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台北(愛)スクリーム旅行記(2日目)

(2015年10月10日~2015年10月12日)
 





 
旅先の朝は早い。疲れなんかクソ食らえだ!!!

いやいやいやクソじゃなくて朝食に水煎包が食べたいのです。改めまして、

疲れなんて水煎包食らえだ!!!

そうだ、行くぞ。歩いて民権西路駅前の「老蔡水煎包」さんです。前からここに来たかったんだけど、民権西路にあるとは知らなんだ。
 
 
注文は高麗菜(キャベツ)と鮮肉(豚肉)、それと豆漿です。

水煎包は生地のモチモチ感と底面の焼き目がいいですね。高麗菜は塩ベースでごま油が香る風味でさっぱりさっぱり。鮮肉は肉汁したたるジューシーさでガッツリガッツリ。どっちかというと生地が厚いんでしっかりした味の鮮肉の方が好みでした。

まあただ都合が合えば雙連香蔥花捲の香蔥花捲(葱巻きパン)と葱焼包(葱豚焼きまん)を次回は希望します。
 
 
 
ホテルで小休止して眠ったように熟考した。ただの二度寝とも言えるか。予定ではランチはホテル近くの牛肉麵にしようと思っていた。ただ1回、確認のためもう1回店の前を通って苦手な八角臭が漂ってきたので、自分(の鼻)を信じてMRTに乗った。そう牛肉麵は止めておいた。

忠孝敦化駅。もともと中山の糖村(Sugar&Spice)でお土産を買うつもりだったのに、本店にはお徳用があるというウワサに嫁が惑わされてやって来ました。惑わされ損です。

お目当てはヌガー(牛軋糖)。入店してすぐに試食を渡される。欲にまみれた嫁がささやく。自分用とプレゼント用を買うつもりが、ここで2個買ったら試食はここだけ。もう1回試食をするためにはここでは自分用だけ、10個入りのお土産用は中山で買おうと言い出した。悪い顔で同意するワタクシ。天罰が7時間後に落ちることを知らない夫婦は得意顔だ。

そうだ、7時間後に中山で10個入りを買おうと思ったら同じ10個入りでもパッケージが頑丈かつお値段お高めバージョンしか置いていなかったのだ。5月は置いていたじゃないか・・・。

まあそんなことも知らない夫婦は、八角の匂いで牛肉麵を却下し、同じ「臭」つながりで前日に浴びたベトナム料理臭に負けて越娘さんの門をくぐるのです。

なぜ台湾に来てベトナム料理なんだ?実は数ヵ月後にベトナムに行くのになぜ台北で?と思わないわけもないけど、まあ下見もいいんじゃねえかと思い込むことにしたのです。
 
 
注文はシーフードフォーと牛肉の焼きそば、デザートに騒豆花。騒豆花はもう言うまい。連日食ってるという事実だけで十分でしょう。

で、シーフードフォーですが普通に旨い。具だくさんで澄んだスープは落ち着くお味。小皿のライムやミントで柑橘系増しを試みるのもいい。まあでも普通に旨いレベル。

焼きそばは不思議だ。旨いのか微妙なのか絶妙すぎてクセになりそうな一品だということしか言えん。店の人がスープを掛けて食えという。少々酸味のあるスープ。掛けない方がいいと判断しながら、やっぱ途中からぶっかけてみた。

うわー不思議にウマし。普通に旨かった焼きそばが絶妙な旨みを醸しだす一品に進化なされた。ただ表現する言葉が見つからん。エスニック感?はじめてこの言葉を使ってみた。今日は記念日だな。エスニック記念日。
 
 
 
はい、デザートです。騒豆花は豆腐ですから。

で、中山國小駅まで移動して双妹嘜養生飲品さんまでやって来ました。次はミルクプリンとマンゴーのコラボですよ。早速芒果燉奶を注文すると

もうマンゴーはありません…だとさ。冰讃も越娘もまだマンゴーあるのになー。
 
 
気を取り直して、その確認を兼ね(という無駄な使命のもと)再度冰讃さんへ。

今年最後のマンゴーですよ。注文は前日と同じ芒果雪花泳、ただプリンが2つになった。雪のようにふわふわした口どけのいいミルクカキ氷に芳醇なマンゴーとマンゴーソース、何度食べても笑っちゃうくらいウマい。実際笑っちゃってますが…。

これだけ濃厚なマンゴーなのにさっぱりって不思議ですね。プリンですが日本で市販されているプリンよりも味がしっかりしててレストランのプディングみたいなやつかな。感謝したいくらいウマしです。
 
  

  
 
夜御飯は台湾で1番有名な店・鼎泰豐さんです。

鼎泰豐さんは3回目なんだけどいろいろ小籠包巡りをしてたらご無沙汰しておりました。今回は中山の新光三越にある南西店です。17時頃行って待ち時間15分なんで他と比べるとまだ穴場店舗ですね。

注文は小籠包、蝦肉饂飩麺(海老ワンタン麵)、小菜(豆もやし)。
 
 
まずは小菜の豆もやし。たっぷりの豆もやしの食感がすばらしい。風味も優しい感じ。和食で言ったら切り干し大根っぽいかな。
小籠包はバランスが良くてさすがとしか言いようがない。大きく、たっぷりとしたフォルム。中には溢れんばかりのスープ。あーほっこりするわ。
海老ワンタン麵は上品なスープにぷりぷりのワンタン。このワンタンの海老っぷりがすばらしいぞ。

そんな世界の鼎泰豐さんですが、サービスも徹底しててお声掛けが多くて落ち着かんぞ。好き勝手食わせろってんだ。あっ鼎泰豐さんのおもてなしについ失言を・・・。

鼎泰豐さんを出た後は寧夏夜市に向かってお散歩。生キャラメルとか買ったりして、辿り着いたのは寧夏観光夜市の側にある豆花の「豆花荘」。注文に困っているとすぐに日本語メニュー登場。一番シンプルな豆花にタピオカ(珍珠)をトッピングした温かい粉圓豆花を注文してみました。
 
 
これは安心する味だな。大豆をしっかり感じられるぷるんぷるんの豆花にタピオカのもっちりとした食感。これは間違いないでしょ。シロップも甘すぎずに食べ飽きないやつ。

ただ個人的には越娘のおいしい豆花を知ったばかりなんで、豆花荘さんにはミルクカキ氷とプリン目当てで次回再訪しちゃおうかな。

すべての行程を終え、やりきった感いっぱいでホテルに戻ってきたのは19時頃(早っ)。ゆっくりお風呂に入って、荷物のパッキング、翌日の早起きのために早々とゴロゴロして20時半。満たされた気持ちと内臓。それなのに、お風呂に入った後なのに、ついつい外出を決意する。

双連文記花枝羹さんです。おそるおそる店を覗くと、店員さんから「今日も一杯食ってくか?」とのお誘い。バレておりましたか。すぐに不承不承を装って双連文記花枝羹さんの空席に吸い込まれたのは友好の証というやつだ。
 
 
注文は炒米粉(ビーフン炒め)。ふたりでビーフン1杯、のちお替り。よく混ぜ混ぜして食べましたよ。あーーー2倍幸せ。

帰り際、やり残していたことのひとつを思い出してファミリーマートで芒果雪酪(マンゴーアイス)を買う。齧る。唸る。ただのアイスかと高を括っていたらまるで芳醇なマンゴーを食べているような錯覚。堅さも絶妙で果実を頬張っているような食感。台湾のファミマのクオリティーはすばらしい。
 
 
最後の夜、双連文記花枝羹さんに行った自分の英断を胸に眠る。
 


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