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台南・高雄の旅行記(1日目前半)
(2016年7月16日~2016年7月19日)



前回の台湾旅行から帰ってきたのが5月5日。旅行記なんかまとめていたら6月になった。帰ってまだ間もないのに嫁の再訪意欲はハンパなかった。まあなんだろう、そんなに頻繁に・・・と旦那は思った。今年はフルーツが不作らしいし・・・と旦那は思った。7月は台風も来るらしいよ、と旦那は思った。Vエアのエロ仕掛けに・・・旦那は(思い)立った。

そして6月7日、Vエアのセールに飛びついて7月半ばに台湾に行くことになった。羽田からの桃園。

しかし威航(Vエア)、一筋縄ではいかん。デイリーじゃないから帰って来たい日に羽田便はない。茨城空港へのフライトはあった。でもほぼほぼ同価格で高雄発成田着のバニラ便もあった。苦渋の選択を強いられた。今回は台南旅。桃園発の威航空姐(CA)を取るか、高雄発の威航空姐のいない便にするか。仕方なーい、滞在時間と新幹線代を考えて威航空姐をあきらめた。なんと両オープンジョー状態だ。
 
 
7月16日(土)

當日、厳密に言えば前夜、羽田空港に向かう。

Vエアのチェックインは1時から。と言っても座席指定してるから急ぐ必要はない。しかし1時、ヒマすぎてチェックインしてしまう。
 
 
ZV253 羽田(HND)3:00 ⇒ 台北(TPE)6:00

はじめて乗るVエアの感想はシートの足元が広くてLCCの機材っぽくないぞ。そして何よりVエアの空姐さん最高。笑顔、お手振り、意味不明な一回転、そりゃ拍手が起こるでしょ。

もしものとき頼りにならない感じもあるけど、そんなときゃ男衆が立ち上がって空姐を守る模様が想像できます。あっすみません、下心とニンマリが溢れ出ちゃって。
 
 
しかし楽しいことは早く終わるもんです。

延長とか無理っすか?なんと桃園に着陸したのは定刻よりもかなり早い5時過ぎ。別れ難くて、機内に居座ったらそりゃハイジャック犯確定ですので、泣く泣く降りましたよ。
 
 
次に向かうのは高鐵桃園駅。空港内のバス乗り場に着いたのが5時50分、HSR桃園駅行きの始発バスは6時15分(チケット売り場が開くのは6時)なんでしばしのご歓談。

するとVエアの空姐がバス乗り場にふたたび登場。追っかけたかったけど台北に行くようなのでもうガマンしかねえだろ。

そんな空姐と離れ離れに6時15分に発車したUbusが高鐵桃園駅に着いたのは6時半。6時49分の新幹線は指定席完売なり。指定席は8時10分発までないって(泣)

そんなわけで、「自由座」で高雄に向かいます。自由座、劇団名ではないぞ。そんな自由席車両、早めに並んだから座れたけど、桃園駅で座れない客数人。台湾新幹線が空いてるなんてもう昔の話だな。
 
 
ちなみに、これがいわく付きのチケットであーる。

そう2ヵ月半前に台湾新幹線をお安くならんのかとkkdayを利用した。30%近く安くなって感動した。その後、クチコミ書いて10ドルのクーポンをもらった。そして今回それ使うでしょ?そのクーポン使っちゃうでしょ。しかーし予約しようと思ったら使えん。無効なクーポンだとシステムに却下される。問い合わせのメールした。返信なし。メールした。返信なし。メールした。返信なし。もう時間的余裕がなくなった。桃園から高雄まで、ゼッタイ間違いない正規料金約8.5千円を高鉄に支払うか、クーポンを使わずにkkdayから60ドルでEチケットを購入するか、それともイチかバチかクーポンの返事を待って50ドルになることを切に願うか、もう待てんかった。kkdayは信用できん、嫌いだ、そう思いながら60ドルで手を打った。敗北感たっぷりだ。

後日談だけど、結局その問い合わせメールの返信はなく、代わりにまたkkdayの口コミを書いてクーポンをGETしよう!メールは来た。
 
 
高鐵桃園駅 6:49 ⇒ 高鐵左営駅 8:40
 

 
それでは今回も食べまくりましょう。

まずMRT美麗島駅で前回のリベンジに博義師焼肉飯に行った。またしても臨時休業。せっかく美麗島駅まで来たのに、もうこの店にはゼッタイ来ない。ワタクシは意固地だ。二度と美麗島駅で降りることもないだろうと記念撮影してみた。世界できれいな駅のひとつらしい。

ワタクシには薄汚れて見えるがな・・・意固地まっさかりです。
 
 
で、朝ごはん難民化したんでババゴオリで南国風フルーティーな朝ごはんをいただくことにしよう。
注文は水果冰。今年のフルーツの出来を占うようにエラそーにフルーツミックス的なカキ氷です。
 
 
マンゴー、スイカ、台湾バナナ、リンゴとかめっちゃ種類入ってる。パッションフルーツソース最高!甘いやつ、芳醇なやつ、酸味の強いやつ、食感もいろいろ。ただ単に旬のものを出しているのかと思ったけど、味とか食感にも気を使ってミックスしてるのかも。

