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ホーチミン・ムイネー旅行記(1日目)
(2015年12月29日〜2016年1月4日)





 

わからん、非常にわからん。毎年お正月は帰省するんじゃなかったのか?嫁のご両親に心温まる社交辞令を繰り広げなくていいのか?もしかして不義理なワタクシに出禁が発令されてしまったのか?

納得できんが、話を聞かないワタクシの上の空「はいはい」を利用して、嫁が正月ベトナムのチケットを手配しやがった。次回からは大事なことは書面でお願いせねば。
 
 
■旅程■
1日目 東京⇒ホーチミン ホーチミン泊
2日目 ホーチミン⇒ムイネー ムイネー泊
3日目 ムイネー滞在 ムイネー泊
4日目 ムイネー滞在 ムイネー泊
5日目 ムイネー⇒ホーチミン ホーチミン泊
6日目 ホーチミン⇒ 機内泊
7日目 ⇒東京  

2015年12月29日

もう体調は最悪だ。嫁は一週間前からの風邪をこじらせ副鼻腔炎で咳が止まらない。ワタクシは頭痛と吐き気がハンパない。そんなコジラセ女子と二日酔い男子の旅は始まる。

(中略)いきなり成田空港に辿り着いたぞ。今回は十数年ぶりにANAの国際線利用。ブルジョワ感が止まらない。チェックインも勝手にやってくれるし、カウンターがたくさん開いていて待ち時間も少ない。日系エアラインのおもてなし感に頭が下がります。
 
 
NH831 成田 17:55⇒ ホーチミン22:35


機内食はこんな感じ。嫁のベジタリアンメニューとワタクシの和食メニュー。和食メニューには味噌汁が付きますよ。そしてペットボトルの水ありがたしです。
 
 
ホーチミン・タンソンニャット空港にニヤッと到着。

機内でヒートテックは脱いだけどまだ長袖長ズボン。嗚呼暑い、汗ばむわー。とりあえず空港で1万円をベトナムドンに両替。まさしくケタ違いのゼロの多さ。汗ばむわー。

タクシーはマイリン(MAI LIHN)かビナサン(VINASUN)にしろと誰かの格言を思いだす。タクシー乗り場でマイリンのタクシー係発見、すぐにタクシーの手配を頼む。おそらく汗ダラダラすぎてタクシー係に必死さが伝わったのだろう。すぐに乗車、タクシーは無事ベンタイン市場に辿り着いたのです。

ちなみに料金は13万ドン弱。メーターは12万弱なんだけど空港のゲートで1万ドン(空港使用料)支払ってたのでそれ込みなのであーる。
 
 
ホテルはベンタイン市場の近くのザビエルホテル(Xavier Hotel)、窓なし。もう現地時間24時(日本時間2時)。当初の予定では「駆けつけ1杯」しようと思ったけど、ハイ無理!!!

ちなみにホテル評をすると「我が家的には有り」だな。狭くて窓はないどけ、新しくて、清潔だし、ビーサンもあるし。しかし潔癖症のワタクシ、他人のビーサンと海パンは履かない主義なのだ。




ホーチミン・ムイネー旅行記(2日目)
(2015年12月29日〜2016年1月4日)





 

2015年12月30日

勉強のしすぎで不遇だった青春時代を必死に取り戻すかのように早起きなワタクシたち。ただの加齢による早起きというご意見もある。

8時半、昨夜来れなかった「駆けつけ1杯」の店『Tiem An Cat Tuong』さんへ。

カットゥーンさんて読めばいいんでしょうか?ジャニオタのワタクシたちにすれば、頑なに脱退する入口、出口、田口君がまだKUT-TUNにいるうちに来れて良かったと意味のない喜びを感じております。

そして入口に立てば、煮えたぎる鶏地獄と化した鍋にいいスープを感じますよ。
 
 
注文はフォーガーとフォーボー。パクチー抜きで頼んだフォーガーは見た目パッとしないけど鶏の濃厚な出汁が絶妙にウマし。

もっと簡単に作っているのかと思ったけどこの出汁はよく煮込まれてコクがあって絶賛もんです。パクチーがなかった分味がちょっと単調かなと思うけど、そこは香草足しちゃえばいいじゃないでしょうか。

一方のフォーボーですがこれはあっさりしてて、日本人のお口にアウアウーーーやつです。パクチーもそんなに気にならなくて、コッテリのガーとあっさりのボー、なかなかいい組み合わせでした。自画自賛。
 
 
そのあとは統一会堂、サイゴン大教会、中央郵便局を観光したんですよね。

サイゴン大教会は後ろ姿が大好きです。どんな告白だ。中央郵便局の前ではアオザイを着た高校生っぽい人たちがいろんなポーズで撮影会してましたね。アオザイ赤派VSアオザイ青派の派閥闘争勃発。ワタクシは赤派を今宵も愛します。嗚呼また告ってしまったぜ。

