熊本・高千穂峡・阿蘇旅行記 '21(2日目後半)
(2021年8月19日~2021年8月21日)
2021年8月20日(金)後半 レンタカーは山を越えていく。強雨の高千穂町での予定を無事こなし、熊本県に入ると眼下に青空が垣間見れるようになる。この日の阿蘇市の天気予報は曇り時々雨だったので、青天de驚きです。 |
この時点でも八大龍王水神の参拝を失念していたことに気が付いていなかった。 お昼ごはんは南阿蘇水の生まれる里白水高原駅の前のきしゃぽっぽさんです。 その前に「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」とは南阿蘇鉄道の駅で2016年の熊本震災で甚大な被害を受け、現在も不通の区間にある駅なんですよね。 でもよく整備されていて、待っていたら入線してきそうな雰囲気あるんですよ。 |
そんな南阿蘇鉄道の復旧を心待ちにしているだろうきしゃぽっぽさんでお食事ですよ。注文はチャンポンとホルモン定食です。 チャンポンは濃厚な豚骨系でガッツリおいしいやつ。炒めた野菜がさらにいい。シャキシャキで鮮度抜群でしょ。 |
ホルモンもうまうま。濃厚な味わいに歯ごたえのある煮込み具合。煮込みのスープが旨すぎてチャンポンのレンゲを借りて完飲しちまったぜ。出汁巻きたまごもふわふわで丁寧さを感じます。 まあ一番の印象に残っているのは麦茶の入ったくまモンの水差しでしたが。水差しをどこで購入したか聞いておくべきだったかな。。。 クルマは阿蘇山を上っていく。非力なヴィッツが悲鳴を上げる。でも大丈夫。他にクルマはまったく走っていませんから。阿蘇山上広場まで辿り着き、その先の阿蘇山火口までは800円の通行料をケチって、ヴィッツを駐車場に待たせて遊歩道を歩く。 |
火口には有毒ガスが発生中の注意勧告のアナウンスが絶え間なく流れる。ときどき近くを通る800円支払ったクルマを恨めしく眺める。高度のためか息切れが激しい。この息切れは有毒ガスに起因しているんじゃないだろうか。ただの運動不足とは認めたくはない。 火口に到着してみれば楽々な山登りだったけど、汗まみれに火口の涼しさは堪えました。 |
この期に及んで今回お世話になっているレンタカーのヴィッツ君をご紹介します。アレです。 |
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阿蘇中岳火口から下りたら阿蘇市方面にヴィッツ君を走らせる。下りなんで非力でも大丈夫だぞ。 途中、草千里ケ浜の展望所へ立ち寄ってみた。阿蘇山はその他にも興味深い風景が広がっていてかなり楽しかったぞ。 |
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駆け足の高千穂・阿蘇観光の最後は阿蘇市にある福の神大黒天さんの参拝です。一見怪しさは否めませんがこの大黒天さんが実にいい顔をしている。 |
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平成7年、空き地に彼岸花の球根を植栽するために穴を掘っていたところ、地下30センチメートルの地点で「コツン」と鍬にあたったそうです。確認すると、俵に鎮座され、手には紙幣のようなものを持った福の神が。この福の神は江戸時代につくられた大黒天と判明し、手に持っていた紙幣(富くじ)から宝くじに当たると評判となったらしい。 そのエピソード、好きです。 熊本市に戻ってきたのは17時すぎ。いろいろなことを考えて早すぎる夜ごはんを食べることにした。場所は熊本IC近くのあづまラーメンさんです。先客なし。そりゃ17時すぎだもん。 あづまラーメンさんに来た理由は味噌ちゃんぽんです。とうとう初味噌ちゃんぽん体験です。注文はちゃんぽんと味噌ちゃんぽんです。 |
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調理中の匂いでここはイカ入りだと知る。好き。ちゃんぽんはスッキリした豚骨ベースで野菜の炒め方も抜群で好みの味です。でもでもでも味噌ちゃんぽんに圧倒されました。赤味噌ベースのピリ辛のスープ、もう箸が止まらない。汗も止まらない。笑いも止まらない。 帰り道、満足しつつも味噌ちゃんぽんと味噌らーめんの違いが判らなくなる。 ホテルに戻ると、真っ先に12階の大浴場に浸かる。信じられない。ふと外を眺めるとそこにはライトアップされた熊本城が鎮座していた。熊本城は日本三名城のひとつといわれる加藤清正が築城した天下の名城です。 いやいやいやそんなことじゃない。昨日はライトアップされてなかったじゃん。キレイじゃん。風呂上りに部屋からカメラを持って大浴場に舞い戻った。脱衣所なら大丈夫だろ。でも脱衣所でもカメラを持ち込むのはどうだろう。誰もいなければいいだろ。でも脱衣所に防犯カメラがあったらどうなる。盗撮犯確定か。あきらめた。昨夜同様に城下まで散歩に行く選択肢はなかった。 |