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再サイゴン・ムイネー旅行記(5日目前半)
(2016年12月29日~2017年1月4日)




 

2017年1月2日

この旅はじめての目覚ましが作動する。

ホーチミン行きのバスが出るのは7時半。ホテルからシンツーリストのオフィスまで徒歩15分。途中で朝飯も確保したいんでホテルを出たのは7時前。ムイネー市場は朝から元気が溢れている。滞在中、ムイネー市場にぶらっと入ってみたことがあった。飲食店とかあるけど局所的潔癖症のワタクシにはゼッタイ無理でした。匂いがダメ。

そんで今朝も同じ炭焼きつくねのバインミーをお持ち帰りで2つ。
 
 
ひとつをパクチー抜きで頼んだら、店の姉さんもパクチー嫌いだと判明。ハイタッチもんだ。この国でパクチー嫌いはツラいね。

3日通ったバインミー屋だけど今日はバックパック背負ってるわけで、嗚呼観光地に感傷なんて不要なのだ。
 
 
ムイネー 7:30 ⇒ ホーチミン 13:00

バスがホーチミンに着いたのは前回同様12時過ぎ。やっぱり朝方は空いてるのかもしれん。

バスを降りてバックパックのまま向かったのはBún Cha 145 Bùi Vien。

お昼ご飯ですよ。いろいろな都合を組み合わせたらファングーラオ、デタムあたりでおいしいものを探そうということになって、ブンチャーの店があったんで不惑の心意気でやって来ましたよ。BUN CHA HA NOI 26でブンチャーにはまったんですよね。

で、ブンチャー145さん、店内おしゃれです。客層もおしゃれです。しかしお値段はバックパッカー街なんでお安め。
注文はブンチャー2個と揚げ春巻。
 
 
まずはブン(麵)を汁に浸して食ってみた。嗚呼美味。甘酸っぱい汁に肉からにじみ出た炭火の風味がまざってブンがすすむすすむ。この甘酸っぱさが暑い国には良く似合うぜ。ハイ、ブンお替りしました。

肉自体もウマい。揚げ春巻も中身がぎっしりしててサクサク。この春巻をあえて汁にぶっこんでひたひたにして食う。嗚呼ジャンク最高。結局、喉が渇くこと覚悟で汁まで全部たいらげてしまいました。


ただそんなブンチャー145さんにも難点がある。人気店なので食後落ち着けんのです。まあ落ち着けるけど、その図々しさを持ち合わせていない。

そんなわけで、ファングーラオからブイビエンに移動して、BREAK TIME COFFEEさんでお茶なんかしてみた。
 
 
コーヒーも旨さもさることながらこの通りのバックパッカーたちを眺めているのが興味深い。

たとえばタクシーよりもUber利用者が多いとか、ケガを負った旅行者が意外に多いとか、バスが来たのか大勢が一気に現れるとか、いきなり目の前でヘタクソな唄を歌いだしてチップを要求する少女がいたり(爆)

 
そしてここからロシアンマーケットまで歩く。10分くらいかな。LCC用に予備のバックパックを新調するのだ。

ここの商品が本物かニセモノかそれはミステリーだ。リュックにはタグもあるし、刺繍も立派、ファスナーもちゃんとしてるんで素人には判別がつかん。

しかも2015年モデルと2016年モデルなんかあって、おんなじ商品が正規販売店で売られているから困ったもんだ。そして安すぎず、高すぎず、値段が絶妙だ。そんなわけで、吟味しまくってノースフェイスのリュック買ってしまいました。あとは信じるのみ。
 
 
ロシアンマーケットの出口にはビナサンとマイリンのタクシーが何台もお待ちかね。順番で配車してるみたい。本当はUberを利用したかったけどこれがFree WIFIの悲しいところでタクシーでホテルに向かう。


ハイ、ホテルです。去年と同じザビエルホテルです。また利用するということはそういうことだと思ったら、今回大きく裏切られることになった。あくまでも個人の意見ですが、




ザビエルホテル最悪!!!
  
 
もう部屋に入った瞬間から呆然。

階は中2階、シティービューと呼ばれる部屋から窓を覗けば見えるのはシティーじゃなくてホテルのエントランス、そうエントランスビュー。
 
 
まあいい、街中で景色を求めてもしょーがない。

しかしうるささがガマンできんかった。クルマの音、バイクの音は許す、許せないのがホテルのスタッフの立ち話がガンガン聞こえてきたところ。この間、部屋に入ってから数分、荷物を運んだだけで腰も下ろしていない状況で決断した。エレベーターなんか使う必要のない高さなんで階段を駆け下りて、柔和な表情で「部屋を変えてくれ」とお願いしてみた。

するとすぐに別の部屋に案内してくれた。ラッキーやん!そう思ったのも束の間、別の部屋を案内するなり、笑顔で言い放った。



5ドル追加です!!!

5ドル?5ドル?バインミー10本分?いやいやいや払えるけど。全然静かでいいけど。でもこっちは部屋が騒々しいんで代えてくれとお願いしてるわけで、アップグレードなんかお願いしてないし。ってか、あまりにも流れがスムーズすぎて、コイツら足元見て最初っから悪い部屋用意してんじゃね?と疑心暗鬼状態。ってか、悔しさしかない。

もちろんそんな小汚い手法はお断り。で、結局エントランスビューのお部屋に戻ったわけです。まあ昼間うるさくても夜が静かならと自分に言い聞かせて。


このとき翌朝すったもんだがあるとは誰も知らない。



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