郵便局の中では幼稚園児たちが社会見学中でした。なぜかホーチミンボーイ&ガールとハイタッチ、イエーイ♪
 
 
そんな国際親善風ハイタッチの後は、KIM THANH(キムタイン)さんで9時半なのにデザートです。イエーイ♪

注文は日本人観光客丸出しのバインフラン(プリン)とヨーグルト、そしてカフェスアダー(コンデンスミルク入りのアイスコーヒー)。
 
 
期待していたプリンは弾力が豊かで、素朴な感じでおいしいけど、ゴメン期待しすぎてしまったようです。

ヨーグルトは大ヒット。フローズンヨーグルトなんだけど、さっぱりした口どけで風味が広がって本気と書いてマジほくそ笑みましたよ。

はじめましてのカフェスアダーはなるほど濃厚です。濃厚の中にコクと旨みがしっかり感じられてベトナムコーヒーあなどれんです。
 
 
次は右だ。サイゴン大教会まで戻って、嗚呼2回目だ、日本語が達者なベトナム人に市民劇場の前でからまれ、ドンコイ通りをズズズーーっと早くもラッキープラザのタックススーパーへ。

ここで試食を兼ねておやつを買いつつ価格調査。そうこれからちょい田舎のムイネーに行ってホーチミンにまた戻ってくるので、お土産をどっちで買うか少々迷っているのだ。節約家だ、ケチではない。

そしてマジェスティックホテルを横目に、グルっとしてNHU LAN(ニューラン)です。
 
 
賑わってます。もう売り場が散らかっててどこで何を買っていいのかワタクシ立派な挙動不審者と化してしまいましたよ。ここではムイネーまでのバスで食べるバインミーを買いに来たんですよね。注文はガラスケースの一番上に書いてあるバインミーBBQ。何も言わなかったらバゲットじゃなくてパニーニ生地にされてもうた。思ってたんと違う。涙ぽろり。

そんなバインミーをぶら下げて、額から噴き出す涙を拭きながら荷物をピックアップするためにいったんホテルに戻りましたよ。そして撮影用にバインミーを広げ、一口かじり、気が付けば完食。嗚呼ウマし。
 
 
パニーニは表面をその場でほっこり焼いてくれて、思えば現地人はほとんどパニーニを選んでいたぞ。負け惜しみに聞こえなくもない。具はシェラスコっぽい肉にたっぷり野菜のナマス。お肉は薄く、しっかり焼き上げられていてどっちかと言うとジャーキー風。甘辛いのはペーストの味かな。お肉が肉々していないのとナマスの酸味でさっぱりしててバランス重視型のすげー好きなやつでした。

ホテルに帰り際、ベンタイン市場の西門前の両替所で2万円両替なり。ここは両替所2店舗並んでいるのです。

そしてザビエル君(ホテル)とは一時お別れです。今回ここまでの荷物はバックパック2つ、小さいスーツケース1つ、そしてスーツケースに忍ばせていたコンパクトに折りたためるショルダーバック1つ。ここで冬物やらをスーツケースにしまってザビエル君に3日ほど預け置く。ザビエル君、荷物を勝手に開いたら臭い靴下の刑なのであーる。ってか、そんなことしないし。
 
 
ムイネーまでのバスはシンツーリストのHPで日本から往復予約しておきました。少々高くつくかもしれないけど時間の節約なのだ。

バスの出発は14時、少々時間があったので近くのハイランズ・コーヒーで一休み。注文はカフェスアダーとツナのバインミー。
 
 
そうだ、肉嫌いの嫁はニューランのバインミーを食えず、旨そうに食べるワタクシを憎々しく眺めていたのだ。

そして、ツナのバインミーを食って和らぐかと願った嫁の憎々しい目線は近くのテーブルを見る。うなる。指差す。フレンチフライも…。店長、急いで下さい。
 
 
ホーチミン 14:00 ⇒ ムイネー 19:00

 
 
バスは行く。もっと飛ばせ飛ばせという願いは通じずほぼ定刻通りムイネーに辿り着く。

バスの話をすると、休憩は1回、出発から2時間後に15分ほど。バスの中にはスリーピングバスもあって乗りたかったけど都合のいい時間にはなかったんだからしょーがない。ちなみに行きも帰りも先頭の座席でした。ネットで早めに予約しておくとこうなるのかも。どこにも根拠はないがな。

19時前ホテル到着。メインストリートの喧騒をよそにホテルに一歩入ると庭が広がり静寂が訪れる。暗闇の中少し離れた場所から誰かに声を掛けられる。


3 nights?

そうだ、ワタクシたちは3泊する客だったのだ。普通は「お名前は?」「Mr.××?」とか言われるんだけど、なんて合理的な呼び名なんだろう。
そんなナイスなホテルはCat Sen Auberge。猫嫌いなだけにCatを警戒したけど、No Catでした。
 
 
お部屋はこんな感じ。夜だったので映り良くないね。広い、清潔、コテージ式なんで静かで落ち着くわ。ベッドも2つあって、外にはミニバーと称したキッチンもある。そして早くも3 nigthsさんと呼ばれた原因がわかった気がします。ここのホテル、ほとんどが長期滞在者みたいです。つまり居心地がいいホテルってことかな?

