台湾台北(食)旅行記'23-24(2日目)
【2023年12月30日~2024年1月4日】



2023年12月30日(土)

昨夜は無理がたたって爆睡しました。心配事がある夜は無理がたたるように仕向けよう。熟睡できるコツを学びました。

早安。本日は朝っぱらからMRTで板橋駅です。取り急ぎ大好きなパイナップルケーキを確保しに小潘蛋糕坊さんまでやって来ました。Facebookで年末年始の営業時間は確認済みで、年始に買えなかったらという不安に襲われ年末に買いにやって来ました。旦那の4年前の備忘録には「卵黄入りパイナップルケーキの塩味に唸った」と記載されていました。
 
 
並びました。購入できました。30分前5人、15分前20人、開店前わんさかです。

パイナップルケーキを片手に向かうは小潘蛋糕坊さんから歩いて10分弱、林本源園邸手前の樹林豆漿さんです。
 
 
注文は豆漿と鹹豆漿、葱焼餅です。

ここの店主さんは忙しいのにスマホを活用して辛さ、甘さを確認してくれる優しさの塊。そんな店は旨いに決まっている。はい、大正解。特に葱焼餅が香ばしくてウマウマ。燒餅が美味しい店っぽいぞ。
 
 
鹹豆漿も出汁が効いていて、つい油條をお替りしてしまいました。 樹林豆漿さんのいいところは立地的に観光客が押し寄せる店ではないので店の人の優しさが行き渡っているところ。のんびりできるのもいい。小潘蛋糕坊さんの帰り道、樹林豆漿さんに立ち寄るという選択肢を見つけました。
 
その後ギリギリまで粘ってとりあえずホテルをチェックアウト。遠征するわけでもなく今回の旅程は台北をウロウロするわけですが大人の事情で新北市のホテルに移動です。大人の事情、それはラブホ紛いのホテルの都合(値段)です。
 
大きい荷物はラブホ紛いのホテルに放置して、バックパックで向かうはランチです。嫁が炒蒼蠅頭を食ってみたいと所望したので松江南京の八珍小吃さんにやって来ました。
 

 
 
注文はその炒蒼蠅頭と炒め青菜です。青菜はほうれん草でした。この店は一品料理を注文すれば白米とスープがお替り自由なので白米が進むオーダーです。
 
緑鮮やかな炒蒼蠅頭は花ニラと挽き肉の炒め物。花ニラとニンニクの芽の区別は小難しいので自信はない。味付けは程よい塩味にコクと深みがあって米馴染みが素晴らしい。花ニラだけでも食欲が増進するのにこのピリ辛の味付けはクセになる。炒め青菜は言わずもがな。火力の素晴らしさを痛感しました。米馴染みが素晴らしい選択でした。白米を3杯食いました。



お腹を撫でながらMRTでやって来たのは大坪林駅。
 
ここでデザートを食べまーす。向かうは甜在心糖水舖さんです。年始休業の関係で強引な行程です。注文は店のおススメの芋到仙草蜜です。内容は仙草、芋頭、紅豆、芋圓、鮮奶油(クリーム)です。マジ最高。具材がたっぷりでオールスターたちが皆絶好調な感じ。
 
 
食感と風味が心地よく、蜜の味がそっと背中を押す。素材の甘さは控えめでバランスも最高。芋頭のペーストは見事な仕事っぷり。ひとつひとつクオリティー高過ぎ、コスパ最強だろ。立地の問題で有名じゃないけど処変われば超人気店に絶対なる。そんな店。最高。



府中駅下車、ここでいったん新北市板橋にあるホテルに荷物を置きに行こう。今回泊まる首府大飯店はチェックインが17時と遅め。まあラブホ紛いだな。ちなみに最低チェックイン年齢は18 歳です。嗚呼ラブホだな。
 
そんなホテルに荷物を置いて、晩ご飯までの暇つぶしに象山に向かおう。16時象山站下車。この日の日没は17時15分と聞いている。ここから目指すは象山六巨石観景台。夜景もいいけど足元が暗くて不安なので夕景を見に六巨石まで向かう。混雑する六巨石をしれっと通過してもうひと登りの展望台へ。
 
 
夕方のマジックアワー最高。30分以上も夕景の移り変わりを楽しみました。ささ真っ暗になる前に帰りましょう。行きは辛く感じた階段が、夜道では安定した足場となり安心できる遊歩道でした。足が油條(棒)です。
 
ちなみに象山からの撮った画像の3枚目はおそらく混雑している象山六巨石観景台だと思われます。



象山で腹を減らしたので臨江街観光夜市で夜ご飯です。今までネギ小籠包で有名な正好鮮肉小籠湯包さんに行ったことはあったんですが今回はデザート目的でやって来ました。
 
その前に備忘録。信義安和駅から目的地までは地図上では4番出口だけど迷わずエスカレーターで3番出口でいい。ほぼ出口一緒ですから。
 
話は戻って、デザートの前に通化街の青島(阿欽)海鮮水餃で腹ごしらえ。
 
 
注文は蝦仁高麗菜水餃と鮮肉韭菜水餃と酸辣湯です。 蝦仁高麗菜水餃の餡は小エビが丸ごと入っていて食感ぷりぷり。キャベツの甘みもいい。鮮肉韭菜水餃はニラの風味が豊かで肉汁が溢れるタイプ。
 
正解だったなと思うのはニラのパンチがすごかったので豚にニラで良かったです。エビにニラだったらエビの旨味がニラパワーに負けていたかも。エビの風味を楽しむなら断然キャベツがいい。一方の酸辣湯は酸味だけ足せば我が家好みの味となる。ウマくて笑ってしまう。
 
店内は異常に熱がこもっていたので大汗状態でしたが、台北での我が家の水餃子ランキングが見事に更新されました。
 
 
 
 
では本日のメインとなる通化夜市九份芋圓に行ってみよう。芋圓を愛するくせに不思議とこの店に来る機会がなかった。注文は冬でも刀削冰です。トッピングを4種類選ぶんだけど見栄えは気にしない。芋圓、紅豆、芋頭をダブルです。色味は芋圓に混じっている黄色い地瓜圓(サツマイモ団子)のみ。アースカラーってやつだな。
 
芋頭(タロイモ)は甘く煮ていてねっとりホクホク感が味わえる。一方の芋圓(タロイモ団子)は大きく甘さは控えめ。舌触りはつるんだけど食感はむっちりもっちりきゅっきゅっきゅ。紅豆も芋頭もいいけどこんなに味の濃い芋圓は初めて、1選で芋圓3つだから芋圓を存分に味わいたければ最低3/4選は必要だな。芋圓の美味しさに通化夜市九份芋圓の人気の理由がわかったような気がしました。しかし屋台は落ち着かない。
 
 
今晩のホテルのひと駅手前でMRTを降りる。ひと駅手前で降りて歩く健康法ではない。日常生活で夜遊びはしないお年頃ですが旅行中につきロマンチックに浸ります。新北市政府の市民広場でクリスマスフェスティバルをぶらぶらするのだ。
 
クリスマスを過ぎているので混雑していないと思っていたら大間違い。大賑わいでした。板橋駅前の新北市政府ビル展望台からの夜景も楽しんでみた。 ロマンチックが続くか。それは無理。ホテルへの帰り道、話題は食べ物のことだらけだった。
 
結論、台湾ではニラ・ネギ・紅豆が食後歯に挟まりやすい。ニラ・ネギ・紅豆注意報です。



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