。
 
デジイチと広角レンズ
 
望遠レンズ
 
コンデジ
 
■旅行会社の選び方
 
 
僕たちが旅行会社の選んだ理由は次の通りです。
  1. ツアー内容
  2. 専門性・手配力
  3. 見積もりや問い合わせに対する対応
  4. 旅行代金
まず、前にも触れたように混載車でなく専属ドライバーのツアープランを用意している複数の旅行会社をまずピックアップしました。また、多くの旅行記から過去の渡航者が利用している旅行会社もあわせてピックアップ。
次にそれらの旅行会社にとりあえず見積もりや問い合わせをしてみました。ケニアは旅行先としてはメジャーではないので、実績のあまりない旅行会社も少なくはありません。場合によっては、下請けの旅行会社に丸投げの会社もあります。メジャーな旅行先でないぶん、旅行の相談に気軽にのってくれるような会社、つまりはケニアに詳しい会社をこのメールのやり取りで見極めるのも大事かもしれません。
最後に旅行代金ですが、旅行代金は安いほうが良いに決まっていますが、多くのプランを比較検討して、自分が納得できるものを探すのがベストかと思います。
 
ケニア旅行を成功させるコツで、12月に申し込んで2月に確約をもらいましたと書きましたが、実はこれは正しくありません。正確に言えば2月に確約をもらったのは、1つのサファリ中のロッジをのぞく全行程のものでした。そして最後まで確約をもらえなかったロッジ(マラセレナロッジ)の確約をもらったのが6月始め、半年後でした。
この間、旅行会社からはマラセレナロッジは人気があり、ピーク時に予約を取るのは難しいので違うロッジを提案してきました。旅行会社に少しあきらめの気持ちを僕は感じ取りました。旅行会社がお客様に対してむらのあるサービスを提供するとは言いませんが、旅行を申し込む側が旅行会社にしっかり気持ちを伝えることも大事なのだと思いました。僕はマラセレナロッジに泊まりたいことをメールではなく、直接電話をして話しました。普段のやり取りがメールだけだったので、結果的にこの電話が旅行会社に与えたインパクトは大きかったようです。

今回お世話になった旅行会社はタマシャ・アフリカです。本当にお世話になりました。担当してくれたダニエルさんは日本語ペラペラで日本人よりきれいな日本語を操り、メールのやり取りもかなり美しい日本語でした。ポレポレなケニア人なのに、きめ細かいサービスと迅速な応対でとても驚きました。
  



 

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再びのケニア旅行記(2010.8)