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チェンマイ・バンコクの旅行記 '19(5日目)
(2019年8月9日~2019年8月18日)



 

2019年8月13日(火)

レンタルバイクについて考える。恐縮ですがワタクシ、タイでは無免許運転です。タイで借りられるバイクは125CC以上ですから、日本で50CCまでしかバイクが乗れないワタクシは国際免許を取ってもそもそも無理。タイで免許を取得する方法もあるそうですが、捕まらないように努力する、そうすることにしてますの。過去2回(延べ7日)は捕まっていない。検問の横をさりげなく通り過ぎたことはある。

検問実施時間は10時(休日は9時)から17時までという噂がある。その噂を採用し、脇道、逆走を駆使し本日は検問多発エリアのお堀周りを攻めたいと思います。

まず朝ごはんから攻めているぞ。9時前だったのでお堀の内周を半周してやったぜ。

しかも少々冒険しようと思う。新しい店を開拓することはあっても目新しいものを食うことがないのでそっち側の冒険であーる。お店の場所は旧市街の外堀沿い、チェンマイ門からほど近いクイッティオ ルア・コン ムアンさんです。店名からクィッティアオ屋さんなんで少々保険が掛かっている。注文はその保険のナムトックムゥー(センレック)とカオクルックカピというメニュー名からも想像できないものを。
 

ナムトックムゥー、これはいいだろ。クイッティアオのスープの仕上げに豚の血を混ぜた麺料理で、スープにコクがあっておいしいやつだ。センレックの麺によく絡んで間違いないでしょ。トッピングは豚肉、レバー、ルークチン、揚げた豚の皮などなどでみんな主張してくるんだよね。

いままではゴーリアン一択でしたが、朝営業しているから便利な店発見ですよ。
 

一方のカオクルックカピは、ざっくり言うとバリ島のナシチャンプルみたいな感じですよ。そう混ぜて食べよう。調べたところによると、塩漬けした小エビ風味の調味料で合えたご飯に、いろいろなトッピングの副菜を添えてそれをチャンプルするらしい。

うんうん確かに魚醬のエビ版みたいな風味のご飯は確かにクセがある。クセというか風味がいい感じ。しかも副菜と和えるから一口で何度おいしいのだ。副菜はタマネギ、ソーセージ、パクチー、インゲン、その他大雑把ですが、その副菜の中には生唐辛子も入っていて油断すると罰ゲーム的要素も味わえるのだ。ここに来て素晴らしい味変メニューを見つけましたよ。




クイッティオ ルア・コン ムアンの帰り、再度お買い物にベジタリアンセンターに行く。昨日のシリキット王妃の誕生日(無料の日)の喧騒が嘘だったかのように閑散としておりました。
 

一回ホテルで休憩してお昼もお堀内を攻めるぞ。まずはHerb Basicsとチェンマイのマツキヨ的なお店GARNIERさんでお買い物ですよ。

その後、念願のカオソーイクンヤーイさんに行こうと思ったら、カオソーイを懇願していた嫁がカオソーイ サムー・ジャイさんの辛さがトラウマになってカオソーイを拒否しやがった。

そんなわけで辛さ違いのトムヤムヌードルを食べに行くことにした。前回はニマンヘミンのCrazy Noodleに行って、スープのパンチ力に圧倒され、次回(この時はセンレック)はバミーにした方がいい、そう思ったトムヤム麺です。
そして今回、復習通りクレージーヌードルでバミーを食うかと言えば世の中そんなに甘くはない。そうトムヤム麺とは辛いものなのだ。今回行くのは旧市街エリアのトムヤムカイワーンさんだ。何が違うのかと言えば主観だけどCrazy Noodleはお洒落で上品で洗練されていて、発汗量がワイルドすぎる我が家には肩身が狭いのだ。そんな不名誉なことで選ばれたトムヤムカイワーンさんでの注文はイカのトムヤム麺と普通のポークのクイッティアオ。
 

どうだイカのトムヤム麺のビジュアルはワイルドだろ。食べやすさを無視したこのビジュアル最高だろ。イカにかぶりつきたい衝動を抑え、テーブルに備えられたハサミを駆使し、イカを切り刻んで食ってやりましたよ。玉子を頬張れば成分は優しさでできている感じだ。

クレージーヌードルのスープは辛さ一辺倒だったのに、ここのスープは酸味と甘さもあり、よくあるクイッティアオ屋さんのトムヤムスープでした。ここのスープはウマいかと言えばマズくないけど、もう一回食いたいかと言えば結構ですと言いたいレベルかな。トッピングのインパクトが欲しい人向けの店で、ポークのクイッティアオも普通でした。
 


トムヤム麺を食べた帰り道、嫁がココナッツのおしゃれアイスを所望したからご希望の店に行ってみた。注文はその店の一押しメニュー、マンゴーパラダイス。

完成した商品を見た途端、ココナッツアイスを楽しみにしていた嫁の表情は曇り、店員さんのもとへ確認に走る。メニュー写真のマンゴーパラダイスにはココナツアイスが3つ、しかし実物は1つ。店員さんのしどろもどろの回答は、メニューのアイスは小さいから3つ、提供したものは大きいから1つだということ。誇大広告臭ぷんぷんでしょ。
 

しかし悔しいけれどおいしいから、嫌な気持ちを捨て目尻を下げて味わうことにした。旅行中だし楽しんだほうがいい。しかし心落ち着かなかったのは向こうらしい。帰り際、店員さんのお父さんが登場していきなりロンガンをプレゼントしてくれたのだ。イヤイヤイヤ、ドウゾドウゾ、イヤイヤイヤ、ドウゾドウゾの末、ロンガンを頂くことにした。前の客にはこんなん渡してなかったぞ。

これはもしかしてクレーマー対策されちゃったんじゃないでしょうか?
 

そしてロンガンを片手にホテルに戻ると、今度はホテルのおっちゃんが立ち塞がる。

持っているロンガンを見て、買ったのか?となり、お店でもらったんだよね!と答えると、冷蔵庫を開け、アイス屋さんの2倍のロンガンをプレゼントしてくれた。もう親切がわからん。




夜ごはんは、予定とか開拓とか冒険とか捨てて自然と「安定」を求めてしまったぜ。もう観光客じゃなくて長期滞在者的嗜好だな。連日でお恥ずかしいJ-YAI Organic Vegetablesさんです。しかも注文もひとつのトッピングをイカからエビに変えただけです。
 

もう間違いないでしょ。生活でしょ?
 

そして帰りにもちろんサイウアの屋台に寄るでしょ。翌日はバイクを返却しちゃうんで来れないし。もっとおいしいサイウアの店ってたくさんあると思う。タイミングと場所が我が家には都合がいいからこの屋台に来る。それだけ。Here we are!!!
 


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