Go To 宮古島旅行記 '20(2日目)
(2020年9月3日~2020年9月5日)



2020年9月4日(金)
 
雨音で目が覚める。雨音はショパンの調べというロマンチストもいるが、ヘッドバンキングしたくなるような雨音もある。
 

朝ごはんを食す。前回はホテルサザンコースト宮古島さんで朝食バイキング付きで宿泊したけど、今回は朝食無しなのだ。一食600円をケチったのではない。新型コロナウイルスが騒がれている時期にバイキングなんて食えるわけがない。そうです、600円が惜しかった。

朝食は宮古島らしくスパムおにぎりやうずまきパンなど手軽なものもありますが、荷川取漁港近くの魚幸さんに行ってみた。マグロメンチカツバーガーの再食を希望していた「んきゃんどら」さんは閉店し、その跡地の近くにある魚幸さんに行ってみた。朝7時から営業の鮮魚店、でもお弁当やお惣菜も豊富と知ってもう行くしかない。
 

朝ごはんは、じゅーしーおにぎりとそば(大)、天ぷらをお買い上げです。

朝からボリュームたっぷりですが、つい買いすぎてしまう店それが魚幸さんです。そば(大)のトッピングは寂しいですが、カツオの出汁が効いたそばが200円で食える。最高です。
 

雨は止んだけど雲の多い空模様。シュノーケル目的の旅人がこれで二の足を踏んじゃ観光客失格でしょう。比嘉ロードパーク経由で新城・吉野方面に向かいましたよ。

シュノーケルするのは新城海岸と吉野海岸のどちらがいいでしょうか?おそらく駐車料はムカつくけど魚影を考えて吉野海岸だと思います。そう知りつつ、空模様と前日の中の島ビーチのコンディションを考慮して新城海岸に行ってみた。

要は中途半端なコンディションなら駐車料無料を選びました。
 

うーん新城海岸どうなんでしょうか?海は透明度が高くてきれいだけど、以前と比べてサンゴが随分少なくなっている印象。サンゴが少なくなっているから魚影も薄い。

新城海岸の人が以前はサンゴやクマノミを推しにしていたのに今回はウミガメ推しなのもそんな理由だからかな。ただそのウミガメはスポットに行けばフレンドリーにぷかぷかしているぞ。今回は2頭のウミガメ様に戯れさせていただきました。捨てる神あれば拾う亀あり。

ちなみにホテルサザンコースト宮古島さんで貰ったミネラルウォーターはAPAホテルの販促品でした。



帰りまーす。そう言えば、吉野海岸や新城海岸で遊んだときに便利だった六三四野さんはネット上でも情報(消息)が絶たれている。あのときからやる気がなかったオヤジを想えば全然不思議ではない。

市街地に戻って来ました。前回のシミュレーションを着実に遂行するように腰原食堂さんに来店ですよ。
 

 

注文はドラゴンそばとあんかけ野菜そばです。

本当はタルタルチキンも食べたかった。しかし朝ごはん多めにつき空腹がスキップをしてやって来ないんだからしょーがあるまい。腰原食堂さん控え目に言って最高です。




 


腰原食堂さんで食事を済ませた後は、もうひと潜りしようかと悩む。吉野海岸か長間浜、それとも池間島かと悩みながら新城海岸があの状態だとどこも期待できないのかな。

そう言えば、池間島の池間島漁港横にあった「海のかあちゃんたちの市場なかじゃ」は池間食堂と店名が変わり、メニューには英語・中国語も併記され、メニューの中にはレインボー島カレー(1,500円)、ジョーズフライ(1,500円)と変貌を遂げたらしい。あのふわふわで感動した魚フライ定食(700円)の匂いはもうしない。

結局、シュノーケルグッズを片付け、部屋でゴロゴロして、夜ごはんの魚フライのことを考えていた。安牌は伊良部島のレストラン入江さんに再訪することだけど、わざわざ伊良部島まで行く決心がつかない。

すると定刻16時55分着の関空発下地島行きのフライトが1時間遅延していることを知る。これは下地島空港で写真を撮りに行った帰りに伊良部島で魚フライの合わせ技だな。

ただ心配もある。前日は南風でジェットスター機のRWは17でした。ただ今朝のフライトは台風の影響でRWは35だったらしい。夕方もRWは35かもしれん。写真映えするのはRW17で、イチかバチか17エンドで待ち伏せしてみた。
  

念じた。こっちから飛んで来い、飛んで来い、飛んで来ーーーい!





しかし嗚呼やっぱりRW35でした。逆方向から滑走路に進入してくるジェットスター機はカメラを向ける気さえ失せるほど遠すぎました。向けましたけど。
  

無念。帰る足取りは重い。夕日を眺めていた。定刻通りだと下地島空港に着陸してからおよそ1時間後に出発するんだけど、この日は遅延もあって30分後に急いで出発する情報を得る。17エンドに進入してくる飛行機は撮れなかったけど、もしかして17エンドの誘導灯上空を抜けていく飛行機が撮れるんじゃないか、もう期待ではなく願望あるのみ。



待った。時間だ。A320機はRW35側からRW17方面に向け滑走を始め機体を持ち上げる。よしそのまま17エンドの誘導灯上空まで高度を上げすぎないでーーーーー!
 

そんな願いも届くことなく17エンドどころか滑走路上空を右に急旋回して飛んで行きましたとさ。結論、下地島空港はデカい。

夕日が目に沁みるぜ。



夕飯はレストラン入江さんですよ。地魚フライ定食はランチメニューだったらしく今回は地魚フライ単品とごはんセットです。イカ好きの嫁はヤリイカ一本とチャーハンというわんぱくな組み合わせです。量もたっぷり、カロリーもたっぷり。魚フライはふわふわうまうまでした。最高。
 

 


伊良部島の夜道は怖い。伊良部大橋の夜道も怖い。ほぼ街灯がない伊良部島にビビりました。それまでハンドルを一人握っていた旦那は、この帰り道だけハンドルを嫁に譲ったのは謙虚な証です。

しかし女とは不思議な動物である。家事を放棄し、上げ膳据え膳に憧れ旅行に来ているのに、嫁はスーパーを数店舗廻り食料品売り場を徘徊している。旦那はマックスバリューの正確な店名が「マックスバリュ」だったことを知る。そんな宮古島の夜でした。



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