ムイネーでの1食目はホテル近辺のBOKE密集地へ。

5軒くらい海鮮の店が並んでいて、違う店なのに店名はみんなBOKE。飛んだボケ野郎どもだ。どの店も店頭には活きのいい魚介が並び、それをBBQで食わせてやろう、そんな心意気だ。

とりあえず、イカ好きのワタクシたちは、イカの値段を聞いて回る。思いっきり言い値だ。店ごとにキロ単価が違うのはわかるけど同じ店でも店員によって違う金額を提示してきやがる。足元見られておりますよ。
 
 
で、本日は気持ちいい一発回答をいただいたBOKE(HOA BIEN)にしてみた。店頭には話題性たっぷりのフォトジェニック(ワニの丸焼き)が焼かれておりましたが、そんな野趣溢れる遊び心はないのでイカBBQとシーフードとブロッコリーの炒め物、それと生ジュース(マンゴーとライム)なんかを注文してみた。

もうイカBBQのぷりっぷりさがウマい。身の弾力の豊かさと少し焦げた部分の香ばしさ、もうもう最高。炒め物はブロッコリー(カリフラワーじゃね?)の多さは否めないけど大満足でオンザライスしてしまいましたよ。
 
 
ムイネーの夜はバスが到着する前から更けていた。




ホーチミン・ムイネー旅行記(3日目)
(2015年12月29日〜2016年1月4日)





 

2015年12月31日

しんちゃお。カーテンから漏れる薄日、に気づく前から目覚めてしまうワタクシ。嫁を起こすまいと外のバルコニーでたたずみながらタブレットを起動する。

よっMr.Tablet!ちょっと前だったら文庫本とか読んでたのにな。あっこれが中庭だ。
 
 
ムイネーでは、正確に言うとここはファンティエット地区らしいけど、観光といえば定番以外のものはあんまない。嫁はレンタバイクを借りろという。25年ぶりにバイクなんか乗れるだろうか?

とりあえず嫁にネガティブ情報ばかり吹き込み、ぶらぶら歩いてシンツーリストのムイネーオフィスでツアーを確認。

グループツアーだとフィッシングビレッジ(漁港)、ホワイトサンデューン(白の砂丘)、イエローサンデューン(黄色の砂丘)で3時間コースひとり138,000ドン(7ドル)、プライベートはそこにスイティエン(妖精の渓谷)が付いて4時間、料金は人数によってってとこでした。スイティエンをどうするかだけど、ヒマな旅行者なのでグループツアーを申し込んでみた。出発は14時。
 
 
とりあえず予定も立ったので、シンツーリストの近くでバインミーの朝食。

おばちゃんがスペシャル推しなのでそれと玉子のバインミー、カフェスアダーを。
 
 
バインミーはオーブンで焼いたバゲットにレタスやキュウリ、トマトがたっぷり入ったやつで、スペシャルはふわふわの玉子焼きとチキンの親子丼仕様。カフェスアダーはインスタントっぽい。

おいしいか心配するおばちゃん。安心してください、おいしいですよ。ワタクシのキュウリを強奪して食した嫁を目撃したおばちゃん、すかさずキュウリ2本8切れサービスしてくれました。ありがとうございました。

朝食が終わったのは9時半、ツアーは14時。さて4時間どうする?どうするんだ?

ハンモックで寝転んでみた。そんでホテルの中庭のベンチに陣取り、ニワトリを観察して、ウサギに指を甘噛みされ、犬に尻を向けられたのだ。ベトナム版桃太郎だな。
 
 
12時半、目覚ましが鳴る。

午睡を楽しんじまったようだ。昼食は朝の散歩のときに見つけといた店に行ってみた。観光地っぽくメニューが豊富で、何かの専門店じゃない分だけ何がおいしいのか注文するのに困る。

そんなときはフライドライスと揚げ春巻き。無難すぎる。
 
 
食後少し時間があったので、フルーツジュースの店へ。

注文時に「No sugar?」と聞いてくれるだけあってなかなか本格的な感じで、ってか余計なことをしない潔い味でなかなかよろしいです。

注文はマンゴーとパッションフルーツ。マンゴーはまだ熟していない感じで、パッションフルーツは酸味がハンパない。砂糖を入れたらもっと飲みやすいんだろうけど、これはなかなか難しい問題だ。
 
 
14時、マイクロバスみたいなバスでツアー出発。ガイドさんがツアー参加者の一体感を高めるためか参加者の国を大声で聞いていく。日本2名、韓国3名、中国5名、マレーシア1名、ベトナム5名なり。

そしてガイドさんがスケジュールを確認がてら説明すると、早速お国柄が発揮される。

「スイティエン(妖精の渓谷)に行かないのは話が違うぞ!」と威嚇まじりの大声で吠える韓国人。

「イエローサンデューン(黄色の砂丘)でサンセットが見れないなんておかしいだろ!」とツアーキャンセルをほのめかす中国人。

静かに「中国人よ、韓国人を連れて、是非ツアーをキャンセルしてくれ」と願う日本人(ワタクシ)。
 
 
そしてそんな空気のままフィッシングビレッジに到着。

声の大きいグループから離れて「まるで江戸に黒船が来た感じだね」と適当な会話をしていたら、マレーシア人が写真を撮ってくれとやって来た。苦手なiPhoneだ。

この時代でもガラケーを平然と使っている我が家には触れたくないマシーンだ。ワタクシはアゴで嫁にその大役を譲る。嫁がiPhoneを構える。指がレンズにかぶってるとマレーシア人からのダメ出し。ふふふこの役立たずめ。

バスが次に向かったのはホワイトサンデューン(白の砂丘)。中国人と韓国人はバスに乗っている。さっきの威勢はどうした?
 
