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浮世潜り人の宮古島旅行記
【宮古の犬はひとりで散歩いけるで〜♪】

(2012年4月21日〜2012年4月24日)

★ 3日目 

 


3日目。素潜り爺さんの起床は早い。6時半だ。嫁はうるさそうに8時に起こせと言う。殴ってやろうかと思ったくらい快晴だった。殴ったら殴り返されそうなので、7時過ぎ「あーーーカイセイカイセイ!」と聞こえるようにつぶやいてやった。
仕方なしに7時半に起床した嫁よ、ブツブツ言うんじゃない。
 
宮古島旅行記
 
朝食はスパムおにぎりとコーヒー。コンビニのはポーク玉子にシーチキンが入っていたけど、僕が食べたのはシーチキンじゃなく昆布入りでした。
 
 
 
嫁を急かして朝一で行ったのは砂山ビーチ。シュノーケリングには不向きそうですが景観はピカイチです。

8時半頃にはほとんど人がいなかったビーチも9時を過ぎる頃に三々五々集まってきましたね。のんびりしたければ朝早いほうが良さそうです。小鳥たちがさえずってると思ったら、僕たちの後に来たカップルさんがチューしてました。接吻です。チュチュチュってついばむスタイルでした。暑いのに抱き合って、腕絡ませやがって昨晩を想像しただけで僕まで幸せになってしまいました。ありがとうございました。
 
砂山ビーチ
砂山ビーチ
砂山ビーチ
 
 
新城海岸へ目的地までの行き方がよく分からないので助手席の素潜り婆さんに聞いてみた。走行中に地図を見たら酔っちゃ〜〜う。レンタカーを止めたら地図が読めるようないい方をしやがった。止めてやろう、止めたらどんな言い訳をお披露目するんだ。

仕方がないから、長年いろんなレンタカーと寄り添ってきた感漂うナビ爺さんを頼ってみた。反応がなかった。困ったときは無視する画期的システムなのか。昔のことなら…そんなナビ爺さんの叫びが聞こえてきそうでした。途中の比嘉ロードパーク。吸えないタバコを吹かしたくなるようなナイスなビューポイントでした。

 
比嘉ロードパーク
 
結局、助手席の素潜り婆さんも大雑把な地図しか表示しないナビ爺さんも頼りにならないので、一人旅じゃないのに自力のみで新城海岸に辿り着きました。宮古島は進めば何とかなるらしい。

 

まあしかしそこはお隣りにある有名な吉野海岸じゃないのか。吉野より新城の方がいいのか。そんな疑問もあるでしょう。正直に申しましょう。駐車料500円が惜しかったのです。来年は値上げしていなければ500円貯金をして吉野海岸に行くことを誓います。

あ々神よ、できればケチではなく節約家とお呼び下さい。そんなケチ御用達の新城海岸ですが、全然ウエルカムです。ビーチは広くきれい。駐車場からビーチも近い。

 
新城海岸
 
そしてなにより海の中はまあこんな感じでグレートです。カクレクマノミ(ニモ)ポイントには浮きが設置してあって、どうぞどうぞウチのかわいいニモを見てやって下さい、的な親切風なほどこし。初めは興奮してニモをガン見し続けてたんですが、あ々神よ、欲深きワタクシをお許し下さい。別に飼われているわけではなく、ただニモの住み家に親切に御印があるだけなのに、なぜかだんだんワイルドさに欠けるような気がしてくるんです。簡単に見れてしまうことが残念なんて贅沢すぎですか。

 
新城海岸


しかし僕はこのニモポイントで

「ニモ溺愛爺さん、溺死」

的な大惨事寸前になってしまいました。

実はニモポイントに縛られ、浮力抜群の浮きとつながったロープが、ニモを愛しすぎて不注意極まりない僕の左足首に複雑に絡み合ってしまったのです。両手で必死にロープを解こうとしても、泳ぎながら不安定で力が入らない僕の腕力が浮力抜群の浮きに敵うわけがなく、僕は諦めかけたんですよ。はじめて「死」を意識した瞬間でした。不思議なくらい静かな気持ちになるんですね。

で、そんな悲劇の主人公気取った僕がなぜこんな旅行記をつづっているかと言うと、静かな気持ちになって気付いたんです。ここってそんな水深あったっけ。おそるおそる右足で海底を探ると、触った、足が砂を触った、砂を蹴った、もっと、もう少し、立った、立てたんです。しゃんと立ったら水深は僕のビーチクほどでした。見事な大人の対応を披露した瞬間でした。僕が身を呈した体験はきっと誰かに役立つことでしょう。是非役立てて下さい。

 
新城海岸
新城海岸

その後はそのニモポイントには近付かず、ぶらぶらしていたら、ひっそりとしたポイントに新たなニモを発見です。さっきの件でニモを八つ当たり的に嫌いになりかけたいたのに、ニモかわいすぎですよ。しかもこんな東京ディズニーランドの隠れミッキー的な場所にいるなんて、バズ・ライトイヤーだったらかなりの高得点です。

そんな新城海岸、ロープで事故りそうになったのは僕がいけないんですが、お印的なニモポイント以外にもニモポイントがあってかなり大満足でした。

 
新城海岸
新城海岸
 
 
シュノーケリング午前の部はこれで終了。午後は場所を変えるために移動です。
というか魚影が濃かったんで新城のままでも良かったんだけど移動したかったんです。移動中に立ち寄りたい場所があったから。はい、そうです。知らなければ入れない外観の食堂 六三四野さんです。
 
