熊本・高千穂峡・阿蘇旅行記 '21(1日目)
(2021年8月19日~2021年8月21日)
2021年8月19日(木) この1年で4回目の九州旅行が始まる。鹿児島空港に降り立ったのは10ヵ月前、6月には梅雨真っ盛りの長崎、先週は福岡、そして今週も福岡。九州をゴン攻めしています。 オリンピック開催消極派でしたが、誰よりも盛り上がっちゃった我が家のビッタビタな真夏の大冒険はじまる。 JAL319 羽田 13:00 ⇒ 福岡 14:45 |
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初日は旅行記としてお披露目することは少ない。ざっと言えば、福岡空港に到着して、熊本に行って、夕飯を食うだけである。 レンタカーのボディの曲線が女性的でセクシーだとか、ハンドルの握り具合がきりたんぽ並みだと賛辞を贈ることはやぶさかではない。しかしせっかく熊本まで3時間もあるんだから「高千穂峡とは」の問わず語りを記しておこう。 「高千穂峡とは」、それは宮崎空港から150km、大分空港から160km、熊本空港から65km離れた、どこを玄関口にすべきか悩ましい宮崎県の景勝地である。焼けてるのか焼けてないのかよくわからないホルモンのような立地かもしれない。 普通は熊本空港だろう。大分空港は蔑ろにして、熊本空港と宮崎空港を考察してみた。 決まり手の少ない両者の争いに決着をつけたのは先週の福岡発着の旅行だった。福岡発着は安価でフライトの選択肢も多い。しかも福岡空港から高千穂峡は180km、頑張れそうな距離。2泊3日で日程に余裕を持たせようと思ったらこうなった。福岡発着熊本宿泊で決定です。 |
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画像も少なめの1日目なので旦那が書いたくまモンです。 くまモンというよりくまモーンです。 そう言えば熊本県はまん延防止等重点措置中で、飲食店の営業は20時まで、熊本市に限っては酒類提供禁止なんです。そこまでは許す。許せないのは新型コロナウイルス感染症拡大に伴うくまモンスクエアの臨時休館だろ。くまモンに会えないなんて。 |
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初めてのくまモンのお絵描きが上手くいったので再チャレンジしてみた。 もはやくまモンを匂わす部分はなく、ただの食いしん坊のクマである。そろそろご飯だモン。 |
そんな夕飯は、熊本市の手前合志市にある花だいこんさんです。普通の定食屋さんで熊本名物感はまったくない。日替わりメニューの店なので食べたいものがあるかドキドキ感はある。 注文はエビとイカのフライ定食とゴーヤとナスの味噌炒め定食です。 |
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2つの定食が提供されてそれぞれの小鉢に違いがあることに少々驚き、味噌汁のウマさにふたり唸る。フライ定食に間違いはない。サクサクの揚げ具合に、たっぷりのタルタルソース、エビとイカもやわらかく風味も強い。控え目に言って美味い。 ゴーヤとナスも思った通りで、ボリュームもあり、白米が進んでしまう罪な野郎なのだ。特段素晴らしい点を述べることはできないけれど、お仕事に丁寧さを感じますな。開店直後の18時なのにほぼ満席なのも納得です。 お店の看板「手作りの素朴な味でうまい店」に間違いなし。 今回お世話になるホテルはホテルウィングインターナショナルセレクト熊本さんです。ウイングさんに決めたのは大浴場があるからかな。大浴場は最上階にあって熊本城を眺めながらゆったりと旅の疲れを癒せるらしい。 大浴場は置いといて、チェックイン後あまりにもパッとしない一日だったので熊本城の夜景を愛でに出掛けてみた。汗だくで歩いた結果、夜空にうっすらと熊本城が見えた。熊本城、ライトアップされてねえし。 熊本は熊本城を捨て、くまモン一択で観光を成立させようとしているのでしょうか。 |
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そんなくまモンは石像でもやさしい顔をしていた。 先月、熊本城は天守閣の夜間ライトアップの光源を水銀燈からLEDに変更し、さまざまな色や照射角度で、刻々と移り変わる夜景を楽しめるようになったそうです。ウソつき。 |