あっという間に朝ごはんは終わり、デザート代わりに追加注文お願いしちゃいました。はい、布丁牛奶冰。
 
 
パッと見は紅豆じゃね?疑惑はありますが、小豆じゃなくてそれプリンのカラメルですから。プリンは大きめ、カラメルはカキ氷仕様にたっぷりバージョンなのかな。おいしかった、博義師焼肉飯への怒りのメラメラは無事沈静化された模様です。

そして体を冷やしまくってから向かったのは永和小籠湯包さん。

そりゃそうだろ、南国に来たばっかで何も考えずにアウトドアで食事なんてノーガードのボクサー然じゃねえか。とは言え、永和さんアウトドアだけどミストと扇風機で全然問題なし。
 
 
注文は小籠湯包と酸辣湯。小籠湯包はスープたっぷりでジュワーっとウマし。コクはあるのにさっぱりで何個でもいける。そうお替りした。これで60元なんておそろしいコスパ。文句なんか言えねえぜ。3個に1個くらいの確率で小籠湯包が下に敷いてある紙にへばり付いて肉汁決壊してしまうんですが・・・。こ、こ、これは文句じゃない。ロシアンルーレート的な趣き?が楽しいねって意味なのだ。

そうだそうだもう一度言おう、お替りをしたのだ。酸辣湯も十分ウマし。こんなところにも名店がとフムフムしてたら、隣りで食ってた地元のおばちゃんも満足げなワタクシの顔を見てフムフムしておりました。ふむふむ。
 
  
 
お次は「キミの爆食にお付き合いするにはバジルシードが必要だ」という嫁の気持ちを汲んで三鳳中街に行くことになっている。

永和から鹽埕埔站までと高雄站から三鳳中街までの道のりを足して、いっそ永和から三鳳中街なで歩いて行くことにした。

そして道半ばで、半ばってゆーか、かなり前半に暑さに負け小休止することにした。
鹽埕呉家金柑豆花さんです。そう豆花と金柑のコラボが食べられるお店。もちろん注文は金柑冰豆花。
 
 
豆花はなめらかでつるるんな食感。それだけで十分ウマいレベル。そこに金柑を漬した蜜のシロップなんだけど、このシロップが金柑のさっぱりな分だけ少し甘めでしっかりした甘酸っぱさがなかなかなのです。

金柑は酸味だけじゃなくて実をかじれば苦味もあって、いろいろな味が楽しめる奥深さがある豆花でした。
 
 
よーし、これで三鳳中街まで行ける。愛河沿いを歩いて行きましたよ。

予定では川をそよぐ風が心地よいはずが、どこまで行っても熱風。途中、愛河沿いのカルフールで体を冷やし、スカイタワーを眺めてはそりゃ熱風。もうよしてよ熱風と思い飽きる頃三鳳中街に辿り着いた。
 
 
お目当てのバジルシードを探す。チアシードでもいい。ある、あるけど高い。思った以上にはるかに高い。パッケージも小奇麗になってて、これは金儲けの匂いがぷんぷんのヤツだ。しゃーない、近々タイに行くんでそっちで買うことにしよう。

ちなみに、この旅行中に乾物屋にしか置いていないと言われていたチアシード、思いっきりスーパーや東急ハンズ的なとこでも売られていたので簡単に入手可能です。日の目を見たんですよ。お高いですけど。
 
 
 
このあとはMRTで巨蛋駅まで移動。おいしいパイナップルケーキを求めて高雄漢神巨蛋にある呷百二さんに。

店員さんがまず冬瓜が混じったパイナップルケーキを試食させてくれる。どうだ、どうだ、次はこっちを食えと冬瓜の混じってないほうを試食させてくれた。どうだ、どうだ、冬瓜の混じってない後者の方がウマいだろアピールがすごい。さすが自然洋菓子店。

しかし貧乏舌のせいだろうか、いやいやハンバーグは100%ビーフより合い挽き肉、ってかタマネギも入ってるほうが好きな我が家には前者の方が心に響く。スマン、店員さんの粋な演出に応えられなくて。おまけにパウンドケーキまでくれたのに。
 
 
おいしいパイナップルケーキを確保したら、次は二度目ましての芒果好忙さん。ここはミルクカキ氷がおいしい店、しかしワタクシは思った。これだけ暑いんだから牛奶冰(普通のカキ氷)の方がマッチするんじゃねえのかと。

そして小競り合いの結果、嫁の希望通り芒果雪花冰お願いしました。
 
 
相変わらず見事なビジュアル。すばらしい口どけ。やっぱり雪花冰ですよ。たっぷり大きくカットされたマンゴーを頬張れば、濃厚、芳醇と画数の多い言葉が連発しちゃうほどウマい。

入荷状況なんかもあるだろうに、なんでこの店は安定してこんなにいいマンゴーを揃えられるんだろう、と小難しいことを考えることも、語らうことなく無言で完食。
今年のマンゴーは不作で値段も高止まりらしいけど、この旅のマンゴーは十分に期待できる。そう確信しました。最高です。
 
 
あっそー言えば前回、次回の高雄ではiPASSを作ると言ったけど、2016年7月1日から悠遊卡が相互利用できるようになったので止めておいた。しかしチャージまでは対応できず、コンビニに行かされたがな。


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