六三四野 宮古島
六三四野 宮古島

注文したのは僕が魚フライ、嫁がトーフチャンプルー、それぞれ定食なのに500円なり。
魚フライにはたっぷりのタルタルソース。魚フライは池間のなかじゃさんには敵わないけど十分ウマい。しかもタルタルソースにかすかなカレー風味がブレンドされていて食が進み過ぎます。

トーフチャンプルーはニンニクの香りが広がり、豆腐、島ヤサイたっぷりで白米中毒者には危険なおいしさですね。仕事が丁寧です。

そんな定食よりも一番気になったのがお椀の宮古そば。カツオだしが強めでパンチがあってウマい。次は普通の宮古そばを食ってみたい。でもアレだな、やっぱ定食だな。店内に漂いまくっていた唐揚げとナスの味噌炒めだな。定食が500円、吉野の駐車料と同じなんて嗚呼ディスティニーです。
 
 
 
午後は来間島です。来間大橋が絶景ですね。

来間島のシュノーケルポイントとしてまずタコ公園近くの通称「タコ下」に行ってみました。おお見事なタコのオブジェ。その手前を、宮古にはハブクラゲはいるけどハブはいない、と自分に言い聞かせて森の中を突進です。
 
来間島 来間大橋
来間島 タコ公園
 
その結果、見事な干潮っぷりのビーチ出現です。満潮だったらプライベートビーチ感たっぷりなんでしょうね。ただやっぱり泳げねえ。はい、次行こう、次の候補地・長間浜が待ってるぜ。
 
来間島 タコ下
 
長間浜に向かいました。長間浜の看板はあるけれど、看板通りに進んでも辿り着けん。迷って迷わせて長間浜に行かせない作戦なのか。観光客の捨てていくゴミおよび観光客クリーン大作戦実行中なのね?

そんな中、初めてナビ爺さんが役に立った。相変わらずナビ爺さんには地名表示機能はないが、レンタカー屋さんが設定してくれただろうどこかわからないポイントを辿って進んだら着いてしまったぞ。それらしき場所に。

しかし駐車スペース6台ほど。事前調査によれば50台止められる駐車場はどこにあるんだ。それともここは長間浜じゃないのか?だから実際ここが長間浜かどうかは不明。長間浜風ビーチとでも言っておきましょう。
 
長間浜

そんな長間浜風。外洋に面しているのでいろいろ影響を受けやすいようだ。しかも干潮状態でシュノーケリングには不向き。ただ僕の顔はもう汗だくだくでシュノーケルじゃなくてもいい。海水浴でもいいから入水したかった。

で、白いビーチを走るビキニギャルを追いかけるように僕は長間浜風ビーチに飛び込んだんです。探せばあるんですね、クマノミマンションではなくクマノミ一軒家でしたが。僕もイソギンチャクにこそばゆくされたい。
 
長間浜
長間浜 クマノミ
長間浜 クマノミ
長間浜 クマノミ
長間浜
 
 
来間島のあとはいったん部屋に戻って素潜りセット一式をじゃぶじゃぶ洗って、夕日を探しに再度外出へ。

結局、夕日を拝めそうな晴れ日はこの日しかなかった。最初は地図で池間島方面に目星を付けたけれど、どうも沈みゆく夕日の方向が違う。確かパイナガマビーチの近くにサンセットビーチなるものがあったような気がして、レンタカーを走らせてみました。しかしそんな僕たちの気も知れず、夕日は水平線上の分厚い雲に吸い込まれるように沈んで行ったのです。

どうしよう、どうしよう、迷った挙句、辿り着いたのは来間大橋手前の喫茶蜃気楼。見れない夕日を追いかけるよりも閉店間際に夕飯摂取を選択したわけです。
 
喫茶蜃気楼
喫茶蜃気楼

注文したのは野菜そばと野菜炒め定食。蜃気楼さんの野菜そばの評判と昼食った島ヤサイを思い浮かべて野菜炒め定食を頼んでみました。
ぷりぷり麺に色鮮やかな野菜、そしてカツオと豚骨のバランスのいいスープに野菜の旨みが融け込んだ野菜そば、評判通りです。一方の野菜炒め定食、いたって普通すぎました。地元衆にはいいでしょう。観光客には悔やまれる普通な一食でした。
 
与那覇前浜ビーチ
 
晩飯を食って安心したので、東洋一のビーチらしい与那覇前浜に寄り道してみました。夕日は不完全でしたが若干のマジックアワーだったので写真を撮ってみました。ごらん、あれが来間大橋だよ。

闇に包まれかけたビーチにたたずむふたりの影。ジャージが良くお似合いな体育会系女子ふたりのかたらいはなにか絵になりますな。

ところで東洋一って「美しさ」説と「長さ」説があるようです。世界一のビーチを僕は2ヶ所知っておりますが。
 
宮古島旅行記
 
最後の夜はやっぱオリオンビールと泡盛菊之露、それとんきゃんどらで買ったてんぷらです。酔っ払いの感想ですが、魚のてんぷらはチキンのようなお味で、アーサーのてんぷらは海苔の香り豊かなポテトチップス風みたいな味でした。阿呆な味覚でごめんあそばせ。

そんな沖縄のてんぷらですが、その断面をチラ見しちゃうと、おおむね衣で、この衣が旨いんだけど、やっぱ衣を食っている感は否めません。しかしウマい。

この日の宮古島の天気はピーカン。気温は29度/22度の最高に忙しい一日でした。


 
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