Go To 宮古島旅行記 '20(1日目)
(2020年9月3日~2020年9月5日)



2020年の夏休み、2泊3日の札幌旅行だけで満足したかと言えば満足しました。

しかしお得なツアーを見つけたらGO TO トラベルしちゃうでしょ。ステイホームで指をくわえて見ている場合ではないのだ。そもそもコロナウイルスの感染予防対策で指なんか咥えるなんて言語道断。行き先は宮古島(下地島)です。

7年前と8年前にシュノーケリング目的で行って、感動して、外国人(特に中国人)が増えて、行くことがなくなった場所です。

7年前と8年前の宮古島旅行記を紐解いてみた。ご丁寧に次回行く時の食事のシミュレーションまでしてあった。我ながらすばらしい。時間は味を美化してしまうのだ。しかし時間は恐ろしい。そのシミュレーションがほぼ活用できないことが出発前の下調べで発覚した。でもこうも書いてあった。

腰原食堂を中心に考えろと。
 
 
2020年9月3日(木)
 
LCC利用者の朝は早い。本日もわざわざの成田空港発のLCC利用なのだ。フライトの時間は一ヵ月前の札幌便よりも5分早い。今回お世話になる激安ツアーは座席指定料&預け荷物20kg代もコミコミだったのでLCCに対するストレスもない。国内線で2泊3日の旅行で荷物を預ける人間の気が知れないと思ったら、ここにいた。嫁だ。

GK323便 成田空港7:25 ⇒ 下地島空港10:35

下地島空港と言ったら飛行機野郎の憧れの聖地である。ワタクシが飛行機野郎かと言えば思いっきり「にわか」です。

Wikiさんによれば、下地島空港は日本国内でのパイロット養成の需要に応えるための訓練飛行場として開設された地方空港らしい。以前はJALとANAのパイロット訓練専用空港となっていたけれど両社撤退し、今では他の国内航空各社や官公庁により散発的に訓練が行われているタッチ&ゴーが有名な空港で、定期就航便は現状ジェットスターの一日2便のみの寂しい空港なのだ。

いやいやいや決して寂しくはない。1日2便でも、訓練が散発的でも、びゅーてぃふる&聖地な空港だからです。
 

ちなみに下地島空港便は着陸時のサンゴ礁の景観が素晴らしいことでも有名で座席は窓際必須なんですよ。右側派もいらっしゃいますがワタクシは左側派です。
 

下地島空港に着いたら今度はレンタカー会社にチェックインですよ。今回利用するレンタカーはトヨタレンタカーさんです。早速レンタカーで下地島空港の聖地の中の聖地17エンドに行きたいところですが、潮の満ち引きに影響される旅行なので、ガソリンを垂れ流す覚悟で干潮になる数時間後に改めて来ようと思います。


本日の予定は初めての伊良部島と下地島を堪能します。今回の旅行には裏ミッションがあって良き写真を撮らねばならんのです。

まずは伊良部島の代表的景勝地サバウツガーと三角点です。
 

サバウツガーは宮古島市指定史跡となっている井戸跡です。
水道が引かれるまでの長い間生活用水として実際使用されていたらしい。現在井戸へと降りる階段は通行禁止になっているけど、頂上から眺められる透明度の高い景観目的でやって来ました。美しい。我が家の目的は良き写真のみです。
 

続いての三角点は断崖絶壁から宮古ブルーの海を眺めることができる絶景スポットでした。

伊良部ブルーか?すげえ迫力。ただ整備されていないため場所を見つけるのも難しいし、危なっかしい場所でした。その高揚感から感動もマシマシになる。

しかし悲しいかな整備されていないため、旦那は靴を汚し、嫁はズボンを汚す。




観光は昼ごはんまでの時間潰しかもしれん。そんな昼ごはんは伊良部島のレストラン入江さんです。ホテルサウスアイランド内にありました。

本当は漁港近くの魚市場いちわさんに行きたかったんだけど本日定休日なり。沖縄そば目的だったらもっと他にもあるんですが、ワタクシの胃袋は魚フライを求めているんだから抗う必要はない。
 