 
ホワイトサンデューンの滞在時間は40分。4ヶ月前にサハラ砂漠に行ったワタクシでさえ感動してしまった。大きさは敵わない。底なし沼のようなサハラ砂漠に比べて、このPOPさはヤバイ。そこにネガティブな印象はなく、おごそかだった気持ちもここでははしゃぐ思いしかない。ラクダはバギーに代わり、砂漠というよりもスケールハンパない砂場としか言いようがないぞ。

さあ40分、行けるところまで行こうと早足のワタクシたちに同調するかのように付かず離れずなマレーシア人。そのはしゃぐ笑顔を見て思った。

彼は中国人と韓国人を避けてこの日本人に寄せてきているぞ。。。

マレーシア人が駆け寄ってまたしてもiPhoneをワタクシに手渡し、白い砂漠の上に寝転び写真を撮るように促す。今度はワタクシが撮った、撮りまくってやったぜ。

その後もはしゃぐ。ワタクシの求めていた砂漠はこれだった。青い空にキラキラ輝く砂。サハラなんてずっと砂嵐吹きすさんで厳しさしか教えてくれなかった…。

そして55分後、バスは次の目的地イエローサンデューンに向かう。

そう15分遅延だ。中国人と韓国人の反乱かと思ったがそうではない。それまで存在感の薄かったベトナム人がまさかの15分遅れでアイスキャンディーをかじりながらバスに戻ってきたのだ。反省の色はなし。
 
 
イエローサンデューン到着。

バスから降りると砂ぞり用のプラスチック板を持った子供たちが駆け寄ってくる。ここでの滞在時間は20分、早足で砂漠を駆け上がるワタクシのもとにマレーシア人がiPhoneを持って近寄ってくる。そうかそうかまた撮って欲しいのかと思っていたら、マレーシア人がホワイトサンデューンで撮った画像を見せ、

お前の撮った写真はお前の指しか映ってねえだろ!!!

と悪態をついて笑顔で走り抜けていった。そうかレンズに指が掛かっていたのか・・・ワタクシは自分の不甲斐なさとマレーシア人への償いを感じ、足元の安全を確認してヒザから崩れ落ちたのだった。

そんな涙で濡れたイエローサンデューンですが、ホワイトサンデューンと比べると規模はしょぼいけど、夕日に照らされた砂の風紋はなかなかでした。新郎新婦も入場です。

そして35分後バスはシンツーリストへの帰途についたのでした。そうさらに15分遅延した。中国人が計ったようにホワイトサンデューンでのベトナム人と同じ15分遅れでバスに戻ってきたのだ。

結果的に当初の目的だった夕日を満喫できたのか中国人はしたり顔で戻って来たのであーる。
 
 
ツアーの結論、両方の砂漠はゆっくりできなかったけど短すぎるわけじゃなかった。ただ協調性のない人たちと行動を共にするのを楽しめるかどうかかな。

夕食は18時半、前日に混雑していたBOKE Mr.CRABへ。数あるBOKEの中では造りは簡素だけどお値段は安い。混んでるわけです。
 
 
注文は蒸しイカとショウガとネギの炒め物と空芯菜、あとは野菜スープ。

もう大満足。空芯菜は鉄板なんで言うことはないけど、イカの炒め物がマジうまい。前日はBBQで香ばしうましだったけど、蒸しの方が旨みが凝縮されて身のぷりぷり感と合い間って鼻息注意報発令しましたよ。ああ絶品。
このイカはBBQ用の大きいのじゃなくて小さいイカを使用してるみたい。

野菜スープの画像はない。だって催促しても提供されるの遅すぎ。他のものをとっくに食べ終えてから来たんだもん。

本日は12月31日大晦日。BOKEの周りにもクラブが2軒あって、今夜はHAPPY NEW YEAR PARTY開催中。静かな町、開放的な店構え、いつもは聞こえないだろうHIP HOPな喧騒がホテルの部屋までかすかに漏れ聞こえてくる。今夜は町ごと眠らせないつもり?

そう言えば、iPhoneの件でマレーシア人に迷惑を掛けたけど、マレーシア旅行中、おばちゃんの指入り汁そばを謹んで受け入れたことを思い出した。我ながら心の広さに感心して夜は更けていく。




ホーチミン・ムイネー旅行記(4日目)
(2015年12月29日〜2016年1月4日)


 
 
 

2016年1月1日

HAPPY NEW YEAR 朝6時に目を覚ましたのはクラブからのかすかな音漏れだけのせいじゃない。初老や、初老のせいや。

こっちの日の出は6時半くらいだということで爆睡中の嫁を放って、ビーチに初日の出を見に行ってみた。水平線に少し雲がかかっていてもパワフルな太陽には敵わない、そんな見事な初日の出いただきました。
 
