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チェンマイ・バンコクの旅行記 '19(1-2日目)
(2019年8月9日~2019年8月18日)



 

2019年8月9日(金)

脳天から尻までヘリウムガスを詰め込んだようにワタクシは浮かれている。

あっ本日はお日柄も良く普通の金曜日でございまして、強いて言えば、多くの人にとっては夏休み前日の目出度き日でございまして、まあまあまあ連休明けには元気な姿で再会いたしましょうなんて思うこともなく、時計の針ばかり見ていた。正確に言うと、デジタル社会なんで、時計に針はない。嘘でした。嘘と言えば、いやー今年の夏休みは(お土産を買ってくるのが面倒なので)家でゴロゴロですよ、という嘘を付ける状況にはない。そうだ、会社にスーツケース持参で来ているのだ。バレバレであーる。

成田空港に到着したのは20時前、ここで本日会社を半休した嫁と合流した。同じくヘリウムガスが満載されている嫁の鼻息も荒い。
 
 
MH71 成田(NRT)21:40 ⇒ クアラルンプール(KUL)4:10

所要時間7時間半、マレーシア航空のエコノミーの機内食はこんな感じ。チキンとシーフードからの選択でシーフードをお願いしてみた。普通にウマかった。

深夜便だけに機内食は夕食と朝食の2回出て、出発時間と到着時間を比べてどっちが軽食かなと思っていた。思いは届かない。機内食は夕食の1回だけでした。
噂によると、マレーシア航空の機内食は多くのイスラム教徒に配慮して豚肉を一切使用していないらしい。
 

おっと今回の旅行先はチェンマイです。
なのにマレーシア航空とは物好きの極み。タイ航空とかエアアジアとかもあるけどマレーシア航空が最安で、時間も悪くなかったんでグルっと遠回りすることとなった次第でございます。
 
 
 
2019年8月10日(土)

クアラルンプール(KLIA)に到着して、ここで小さな冒険が始まる。

乗り継ぎは同じターミナル内で乗り継ぎ時間は5時間弱。それなのに到着ターミナル(KLIA)からLCC専用のKLIA2まで行って、買い物してKLIAに舞い戻ってくる、これが小さな冒険です。

欲しいものは決まっている。過去に2度、KLIA2利用時に買い物してるから迷いもない。冒険というのは大袈裟なくらいだ。留意すべきは目的のJaya Grocerが6時開店な点、マレーシアの出国審査があるから1時間前の8時には戻って来たい点、移動手段はKLIAエキスプレスと無料シャトルバスを使い分ける点かな。
 
 
まあ余裕ぶっこいて、KLIA2のオールドタウンコーヒーで寛いでみた。正確に言うとスーパーの開店時間待ちだった。

読書なんかしている。最近旅行中に文庫本を一冊読むことを無意味に自分に課している。今回のお供は三浦しをんさんの『舟を編む』。買い物も順調、結局帰りも時間があったので無料シャトルバスでKLIAまで戻ってまいりました。ここでの買い物でワタクシのほぼ空っぽだったスーツケースの容量が6割埋まる。
 
 
MH784 クアラルンプール(KUL)9:05 ⇒ バンコク(BKK)10:15

KLからバンコクまでのフライトは機内食あるんでしょうか?所要時間1時間強ですし(←このときタイとマレーシアに1時間の時差があることに気付いていない)。でも国際線ですし。はい、いただきました。ナシレマです。

マレーシア航空に乗ったら機内食はナシレマにしておけ!そう思いました。機内食に付いているおつまみ的な小袋をナシレマにぶっかけて食う。小袋の中身はピーナッツとアンチョビ(小魚)なんだけど食感と香ばしさが付加してウマウマでした。
 
 
バンコクでの乗り継ぎ時間は3時間弱。スワンナプーム空港内での乗り継ぎだけど、イミグレーションも通過しないといけないし、一旦荷物をピックアップしないといけない。日本からバンコク経由チェンマイ行きだったらトランジット専用イミグレーションを利用して楽々できるのに、マレーシア経由で荷物がスルーされないから少々慌ただしめですよ。

スワンナプーム空港のイミグレーションの混雑具合は、ツッコむと、
最盛期の表参道のティラミス屋かよ!!!でしょうか?
 


