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ホイアン・ダナンの旅行記(5日目)
(2019年4月27日~2019年5月5日)



 

2019年5月1日
今日から日本では改元されて平成から令和に代わる。ベトナムではいつもの日常が続く。

本日の朝ごはんはカオラウ。モチモチした麺にチャーシューや揚げワンタン、野菜、香草がのった麺料理。野菜もたっぷりで、魚醤の香りが口いっぱいに広がる。カオラウは、伊勢うどんをルーツに持つと言われているらしい。コシのある麺に醤油ベースの甘めのタレが掛かっていて、それを混ぜて食べましたよ。

会うは別れの始め。

ホイアン滞在はこれで終了。少し部屋でゆっくりして次の目的地ダナンに向かいましょう。この移動方法も往路と一緒で公共バス、送迎サービス、タクシー、Grabなどなど。
時間が有り余ってる我が家ですから、そこは公共バスですよ。しかし、バス乗り場までは徒歩15分、暑さを考慮して迷わずバス乗り場までGrab利用しちゃいました。
 

そしてバス乗り場で止まっていたバスがこれです。

窓全開。スーツケース持参で乗り込むと、先に乗っていた日本人女性がちょうどバス料金徴収中だった。ひとり3万ドン。ダナンバスのHPに掲載されている金額は1.8万ドン。そのページを見せながらバスの車掌さんにふたりで4万ドン渡すと、スーツケースを指さし6万ドン払えという。ゴネると、スーツケースに向けられていた指が外に向けられる。6万ドン支払わねえのならバスを降りやがれ、ということらしい。先に乗車していた日本人女性は荷物無しでひとり3万ドン。それに比べればと不承不承ながら納得することにした。

その後、別の外国人が乗って来ても3万ドン徴収。したり顔でこちらを見て「みんな平等だろ」と親指を立てる。日本人だからボラれてるというよりも外国人料金なのかな。
 

そんなダナンに向かう揺れるバスの中はこんな感じ。荷物は山積み。嘔吐する現地人あり。カオス。



バスを降りたのはダナン大聖堂のあたり。所要時間はおよそ30分。ホテルに着いたのは11時前。チェックインまではまだまだ時間があるので荷物だけ置かしてもらおうと思ったら、仰々しく「あなたたちはラッキーさんだ!」とそのままお部屋に通される。おまけに、朝食なしプランだったのに朝食券まで渡される。はじめまして、ダナンでの源氏名ラッキーさんです。

ホテルのお部屋はこんな感じ。タイムセールで激安だったのに8階です。2泊で5,491円、一泊当たり2,745円なり。
 

ダナンでやりたいことは「買い物」です、パワースポットでもある五行山にも行くつもりだったけどこの暑さで行くことを謹んでご辞退申し上げました。その買い物前にこのダナンでの食事事情を左右すべくブンティットヌンの店に行ってみた。ハン市場からも近いBun Thit Nuong Phu Hongさんです。店先でお肉を炭火焼きしているので、香りに誘われること間違いなし。

ブンティットヌンは甘辛いソースと焼き肉を絡めていただく汁なしのブン料理。ブンは麺、ティットは肉、ヌーンは焼くという意味。

注文はそのブンティットヌン。
 

ここのブンティットヌンのトッピングは牛肉、ナマスとキュウリなどなど。レタスたっぷりサラダ麺という感じじゃなく、ジャンク感のほうが強いかな。底部に潜む濃厚なピーナッツダレをよく絡めて食ってみた。ウマウマ。フライドオニオンの香ばしさもいいぞ。

ただやっぱり個人的にはコッテリじゃなくてホーチミンとかで食える酸味の効いたタレのほうが好きだな。しゃぶしゃぶをゴマダレで食うかポン酢で食うか問題と同じだね。

ウマウマだけど、これでハッキリしたぞ。ダナンで有名なBánh xèo bà Dưỡng(バインセオ・バーユオン)さんのバインセオもピーナッツダレ。もう行こうかなんて悩みません。





食後はBIG-Cまでお買い物。お目当てのものは見つからーず。この日は5月1日メーデーということもあり休業している店も多い。こんな日は買い物日和にあらず。カフェでお休みすることに。目星を付けていたカフェも休業。ふらっとLiferia Coffeeさんに飛び込んでみた。

メニューを見てるとピンス(韓国系カキ氷)もあるけど、やっぱコーヒー系でしょとこんなん注文してみた。
 

ここのカフェ、ゆっくりできて落ち着いてなかなかですよ。座席の間隔も広いし、店員さんの気配もあまり感じない。窓の向こうではヒマつぶしに困っている日本人観光客が多数見える。

必死に話しかける嫁を無視して、この旅に持参した文庫本を真剣に読みふけてみた。読み切れなかったらただのお荷物になっちまうからこっちこそ必死なんです。


夕飯はダナンに来たんだからシーフードを食おう。当初ホテルの場所をミーケビーチあたりで予定していたから数多あるシーフードレストランで良さげな店を歩いて探そうと思っていた。それがプランを練っていく中で、ホテルの立地が市街地のほうが便利なんじゃねという結論に至る。シーフードを食いにミーケビーチまでタクシーで行けばいいかと。しかし見つけてしまった。旧市街の中のシーフード店を。しかもホテルから近い。口コミを見てるとミーケビーチよりもお値段もお安いらしい。

英語メニューはあった。しかし写真が全てに網羅されていないからそこは指差しと呪文のようなベトナム語(料理名)で何とかって感じ。一部の商品は時価っぽくて不安もある。

注文はハマグリのレモングラス蒸し、空心菜炒め、シーフードチャーハン。
 

まずハマグリのレモングラス蒸しが来た。相変わらずハマグリがぷっくり柔らかく蒸されておいしゅうございますよ。そして空心菜炒めは言わずもがな。

素晴らしかったのは最後の海鮮チャーハン。具材のエビやイカは細かくカットされていて見栄えはパッとしない。でも味は最高。炒め方といい塩加減が秀逸で、結構な量なのにペロリンチョでした。

お会計は時価ということもあり(時価の金額を確認する術もなく)ビビりましが激安すぎました。





食後はハン川に掛かるドラゴンブリッジまでお散歩。
 

赤、青、緑、黄色ときれいにライトアップされていますね。ドラゴンブリッジのドラゴンが火を吹くショーは土日のみということで本日はお休みでした。



ハン川沿いを散歩したあとは、ウォーターフロントのデザート屋さんで一休み。同じような店が3つ並びすさまじいお客さん争奪戦が繰り広げられている。その中の198番の店(Dừa xiêm Bến Tre 198)に入店してみた。
 

注文はココナッツアイス。くりぬいたココナッツの中にはアイスが入っていて、そこにココナッツの実、ナッツが入っている。そんなアイスと一緒に提供されるのがココナッツジュース。なんか得した気分だね。

帰り道、一本裏道を歩いていたら、ローカルたちがわいわいココナッツアイスを食べている店を発見。ほぼ同じ商品。たぶん、川沿いの3店舗はドラゴンブリッジなどのきらびやかなリバーサイドの景色と雰囲気を味わう外国人観光客向けで、お値段もお高めなんだろうね。
 

ホテルへの帰り道、ダナン大聖堂の写真を撮ってみた。
ホーチミンのタンディン教会と同じピンクの教会でした。実にハレンチだ。
 


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