 
ビーチを少し歩けばパーリーピーポー、海にはタライ舟、ひとりおごそか気分のワタクシ。パリピポのディープキスの吸引力に圧倒されながらも、不確かな日々に潜んだ確かな今を、明日も明後日もずっと繋いでいこう、そう誓った朝、だったか。

朝食は連日のサンドウィッチ風バインミー。
 
 
注文は卵と、前日はチキンスペシャルだったんだけどベトナムハム的なもの期待してポークにしてみた。

うーんハムじゃなくて豚バラみたいなやつを甘辛に炒めた感じ。これはこれだ。たっぷり野菜、しかも前日のこともあって最初っからトマトとキュウリを別添えでサービスしてくれる。お世話になりまーす。

本日の午前の部はスイティエン(妖精の渓谷)観光。レンタサイクル?歩き?タクシー?太陽のギラギラさに負けてタクシーで行く。マイリンのメータータクシーなり。
 
 
スイティエン到着。スニーカーからビーサンに履き替えたけど裸足の方が断然いい。ひんやりした水に泥の感じが心地良くて、たぶんムイネーじゃなきゃ成立しない観光スポットだけどピクニックっぽくて楽しいぞ。

しばらく歩くと牛さん登場。小川の中に牛さんの糞も登場。そりゃそうだけど。
スイティエンあるある、ココロがきれいな人は妖精が見えるらしいよって言うヤツ。
 
 
そんなスイティエンを後にして歩く。歩く。歩く。

ムイネー市場の近くに旨そうなカフェを見つけたんでその店に行く。ベトナムにいておいしいコーヒーが飲めないなんてヘビの生殺しですよ。

Milano Star、しょっちゅう来たくなる店です。そう5時間後に再来店してるし。
 
 
午後はローカルバスに乗ってファンティエット中心部に行ってみた。

バスが来た。ホテルの近くにバス停がなかったので、適当な場所で手を振ってみた。なんとかなるもんです。車掌さんがいて行き先を告げて料金徴収。コープマートに行きたいって言ったのに、ロッテマートで半ば強引に下ろされる。

まあ別にロッテマートでも全然問題ないんですよ。暇つぶしですから。
 
 
昼食はフードコートとかもあったけどなぜかピザハット。旅行中って時々こういうの欲するんですよね。安心するわ。
 
 
その後はロッテマートでお買い物。やっぱりホーチミンのスーパーよりも格安。とは言っても、そんな差はないんでわざわざ感はないかな。まあ買いましたけど。

日本のアニメはここでも大人気。ドラえもん、クレヨンしんちゃん、ナルトはわかるけど、タッチって・・・。
 
 
で、帰ろうとバス停を探していたらロッテマート前でムイネー行きのバス発見。バスに乗り込むと発車まで待てという。しばらくするとエンジンが掛かり、50m先のバス停で多くの現地人が乗り込んでくる。

もしかしてロッテマートがバスの発着場所で、待機中のバスに乗って待っていたのかもしれんな。
 
 
夕食は前日も行ったBOKE Mr.CRAB。

注文はムイネー名産?の貝と海老をBBQで。その他に蒸したイカの炒め物と空芯菜とライス。

貝と海老のBBQはもう笑っちゃうくらいおいしい。次に来たイカの炒め物もイカが新鮮でもうプリップリッすよ。空芯菜は鉄板でしょ。
 
 
しかし問題もある。BBQから15分経ってイカの炒め物が提供。全然問題ない。その後が来ない。それも空芯菜とライス。30分以上待って店員さんに言う。5分待って。そりゃ空芯菜とライスだ5分で十分だろ。

しかし来ない。違う店員を呼ぶ。会計ですか?アホか料理を早く持って来い。店員は不貞腐れてどこかへ行ってしまった。確実に使えない店員に声を掛けてしまったようだ。最初の店員を捕まえた。バツの悪い顔をして4分待ってと叫ぶ。さっきから1分短縮された。あと4回声を掛けないとダメなのか。

空芯菜とライスだ5分で出来るだろ。そんなことを繰り返し、他の客の苛立ちも最高潮で、隣の中国人なんか厨房から自分の料理らしきものを勝手に持ってくる暴挙に出た。

中国人には賛同したくないが、そのときはハイタッチしそうになったくらいだ。そして画像の時間で確認するとイカの炒め物から66分後に空芯菜とライスが提供されることとなった。しかし鉄板の旨さを誇る空芯菜、他の料理はなくともライスは悲しいかな進むのであった。

あの店に行くと、客は催促して皿を叩く子どもと化してしまうのかもしれん。お店滞在時間ノンアルコールで2時間弱。

帰り道、星を眺めた。前夜オールナイトだったクラブはひっそりと門を閉じていた。ムイネーの正月はクラブだけがお休みで、他の店は通常営業だった。そんな一年の始まりだった。




ホーチミン・ムイネー旅行記(5日目)
(2015年12月29日〜2016年1月4日)


 
 
 
 