入国審査後、時間もあったので、5日後にバンコクに戻ってきたときに利用するエアポートリンクとBTSのワンデーチケットの割引クーポンを空港内のKlookで確保しておいた。

その5日後に確保のほうがいいじゃねえかという話もある。せっかちなのだ。
 
 
TG110 バンコク(BKK)13:10 ⇒ チェンマイ(CNX)14:20

バンコクからチェンマイまでタイ航空を利用するのは3回目なので、もうこの客室の違和感はわかっているぞ。そして機内食の内容もほぼ同じホットスナックなのが笑えました。笑えるって幸せなんですよね。
 
 
旅行前、チェンマイ国際空港からサンティタムのホテルまではエアポートタクシーかGrabか迷っていたら、最善策を見つけ出した。そう、ホテルに到着したらすぐに徒歩10分のニマンヘミンのレンタルバイク屋さんに行くつもりだった。あっレンタルバイク屋さんに直接タクシーかGrabで行った方が安いよね。おまけに早い。
そうだそうだ!と盛り上がっていたらレンタルバイク屋さんから徒歩2分のところに空港からの循環バスの停留所があった。前回バスにはもう乗らんと誓ったことは忘れ、迷わずバスに乗った。

しかし旅は理不尽だ。バスに乗ってすぐにスコールがやってくる。
 
 
目的地が近づいてもスコールは止む気配はない。バスの中でスニーカーからサンダルに履き替える。途中の雨宿りできそうなところで降車してタクシーを待とうか?チェンマイ市内で流しのタクシーを見つけることは想像できなかった。巡回バスだけにこのまま空港に戻ってエアポートタクシーでホテルに向かい直すか?悩んだ。詰った。小銭をケチった自分自身が大嫌いだ。

自暴自棄に身を任せ、予定通りのバス停で降りようとした。すると幸運にも雨が止む。サンダルの足が水たまりに浸る程度で済んだのは楽天家の嫁のおかげであーる。

しかし想定外なことは続く。想定が甘すぎる説が有力だ。レンタルバイク屋に行って、今まで1台のスクーターで大きな荷物を運んだり、5人同乗する家族を物珍しく眺めていた夫婦は、1台のスクーターに2人2スーツケース2リュックスタイルでホテルに向かうはずだった。向かえると疑わなかった。それなのにスクーターの足元が案外狭すぎてスーツケースが置けない事態発生です。想定が甘すぎる説確定です。
 
 
しょーがないからスーツケースをひとつバイク屋に残し、運転するワタクシがリュックを前に背負い、横から見れば、リュック⇒ワタクシ⇒スーツケース⇒嫁⇒嫁のバッグの並びでバイクを走らせた。しかし想定外なことは続く。カーブを曲がるたびに、ハンドルとワタクシの間に挟まれたリュックサックがその距離の圧迫に押され、高らかにバイクのクラクションを鳴らすのだ。カーブを曲がるたびにぷー、ぷー、ぷーだ。そう思ってバイクを走らせていたら、ホテルの前で、到着を告げるぷーが鳴り、カーブを曲がる時ではなくブレーキを掛けるときにぷー、ぷー、ぷーだったことが発覚した。

ちなみにスクーターをレンタルしたのはMango Bikes Rentさん。過去1回目はスムーズで、2回目は1回拒否られたんで(のち借りることができた)、今度は用意周到で過去の画像を携えて行ってみた。この旅行前、改めてマンゴーバイクレントのホームページを見たらしっかり書いてありました。初めての人お断りって。


そしてこれが今回お世話になるスクーター君(晴れの日撮影)です。1回目はメーサーエレファントキャンプに行きました。2回目はドイステープ寺院に行きました。今回は遠出のご予定はございませんの。
 
 
ホテルで落ち着き始めたのは16時頃。長い行程でした。安いチケットに目がくらみクアラルンプール経由を選んだことに微塵の後悔もないぞ。だって自称節約家ですもの。そして2時間余りの安息(ずっとスコールで出掛けられなかっただけ)。



雨も止み、この旅行中一番楽しみにしていた店に行ってみた。イサーン料理でも、カオソーイでもない。普通のごはん屋さんAunt Aoy Kitchenさんだ。普通とか言ちゃったけど料理人がホテルの出身らしい。旅行早々に来たのはリピしたくなるかもと期待の高さですよ。
 
 
注文はイカのパッポンカレー(45B)、トムヤムクン(70B)、イカのガパオ(45B)です。
雰囲気的には家庭的な味なのかななんて思ったら本格的な味でウマウマ。特にパッポンカリー最高。まろやかで玉子がふわふわトロトロでサラリと完食ですよ。そう若干量が少ない。言い換えれば別のメニューも食えるのだ。

ちなみにそれをいち早く察したのでトムヤムクンも注文しておいた。トムヤムクンはライト味とココナッツミルク味が選べて、後者を選んだんだけど、ココナッツミルクは使用していたけど海老の出汁が弱く想像していたようなナムコンではなかったかな。まあチェンマイはクリアタイプが主流だから郷に従いますが。



腹を満たしたらMAYAですよ。初日からスーパーに行くなんて生活感たっぷりですが、まあ買い出しは必要なんですよ。お目当てはカットマンゴーとコーラと水とお菓子です。異国で具体的すぎる傾向があります。

MAYAの帰り道、もちろんあの屋台に行く。〆の一食ですよ。
 

注文はサイウア2つとカオニャオ。お値段はサイウア各20Bにカオニャオ10B。無料のキャベツと生姜を少々いただいてホテルでサイウアパーティーですよ。

汗をみなぎらせ恥ずかしながら雄叫びを上げてしまいました。ヒーハー♪
 


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