台湾台北(食)旅行記'23-24(3日目)
【2023年12月30日~2024年1月4日】



2023年12月31日(日)
 
憧れるのをやめましょう。2023年WBCでの大谷翔平君の名言であーる。
 
昨日、空調の効いた店内で鍋料理をつついていた台湾人をチラ見した嫁を、旦那はこの名言でたしなめました。エラいぞ旦那。
 
 
早安。ホテルは府中駅近く、昨日の朝食は大当たりでした。もちろん朝食は連日の樹林豆漿さんです。前日はお父さんが優しくしてくれたけど、本日はお父さん以上にお姉さんが優しくしてくれる。忙しいところ恐縮です。
 
注文は前日を反省しメモ書きです。豆漿と鹹豆漿、鮪魚蛋吐司です。メモ書きした理由は、①豆漿は冷たいのが良かった、②鹹豆漿の辛さを聞かれて戸惑った、からです。
 
 
鹹豆漿は多少むせたけどデフォがいい。それでもお姉さんが心配そうに辣油をテーブルに置いてくれる。優しすぎる。鮪魚蛋吐司(ツナ玉子トースト)も旨い。追加で一番シンプルな燒餅を食べてみれば生地さくさくでもっちりもしていて、しかもところどころ香ばしさがあって燒餅最高。次回からは燒餅シリーズを楽しもうと誓いました(決意表明)。
 
 
ホテルでチェックアウトの11時ギリギリまで粘る。食べ物しか興味がない観光客が行き場を失うとこうなります。本日も大人の事情(ホテル代)で宿替えです。大晦日の台北近郊のホテルは異常に高い。台北101のカウントダウン花火の影響かもしれない。そして我が家は台北101の花火の雰囲気さえ感じられない中歴に飛ばされることになった。正確に言えば高いホテル代をケチったのです。
 
泣く泣くホテルを退去し、向かう先は飲食店しかなかろう。腹が減らずに軽く食べられるところを脳内検索してずっと行けなかった林家乾麺さんに行ってみた。
 
 
昼前で6人待ちでも回転は早い。注文は乾麺と魚丸湯と小菜(キュウリ)です。まずは魚丸湯をいただく。うま。ここの魚丸湯はおいしい。台湾にありがちな薄味ではなくしっかりした出汁が感じられてまさに腑に落ちる。魚丸自体も弾力があって餡に程よい香ばしさも感じられてうまうま。
 
乾麺はもちもちしていて熱々をお召し上がりくださいだ。底面のタレにはラードも感じられて風味と麺の絡みに役立っているのかな。乾麺と魚丸湯はここでしか食わん。そう言い切りたい気分になりました。
 
 
林家乾麺さんのあとは石牌駅でMRTを降り立つ。またしても水亀伯古早味さんに雙仙鬧奶を食べに来たのです。一昨日パチパチ弾けるキャンディーが散りばめられている雙仙鬧奶を目の当たりにして、我が家での雙仙鬧奶の通称がキラキラではなくパチパチだったかもと疑問が生じました。
 
しかし気が付いたのです。初めて食べたときに発した感嘆の言葉を。宝石箱や~♪そう宝石箱からキラキラと命名されたのです。杏仁豆腐をどういうバランスで食べ進めていくか課題山積です。食べ飽きて疎遠になりたいです。今日もうまうま。



ではカウントダウン花火で盛り上がるだろう台北101に背を向けて中歴に行こうじゃないか。都落ちしてる気分です。中歴までの台鉄も空いている気がします。普段の台鉄の混雑具合を知らないので勝手な被害妄想ですが。
 
 
はい、中歴のホテルに到着です。中歴大飯店さんです。口コミは芳しくない。優良な口コミで溢れるホテルがこの時期に安価で空室なわけがない。まあ我が家的には普通のホテルでした。困ったときは眼鏡を外し裸眼になればだいたい大丈夫です。
 
裸眼解除(メガネ装着)、さあ大晦日の食事に出掛けよう。中歴大飯店さんから歩いて54m(グーグルマップ調べ)の大埔鐵板燒さんです。店内はカウンター席のみで、目の前の鉄板で焼いて提供してくれるスタイルのお店です。
 
注文は花枝(イカ)と香菇(きのこ)です。ご飯、スープ、ドリンクはセルフサービス、鉄板焼きは注文したメイン食材とキャベツ炒めとモヤシ炒めが盛られて提供です。
 

 
 
味付けはどれもしっかり目でご飯が進むやつ。悪く言えば味付けが濃くて白米で中和していく感じ。ただお値段を考えればボリュームもあって空腹にはいい。
眼の前で焼いてくれるのは醍醐味だけどメッチャ辛味を効かせた鉄板焼のオーダーが入ると刺激臭で目と鼻が悲鳴を上げるので要注意です。
 
 
 
運命です。これはコッテリした口をさっぱりさせなさいという暗示です。言い訳がましく大埔鐵板燒さんを後にして榕樹下綿綿氷さんに行く予定でした。しかし振り向けば大埔鐵板燒さんの自動ドアの横にアイスケースが。これも食べ放題なのか?そんな表情を察したのか店員さんが大きく頷く。無料ならば喜んで頂こうじゃないか。
 
 
アイスはチョコ、パッションフルーツ、ストロベリー、乳酸菌、チョコミントなどあったけど、普段選ばないチョコを中心にいただきました。食べ放題なので貧乏性が発動してお替りもしてしまいました。ごちそうさまでした。

よーしホテルに戻ろう。裸眼用意。あと数時間で台北101のカウントダウン花火が始まる。いつだって早寝なので無関係ですが。



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