2016年1月2日

ホーチミンまでの帰りのバスを待つ。

来た。手を振る。通り過ぎた。追いかけた。気付いた。バスが止まる。乗車成功。
 
 
ホーチミン発の便はムイネーに夜着くからか指定のホテル前で降ろしてくれる。ムイネー発はどうなん?シンツーリストで聞いてみたらホテル前で待っていろと言う。

しかし通り過ぎられることもある。大事なことは笑顔で手を振ることじゃない。必死にバスを止めることだ。
 
 
ムイネー 7:30 ⇒ ホーチミン 13:00


バスは快調に走る。予定の1時間前の12時にホーチミン到着。

泊まるのは当然ザビエルホテル。置き去りにしたスーツケースと涙の対面を果たし部屋に向かう。今度は窓付きだぞ。
 
 
昼食はソイガー(鶏おこわ)を喰らう。

店名に謙虚さはうかがえないが「XOI GA NUMBER ONE(ソイガー・ナンバーワン)」です。注文です。肉嫌いの嫁は中華麺(MI GA)、ワタクシはXOI CHIEN。ってかソイガーじゃなくつい揚げソイガーを頼んでしまう揚げ物愛好家。

そんなソイチェンですが、外カリカリ中もっちりのおこわに、ほぐした鶏肉とフライドオニオンがのっていてペロリおいしいです。中華麺これはいいな。麺といいスープといい食が合わない日本人でも納得するウマさじゃないかな。しかし量が少ないので昼食改めおやつということにしよう。
 
 
ってことは、これはおやつのハシゴになるんだろうか?

今度こそのコープマートに向かうその手前、Xoi Che BUI THI XUAN(ソイチェーブイティスアン)さんに寄ってしまうのです。

注文に困っていると出てきました日本語メニュー。注文はミックスチェーと金柑ジュース。
 
 
ミックスチェーは作る人のオリジナルみたいで日本人好みに仕上げてるのかな。はじめてのチェーをいただきますよ。

はい、一口で好物決定。ココナッツミルクに小豆、白インゲン豆、タロイモなんか入っていてお汁粉っぽくておいしいぞ。もっと甘そうなイメージだったけど結構あっさりかな。

ちょうどいいところに金柑ジュースのストローが・・・おっと完飲してしまったぜ。
 
 
そして結果的に昼食となってしまうものに出会った。ホーチミンに戻ってから3時間弱、おやつ⇒おやつ⇒昼食と暴れまくりです。

そうコープマートの帰り、全然コープマートのこと書いてないけど、開店時間直後のあのBANH MI HUYNH HOA(バインミーヒュンホア)の前を通りかかったのです。計画的犯行です。
 
 
すぐに並んで1個注文する。メニューはひとつしかないから個数だけ言って、店員さんからの嫌いなものとチリの有無を聞かれる程度ではい完成です。

ズシッ重っ。ちょっと写真でも撮ろうかと店頭でご本尊を覗く。パチリ。温かい。ちょっと出来たてを頬張ってみるか。うまい、おいしい、止まらん、はい見事完食です。

ここのバインミーの印象はパンがパリッパリ温かくて、餡は肉々しくてボリュームたっぷりかな。レバーペーストもいい。野菜もたっぷり入ってるけど肉(ハム)の存在感がハンパない。間違いなくこれは食事です。
 
 
その後ホテルに戻って寝る。食って寝る。ほぼクマである。

ホーチミンはマジで観光に困る。食ってばかりだと思われたくないんで、言い分けできる観光名所を作ってほしいくらいだ。そんなことを目を瞑って考える。寝てるように見えなくもない。そろそろ夕食か、起きようか。
 
 
夕食に向かう。もうクマである。

市民劇場とホーチミン人民委員会庁舎の横を通り過ぎて意気揚々と歩く。このあと店になかなか辿り着けず、道案内を2人に乞うなんて想像すらしていなかった。
 
 
そんな思いで辿り着いた店がBUN CHA HA NOI 26(ブンチャーハノイ26)。

注文はブンチャーと春巻と海老のかきあげ。はじめましてのブンチャー、どうやって食っていいのか正解がわからん。見よう見まねで、空の器に米麺、生野菜、春巻なんかをぶっこんで具沢山の汁をぶっかけて食ってみた。
 
 
あーあーあー。少し甘酸っぱい汁と炭火で焼かれた豚肉とミンチが想像の域を見事に飛び越えて美味すぎる。ときどき味変で辛味を加えたりしてもよろしい。

食べ方といいバランスの面白さといいこれはクセになります。

帰り道、夜景を見ながら闊歩する。ライトアップされたサイゴン大教会、サイゴン中央郵便局、ホーチミン人民委員会庁舎、市民劇場、流れるバイクの波。夜の散歩はなかなかよろしい。
 
 
本当はベンケー号にも乗りたかったんだけどな、とサイゴン川沿いを歩いていたらニューランに辿り着いてしまった。

もう食えん。そんなときはシントーを飲もう。
 
 
シントーとは新鮮なフルーツと練乳と氷をミックスしたベトナム風スムージーらしい。そんなわけでアボカドシントーとマンゴー系のミックススムージーを飲んだ。間違いなし。

おまけにストロベリーのアイスも買うたった。もう鉄板だ。
 
 
しかし人間とは不思議だ。ベンタイン市場の前でバイクの波を見ていたら「今日ってコーヒー飲んだっけ?」とまるで毎日コーヒーの服用を義務付けられたクスリのような錯覚を起こしてしまう。

