Go To 札幌旅行記'20(能書き)
【濃密:札幌市の奢り旅行】
(2020年8月1日~2020年8月3日)



能書き

新型コロナウイルスに翻弄された2020年夏、その夏休みのタイへのフライトは4月に早々とキャンセルされ、いまだ航空券代の返金も至っておりません。そうだGWの旅行もキャンセルになった。
 
立て続けに海外旅行がキャンセルの憂き目にあい、今年の夏休みはどうなるんだ?
 

夫婦は考えた。だらだらと家にいるのは嫌だ。嫁は訴えた。からあげ、とんかつ、ラーメン、罪悪感を薄めるために3日に1度はサブウェイ。旦那は在宅時のメニューを考えほくそ笑んだ。

結局、都合よく親孝行のふりをして嫁の実家に帰省することを決める。

しかしコロナにまみれたエリアからの帰省に義母からの反応は鈍い。その後、東京の新型コロナウイルス感染者数は右肩上がりに膨れ、世間的にも帰省することはタブーとなる。しかし義母は黙っていた。帰って来るな、言えるわけがない。

7月26日、帰省を断念する電話を入れる。安堵したのだろう。なぜか言い訳気味に嬉々と饒舌になる義母は悪くない。




そんなわけで、今夏の旅行は2泊3日の札幌旅行です。

旅行を決めたのは7月23日。札幌市の施策サッポロ夏割に踊らされた結果なのであーる。札幌市は言う。

新型コロナウイルス感染症による観光客の激減によって危機的状況に陥っている観光産業を支援し、多くの皆様に札幌市内で宿泊していただくため、宿泊代金の割引と宿泊施設他で利用できるクーポン券の配布を開始します。

クーポンは2つ。
 

ひとつは1人1泊につき6,000円以上で5,000円割引クーポン。2人で1泊12,000円のホテルに宿泊すれば10,000円引きになり2,000円で泊まることができる。

そして、もうひとつのスマイルクーポンは1名1泊につき先着で3,000円分の飲食店やお土産店で利用できるクーポンが進呈される。

つまり2人で1泊したら、宿泊代2,000円は掛かるけれど、6,000円分のクーポンがもらえて、食費とお土産代が捻出できてしまう恐ろしい施策なのだ。GO TO TRAVELで二転三転している国策とは大違いの英断ですよ。いいぞ札幌市!
 

ここで日程を考えた。ホテル代のクーポンは予約時に利用できるので予約さえ早ければ全然問題なかった。一方のスマイルクーポンが怪しすぎる。先着40万名、夏割利用者に限らず、この施策に参加しているホテルのすべての宿泊者に配られる。折角ならばスマイルクーポンが配布される時期に行きたい。二転三転して、旅行日程は8月1日からとなった。

そしてスマイルクーポンの配布が始まる7月23日以降、SNSでスマイルクーポンを検索しまくったのは言うまでもない。

23日Twitterチラホラ。
24日メルカリに出品が始まる。
25日になって数十万円分のスマイルクーポンをひけらかす野郎出現。

ここから無法状態が始まる。メルカリに出品が相次ぎ、悪びれることなく地元民が1泊1千円で3千円分のクーポンをもらえる錬金術に勤しみ、毎晩自宅代わりにするようになる。お盆に札幌旅行を楽しみにしていた旅人はこの状況に嘆き、諦めの様相を見せる。
 
 
スマイルクーポン発行から10日目に札幌旅行をする我が家はギリギリのラインにいた。出発前にクーポンがなくなっている配布施設も出ていた。

観光客誘致を目的としていたキャンペーンが小遣い稼ぎの愚策と化し、札幌は頑張っているなとエールを送っていたワタクシも、地元民に配ってどうするんだバカヤロー!と理不尽な思いに突き動かされている。

スマイルクーポンのことを考えると、夜しか眠れなかった。明日、札幌へ出発します。



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