台湾台北(食)旅行記'23-24(5日目)
【2023年12月30日~2024年1月4日】



2024年1月2日(火)
 
早安。本日はのんびり向かうは台北小巨蛋駅です。嫁が当たり前のように秦小姐豆漿店さんに向かうところ、逆に曲がってはじめましての大佳燒餅豆漿さんで朝食です。
 
大佳燒餅豆漿さんに来た理由は三明治と焼き芋です。野菜を欲したい旦那が芋顔の嫁を想った結果大佳燒餅豆漿さんにやって来ました。
 
 
注文は地瓜三明治と焼き芋と鹹豆漿です。焼き芋は芳醇な甘さでパンチ力抜群。これ旅行中の非常食に買っておくべきかも。
 
鹹豆漿は注文後に器に醤油、黒酢、ネギなどを入れて、温かい豆乳を注いだ状態で提供されるので最初は豆乳自体を味わい、後にかき混ぜておぼろ豆腐状にしていくタイプ。辛さに対する気遣いからか提供時は辣油少な目で、別に追い辣油を用意してくれる優しさも有難い。いい朝食の店見つけちゃいました。
 
 
 
旦那は何もする気がない。まるで屍のようだ。そんな旦那を置いて嫁はさっさと買い物に行く。台湾で大人気の台湾カステラ双連現烤蛋糕さんに行ってきたらしい。
 
 
台湾で大人気と言っても行列を構成する者たちは日本人だらけらしい。ホカホカの状態のものをいただく。口の中で溶けてなくなってしまうような絶品食感。でも冷蔵庫で冷やしてしっとりさせて食べたほうが個人的には好き。まあ焼き立て尊重論者に逆らうつもりはないけど。
 
双連現烤蛋糕で胃を刺激したこともあり、嫁おススメの熱炒の店 香而廉小館さんへ昼ご飯に行ってみよう。
 
 
注文は蒼蠅頭と炒青菜です。大笑いです。盛りがハンパない。しっかりした味で白米が進む。炒青菜は地瓜葉(サツマイモの葉)を選んだんだけど葉自体がネバネバしててモロヘイヤみたいな感じ。味もクセがなく青菜の中では面白い存在。
 
蒼蠅頭は豆鼓もたっぷりで、火加減が抜群でシャキシャキしててもう笑うしかない。2品だけで判断しちゃいけないけど香而廉小館さんはいい意味で味付けが男前です。濃いめでパンチがあって箸が止まらない。そう野郎なら大好きな味付けだと思う。おまけに量も多い。間違いなく酒も進む。熱炒の店 香而廉小館さん、控え目に言って最高。
 
 
帰り道、少々歩いて微熱山丘さんへ。店頭では店員さんが手ぐすねを引いて我らを待ち構えている。試食もある。試食をしたら日本人気質からただでは帰れない気がする。最近は 小潘蛋糕坊さんの卵黄入りばかり食べていたから微熱山丘さんの王道のパイナップルケーキの酸味が以前より美味く感じてしまう。日本人ってつらい。



 
微熱山丘さんの試食はデザートではない。この旅ラストチャンスになる阿斌芋円さんに向かおう。
 
注文はカキ氷ベースの任意5種。紅豆、珍珠、仙草、芋圓、パイナップルです。やっぱりパイナップルうまーっ。芋圓も食感モチモチで彩りが豊かで風味がよろしい。紅豆は言わずもがな。タピオカを頼んだけど阿斌芋円さんのキャラ抜群のトッピングの中では少々物足りなさを感じる。
 

 
 
美味しいからお替りもする。店のお父さんが豆花を推してくる。ここは豆花が温かいものと冷たいものがあるようで冷たいものをお願いしてみた。豆花のトッピングは任意3選。紅豆とパイナップル×2です。豆花うまーっ。豆の味がしっかりしてて風味豊か。豆花とパイナップルの相性も問題なし。パイナップルの計り売りをしていないか店内のPOPを探しそうになる。
 
 

Rewind①
日本は貧乏な国になった。個人的見解です。台北のホテル代はラブホ紛いでも東京の同等のホテル並みになった。個人的思い込みです。台湾に来始めたころと比べると為替は1.5倍になった。コロナ前と比べると日本人は35%程度しか台湾に訪れなくなったらしい。もうふらっと台湾に来ることは難しい。さあrewind、食べ忘れがないように心して食事をしよう。
 
 
夜ご飯は何にしよう。再びの阿娥水餃さんです。注文は水餃20個と酸辣湯です。水餃は餡がたっぷり入ってムッチムチ。餡のバランスも良くやっぱり美味いなと思う。間違いない。
 
でも次回の自分に言おう。遠いけど、定休日や営業時間もあまり影響ないし、何よりもエビとニラの旨味を別々に堪能できるあの店を最優先させろと。やっぱり阿娥水餃さんは美味いなと噛みしめながらもそう思いました。
 
 
Rewind②
デザートの選択肢は2つある。MRTで大坪林駅までやって来ました。大坪林駅で降りるのは3回目。向かうは甜在心糖水舖さんです。陣取るテーブルの背中合わせには昨日舌鼓を打った黒丸嫩仙草さんがある。
 
豆花を注文している人も多く気になるんだけど、迷わず店のおススメの芋到仙草蜜を発注です。内容は仙草、芋頭、紅豆、芋圓、鮮油(クリーム)、3日ぶりです。やっぱり最高。芋頭ペーストの滑らかな食感といい、実は地味に紅豆もふっくら美味で、すべてが甘いんだけど甘くなくて、でも甘みを感じる味覚迷子状態で美味しいのだ。
 
デザートをあまり食しない旦那を虜にするなんて。台湾の底力を感じました。
 



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