そうだ、ホテルの裏側にあるじゃないか。いつも満席のあの店が。

こんなに甘いやつがクセになるなんて・・・。
 
 
今日も一日よく(内臓が)動いた。テディベアのように眠る。
 




ホーチミン・ムイネー旅行記(6日目)
(2015年12月29日〜2016年1月4日)


 
 
 

2016年1月3日

思い残すことも嫌だけど、食べ残すのも嫌だ。朝一でサイゴン大教会の前を通り過ぎる。4回目だ。この滞在であと2回ここを通ることになる。

覚悟はしていたけど日曜日daily breadは休み。その先の開店直後のキムタインに向かう。さわやかなエアコンのいらない朝、しかし汗だくのニッポン人登場に急いでエアコンを入れるキムタインさん、お世話になりまーす。
 
 
注文はヨーグルトとヨーグルトドリンク、ミルク、ツナのバインミー。

バインミーはパンだけじゃなくてツナも温めて提供される。その風味豊かなパンを手で引き裂いて自分でツナを挟んで食う。ほわ〜んとウマい。ほわうまんちょだ。
ヨーグルトとミルクの旨さはもう言うまい。たかがミルク、されどミルク、もう一杯ミルクだ。これは自然の甘みなのか、ほんのりした甘みでニヤニヤが止まらんぜよ。

店を出てもニヤニヤが止まらず、店前のインターコンチネンタルのイケメンホテルマンに「荷物に気をつけなさい」とやんわり緊張感の無さを指摘される。



大変です、サイゴン大教会の前で袈裟姿の坊さんが自撮りしています。

最後の両替はベンタイン市場の西門前のもうひとつの両替所へ。5千円でお願いしやーす。
根拠のない結論、両替はどこ(空港含む)でやってもほとんど変わりなし。ただ一挙にやるとドンがお祭り状態になるのでこまめにやった方がよろしい。お祭りだけにどどんでどん。

いったんホテルに戻って、チェックアウトの12時まで粘る。シャワーも浴びた。そして荷物を預けて飯を食いにタクシーに乗る。ブルジョワすぎる。

向かったのはbanh xeo 46a(バインセオ46A)。フォーも一回しか食ってないし、他にも食いたいものはたくさんあるんだけど名物なら食っておかなきゃならんという心意気でやって来ました。あっタクシーで。
 
 
注文はバインセオと春巻2本。絶賛です。さすが名物です。ウマウマで食べている最中にお替りを考えましたもん。

そんなバインセオ、海老、豚肉、もやしなんかが入っていて結構大きいです。皮がパリパリで香ばしい。これを香菜で巻いて甘酸っぱいタレに付けて食べる。笑う。笑う。うなずく。笑う。葉っぱによっては味変もあって、ここへ来て葉っぱの面白さに気づく。ダメだ、葉っぱなんか誉めてる場合じゃない。バインセオ誉めます。
 
 
バインセオ46Aの帰り、観光客らしくタンディン教会を見て、「あーステキだねー」と棒読みを試みる。
ここからは少し歩いて、某所の前を視察する。なるほど。そういうことか。

デザートはChe Nam Bo(チェーナムボ)。女子のように言ってしまおう。デザートは別腹よ!汗だくだ、乾季でも汗だくだ。注文はバインフラン(プリン)と冷たいチェーと温かいチェー。
 
 
バインフランは、コレよコレコレ探していたものはコレと言いたくなるほどウマし。フワッとクリーミーなご本尊にビターなコーヒーっぽいものがかかってる。

冷たいチェーはミックスチェー、日本人仕様か小豆とタロイモとココナッツミルクで甘すぎずサラッと飲めて美味です。でも温かいチェーの方がワタクシは好きだ。「もち米と白豆のチェーココナッツミルク添え」というレストラン風にネーミングされたこのチェーに出会えて良かった。もち米の食感とかも良かったけど、たぶんココナッツミルクが気に入ったんだな。

この後、ワタクシタチはホーチミンでの食い倒れ観光の壁にぶち当たる。

ホーチミンの中心地で食い倒れるのは結構容易だ。観光名所もある。ショッピングも出来る。ホテルに戻るのも有りだ。しかしこのベンタイン市場から10分くらいタクシーでやって来なけりゃならないエリアは食べたいものは多いのにそれ以外がない。そうワタクシはこのエリアの地図を開き十津川警部なみに悩んだのだ。

バインセオ46A、PHOHOA(フォーフォア)、Quan 94(クアン94)。この3店をどうにか一回で制覇できないかと。その結果、フォーフォアは諦め、昼はバインセオ46A、夕飯はクアン94にしようと思った。しかし腹が減らん。12時バインセオを食った。パンパンだ。チェーナンボでは時間を潰せず13時半に退去した。この後クアン94に行ったのは16時。

この2時間半が辛かった。しかしハイランズコーヒーの店員さんも辛かっただろう。2時間もカフェスアダー1杯で日本人に粘られては。でもワタクシも辛かったんです。寒くて。
 
