モロッコはウザくなかった旅行記(1日目)
~放屁はラクダの上で~
(2015年8月7日~2015年8月16日)
■旅のきっかけ |
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本を読んで旅に出た。 海外旅行に目覚めたのはベタに深夜特急(古っ)だった。その後も旅行先を決めるひとつの材料は本だった。村山由佳の「静かなる水の音」、数年前に読んで旅ゴコロがくすぐられた。あっははははっはは。 砂漠で一夜を過ごしたい。フランス語はしゃべれない。 ハイ、モロッコに行っちゃいました。 |
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■旅の準備 |
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夏の旅行が終わると、すぐに次の夏の旅行の準備は始まる。そんな感じで少しずつ準備が嫁主体で始まりました。まずは航空券。高い安いもあるけれど、限られた時間内で遊ばないといけないサラリーマンだけに、今回はエミレーツがちょうどいい。 往路 EK319 成田 22:00 ⇒ ドバイ 3:50 EK751 ドバイ 7:35 ⇒ カサブランカ 12:55 復路 EK752 カサブランカ 14:30 ⇒ ドバイ 1:10 EK318 ドバイ 2:50 ⇒ 成田17:35 航空券は前年の秋に手配してその後はほぼ放置。年が明けてからホテル選びの必要性から主な日程を決める。全然そんな気分ではないけど、もう右回りか左回りかどっちかだろ的ないい加減さで左回り、その行程でホテルを決める。本当に全然そんな気分ではないので嫁の言うがままさ。 旦那(ワタクシ)が旅行に向けて気持ちが乗ってきたのがほぼ一ヶ月前。ここからいろんな情報、先人の旅行記とかを見始める。シャウエンに行きたくない?無理!右回りの方が良くない?無理!フェズ1日少なくない?カタツ無理(←ジャニヲタにしか通じないギャグ)! まあそんな感じかな。がっつり調べたのはメルズーガまでの2泊3日砂漠ツアー。時間の問題でマラケシュ発マラケシュ着じゃなくて、フェズ着が良かった。多くのツアー参加者がメルズーガで途中離脱し、そこからグランタクシーかバスでフェズに向かっている。でもこんだけマラケシュ発フェズ着のツアー需要があるならツアー自体が存在してもおかしくないと思うのが日本人の小賢しさ。 で、その件で現地旅行会社15社にメール送信(もちろんコピペ)。返信内容を見ると、どこもプライベートなら取り扱うがグループツアーはないとのこと。納得。実際に存在しないのか、ツアー日直前に客が集まってグループツアーが自然発生するのかそれは現地でのお楽しみ。まあ相乗りタクシーが日常の国ですから。 それからそれから現地通貨の両替だ。ディルハムは持ち出し不可。行った先でレートのいい両替所を探すのもいいけど、ツアー料金とかお土産を値切るのに時間を割いたほうが効率的。はい、空港である程度両替をしようとざっくりと予算を立てる。カサブランカのホテルだけ清算済みなので、それ以外でふたり10万円なり。 で、主な日程は (金)成田⇒ (土)(ドバイ)⇒カサブランカ⇒電車⇒マラケシュ (日)マラケシュで観光、ツアー探し、買い物 (月)砂漠ツアー (火)砂漠ツアー(砂漠泊) (水)砂漠ツアーを離脱してフェズへ (木)フェズ観光、買い物 (金)フェズ⇒電車⇒メクネスで観光⇒電車⇒カサブランカ (土)カサブランカ観光⇒モロッコ出国 (日)(ドバイ)⇒成田 腹を壊すのは日程に入れていない。。。 |
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初日。サラリーマンの朝は早い。ボタンダウンのシャツに袖を通し、スーツのパンツを履く。慣れた手つきでベルトを通し、よく磨かれたリーガルの革靴を選ぶ。 そしてグリーンのリュックサック。おいおいおい、そこはビジネスバッグだろ?と思うけど仕事帰りに成田空港に直行するんで仕方ねえ。 定時、だとちょっとあからさまなので定時から5分後に小走りで退社。 気持ちの問題ってやつ?電車を乗り継いで成田空港に着いたのが20時前。機内食はおそらく23時過ぎなので、マックの株主優待券で小腹を満たす。 エミレーツEK319 成田 22:00 ⇒ ドバイ 3:50 |
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そうだ初日はこれであっけなく終わってしまうのだ。 機内食(上がベジタリアンメニュー、下が普通のやつ)くらいはさらしておくけど、こんなんが初日でいいんでしょうか? |
そんなわけで早くも結論。最高に面白かったぞモロッコ! 体調管理は大変で、フライト時間は長いけど好きになっちゃったぞモロッコ!モロッコ人はウザイとか、悪いやつも多いとかそんな先入観は旅の楽しさを損なわせるぞ!緊張感は大事ですが…。 モロッコ、もろもろ好きだー!!! そんな旅行記ですがしるぶぷれ。 |
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