 

注文は地魚フライ定食(880円)と肉野菜そば(800円)です。嫁も地魚フライを注文しそうになったので夜も魚フライだと言い含めたら肉野菜そばになりました。

ちなみにこの9月3日、前日までの台風の影響によりレストラン入江さんにお刺身系は欠品状態でした。地魚フライもグルクンですよ。スーパーやコンビニも欠品だらけでこれもTHE 離島です。
 




 

腹ごしらえも済み、下地島空港の横にある中の島ビーチ(カヤッファ)に到着です。
 

中の島ビーチは外海からあまり影響を受けない穏やかなビーチで、奇岩が立つ美しい景観が有名なのだ。透明度も高く、浅瀬でも色とりどりのサンゴ礁や熱帯魚が多く生息していて、シュノーケリングに最高のビーチと聞いて来ました。

うーん百聞は一見に如かず。8月に観光客に散々痛めつけられたのか、海水温が上昇しすぎなのか海中に美しい景観はほぼない。

今回のタイミングでは中の島ビーチはただの海水浴場だな。
 

7年前に購入した画質の悪い防水カメラで撮った写真は4枚。4枚撮ったら二度と起動しなくなりました。7年前のコンデジですからご苦労様と労ってあげたい。


夕方までここ中の島ビーチで関空発のジェットスター便が下地島空港へ着陸するのを待とうと思った。思いっきり逆光の匂いがする。15時退散です。俄かですから。

とは言っても、せっかくなので下地島空港の17エンドそばに干潮時のみに現れる幻のビーチ17エンドビーチ見学ですよ。ビーチとしては幻のビーチだけに気分は上がるけど、ちゃぷちゃぷ浸かる感じのビーチで、俯瞰で愛でたいビーチだな。
 

下地島から伊良部島を経由し、伊良部大橋を渡って宮古島ですよ。前回はこの伊良部大橋が建造中でした。そんな伊良部大橋を愛でながらホテルにチェックインです。

今回お世話になるホテルはホテルサザンコースト宮古島さんです。7年前もお世話になりました。ホテルの外には洗い場があって、風通しの良いロッカーもある。シュノーケル道具をすすいでパッパしてハンガーに掛けておけば全然OKの海遊び人には便利なホテルなんですよ。傘の無料貸し出しもある。




宮古島での夜ごはんは悠楽さんです。前回のシミュレーションでは夜ごはんはほぼ腰原食堂にしろと記されていたのに、その腰原食堂さんは今では昼間しか営業していない。もうひとつ言えば、白身魚フライ定食の再食を目論んでいた味のみやこさんも、昼間は通常営業なのに、夜はバイキング形式になったらしい。

そんな消去法的に選ばれてしまった悠楽さんに行ってみた。店頭に待ち構える貼り紙。3週間以内に島外移動した方入店お断り、だそうです。正直申そう。気持ちはわかるけどイライラしました。

レンタカーは次なる店に向かっていた。金吾さんです。辿り着いた金吾さんに灯はない。臨時営業も旅のあるあるです、そう思った。しかし翌日の昼間、営業中の金吾さんに夜営業を聞いてみたら現在昼間のみの営業になったらしい。


話は戻って、大袈裟でなくもう夕食難民確定です。脳内で魚フライが泳ぎまくっていて沖縄そばなんて選択肢はない。そう言えば、宮古島には喫茶店文化ってのがあるのを思い出し、帰り道の喫茶店オリーブさんに寄ってみた。

オリーブさんは飲食店並みの料理メニューがあって、夜遅くまでやっているので困ったときは便利な食事処なのかもしれん。
 

 
 
注文は魚フライと野菜そばです。まさかの昼飯と同じものを食う。


夕飯難民と言えば、シミュレーションされていた古謝そば屋さんも腰原食堂さん同様いつの間にか夜営業を取り止めていた。古謝そば屋さんで王道かつ上品な宮古そばが食べられないと思うと胸が苦しいです。苦しい、あっゲップが、魚フライのゲップが漏れたようです。

宮古島の夜はモヤモヤしていた。



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