マレーシア・コタキナバルの理不尽旅行
(2005年8月)
こう言っちゃなんだけど、災難だった。
いやいや災難は2つだけだった。たった2つだ。あとは楽しかった。御満悦の9日間で2kgも太ってしまったから、これも災難かもしれない。
しかし旅はもともと理不尽だ。それが特に国外ならなおさらで、それを受け入れて『異文化体験』とか美化して笑って言っちゃえば良かったのか?
そうか、笑っちゃえばいいのか!
■ 旅行費用(二人分) ■
内 訳
支 払 額
内 容
交通費
209,559円
【日本】飛行機代164760円,高速料5100円,駐車料4095円,ガソリン代3000円,【マレーシア】ホテル代16430円,その他6374円,【ブルネイ】ホテル代4900円,その他4900円
食事代
9,805円
食事のほとんどが中華、フードコート、竜眼などのフルーツ他
雑 費
3,662円
遊園地代、山入場料、島入場料、トイレ代他
お土産代
3,691円
Tシャツ3枚、ポロシャツ、お菓子他
おこづかい
20,000円
ひとり1万円×2
前倒生活費
9,021円
皮靴(HushPuppies)2足
、香辛料他
合 計
255,738円
■ 旅程 ■
目的(滞在地)
簡単な日記
1日目
往路
(コタキナバル)
成田に着いて愕然とした。確約を貰っていた座席が全てキャンセルされていた。恐るべしマレーシア航空、座席指定できるチケットを売っておいて、嘘つきだ。災難一つ目いただきました〜♪
2日目
買い物
(コタキナバル)
嫁が『物価を知りたい』ともっともなことを言うので一日中買い物に付き合わされる。口実だったのか・・・。
しかも某ショッピングセンターでは停電に遭遇。珍しくないのか客は平然とエスカレーターを昇っていく。曇り、スコール、またスコール。
3日目
登山?
(キナバル山)
早朝バスで3時間、キナバル山の登り口に向かう。登り口は強雨、しかも寒い。登山を敢行して良いのか迷う。はるばる日本から来たのに諦めていいのか?近くにいた山岳ガイドに聞くと途中までしか登れないとのこと。しかも滑る。滑ります。潔く諦めて近くをトレッキングして遊ぶ。自然には逆らえない。
4日目
ビーチ
(マムティク島)
予定ではキナバル山に登っているところだったが、気を取り直して海に。透明度の高い海に魚が群れている。特にすることもなかったので、読みたかった本を100ページくらい読んだ。クラゲをいじめた。
ホテルに帰ると、昨日一緒に山を目指した人が左手首骨折。僕たち同様登山を諦めて、トレッキングしていたときの出来事だったらしい。自然を嘗めてはいけない。
5日目
遊園地
(ブルネイ)
コタキナバルから近いブルネイに飛行機&スピードボートで行く。目的はジュルドン・パーク遊園地だ。王族によって開発された東南アジア一の遊園地。貸し切り気分だ。オイルマネーだ。王様バンザイ。
6日目
観光
(ブルネイ)
観光するところがない。オールドモスクとロイヤルレガリアだけかよ。
7日目
買い物
(コタキナバル)
コタキナバル最後の日はやっぱり買い物だった。ひとつの店舗に2時間以上も粘る嫁のあの根性は何かの役に立たないだろうか?店員も呆れていた。あっぱれ。
同じ日にキナバル山を目指した人を見かけた。左足を大変そうに引きずって歩いていた。自然は脅威だと思った。人間はちっぽけだと思った。
8日目
買い物
(クアラルンプール)
また買い物かよ。ふてくされて近くのカフェで本を読んで待っていると、必死に買い物している嫁を見かけた。かなり笑えた。
9日目
帰路
(トウキョウ)
飛行機に乗った。愕然とした。シートが点々と濡れていた。客室乗務員はエアコンの水だと言い張ったが、臭いは嘔吐物だった。こんなんでいいのか、マレーシア航空。エアコンの水だったらいいのか、マレーシア航空。災難2つ目いただきました〜♪災難っていうか人災だな、こりゃ!