 
そんなわけで大変お世話になったHIGHLANDS COFFEE(ハイランズコーヒー)さん。

氷を溶かしてコーヒーを飲むのがいいらしいが店内が寒くて2時間経っても氷は溶けん。せっかちなワタクシは水で割って飲んでおりました。ある意味で、1杯で二度おいしいです。
 
 
そして凍えきったカラダでお伺いしたのはカニ料理のQuan 94 goc(クアン94ゴック)さん。

16時でもお客さんわんさかいます。注文はソフトシェルクラブと炒飯、カニのスープ。
 
 
脱皮直後のカニを揚げたソフトシェルクラブやわらかい。ちょっと衣が厚くて、カニの身が淡白なので衣が強いかな。とか言いつつ、揚げ物と香草がよく合うし、甘酸っぱいタレが激ウマで食が進みまくるんですけど。

カニ炒飯は蟹肉どっさり、こんなにって感じのチャーハンで大満足。味は少々薄めだけど、これが逆にありがたい。日本人好みに醤油をちょろっと垂らせば風味が増してさらにおいしいぞ。

蟹のスープこれは大絶賛もの。やさしい薄味だけどその薄味の向こうに生き生きしたカニがいて、その深みを味わってむふふしてしまいましたよ。
 
 
しかし順調だった旅に試練が訪れる。腹痛ではない。雨だ。たかが雨さ。

クアン94を出ようとしたらざあざあ降り。しばらく店内で雨宿りして外に出た。スコールかと思った雨は全然降り止まず。タクシーで帰っても良かったんだけど、時間もあるし軒下もある。日本でほとんど経験しなくなった雨宿りを楽しむことにした。

雨宿りをハシゴして最後(6回目)のサイゴン大教会まで辿り着いた。ここからは余ったドンと時間をスーパーで使いまくるのです、嫁が。
 
 
ホーチミン最後の悪あがきはニューランでしょ。ここで空港での小腹用にバインミーBBQバゲット版を調達。シントーを飲みながらアイスまで食う。
 
 
ホーチミンで5回バインミーを食ったけど、やっぱりニューランとヒュンホアがいいね。

好みの問題だけどニューランが一番好きだ。根拠の無い比較をすると、パンはヒュンホアが断然おいしいし、肉も質量とも頑張ってる感じ。だけどヒュンホアは肉々しくて、野菜とのバランスがちょっとニューランに劣るかな。

ニューランは素朴であるけどナマスが効いていてまた食べたくなるんだよね。ただの野菜好きの意見でした。
 
 
それでは、帰りま→→→→→す。

NH832 ホーチミン23:55⇒成田7:25(+1日)



ホーチミン・ムイネー旅行記(7日目)
(2015年12月29日〜2016年1月4日)



 


2016年1月4日

全日空832便は寒空の日本へ季節をさかのぼるように飛び立ち、その機体は無事成田に到着したのであーる。
 
 
では、あまり買い物しなかったけどお土産さらしまーす。
 
滞在中たいへんお世話になったハイランズコーヒーの3 in 1。
 
非常に重かった柔軟剤。ええ匂いのダウニーとコンフォート。
 
ハス茶、練乳、コーヒー豆。
 
レモン塩、ココナッツキャンディー、ココナッツクッキー、なぜか桃井も絶賛のSKU。
 
■旅行のまとめ■
 
ワタクシがなんちゃってバックパッカーだった20年前、ベトナムは行き方も衛生面も非常に行きにくい場所でした。それが今じゃこれです。

観光目的じゃ辛いかもしれない。だけど「食」目的ならいいんじゃね?最近は台湾で食いまくってたけど、物価や胃もたれ面を考えてホーチミンにある程度シフトしてもいいかも。
来年の正月も前向きに行きたい、そんな国でした。簡単ではございますが以上。
 
■帰って来たばっかの時点での次回への気持ち■
来年のお正月休みもホーチミンに行こう。乾期のホーチミン、温かい場所がいいから寒いハノイに興味はない。あとはホーチミンとどこを組み合わせるかだ。

フーコック島なんてどうだ?と思いつつたぶんまたムイネーに行ってしまいそうだ。今度こそレンタバイクで、夜はシーフード、昼も漁港でシーフードとシーフード食いまくりの2泊3日(今回から1泊減)なんてどうだ。

あとはホーチミンで食いまくる。今回ガマンした店は、PHOHOA、ヒュンホアの隣のバインミー屋さん。ここは平日の夕方しかやってないから要注意だ。時間があればベンケー号にも乗ってみたいし、撮り鉄もいいな。中央郵便局横のフーティウの店も気になるぞ。

しかし何よりもフライト時間が重要だな。ANAかJALかベトナム航空か。年末の仕事納めから深夜便で直行なんていいんじゃね?
  
最後に旅心を損なうけど節約系サイトなんで、
【 旅の家計簿 (2人分/円建て(1,000ベトナムドン 5円で換算) 】
フライト(成田‐ホーチミン) 107,580円 食事・飲み物代 14,205円
ホテル(5泊分) 15,614円 土産・その他 2,469円
国内交通費 5,286円 合     計 150,834円
現地交通費・ツアー代 5,680円 1人当たりの旅行費用 75,417円