秋田・男鹿・奥入瀬旅行記(2日目)
(2022年6月10日〜2022年6月12日)
2022年6月11日(土) 本日の行き先はこの旅のきっかけである新緑の奥入瀬渓谷であーる。 1年半前に行ったときは紅葉の終わりかけでした。今回は若葉燃ゆですな。 |
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本日の朝も早い。別に早くなくてもいい。ただ早く出発すれば、次なる宿に早く到着できる。前回の九州旅行はホテル帰着が遅かったけれど今回は早めがいい。普段とは趣が違うぞ。温泉なのだから。 まず立ち寄ったのは十和田湖が一望できる紫明亭展望台です。十和田湖を見渡せる展望台は数あれど、通り道の中で一番良さげだったので立ち寄ってみました。 |
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感動です。紫明亭展望台で十和田湖を眺めると雲海が広がっておりました。 しかし思う。雲海のせいで十和田湖自体は俯瞰できなかったぞ。ないものねだり発動しました。 十和田湖畔を通り、奥入瀬渓流を少し上がったところにある銚子大滝で一旦観光。 |
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銚子大滝は十和田湖を源流とし、その十和田湖に遡上する魚を拒み続けている。この滝の存在が十和田湖にどう影響を与えているのだろうか。障害か門番か。 そんな謎を一切引きずることなくトレッキングは石ヶ戸休憩所からスタート。トレッキングというか散歩ですが。11月の初めに来たときは紅葉を探すという感じでしたが、今回は新緑の世界に迷い込んだ感じ。生命力溢れてますよ。 |
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奥入瀬渓流のベストシーズンは紅葉の時期といいますが、旅行者にはドンピシャな紅葉のタイミングは難しいもの。でも新緑の時期はそう難しくない。キラキラしている。渓流だけに新緑が川面に映らないのは悔しいけれど深呼吸をしたくなる風景続出でした。 |
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今回のトレッキングコースは前回同様に石ヶ戸休憩所から阿修羅の流れで引き返し、三乱の流れまで行って、石ヶ戸まで戻るコース。およそ8km、1.5時間強の道のり。 相変わらず歩きたくなる遊歩道でした。 |
先へ急ごう。昼ごはんです。ランチレストラン パピコさんです。 地元産をメインにした新鮮野菜をたっぷり使用し、米は地元契約農家による究極の米作り合鴨農法の「無農薬栽培米」を贅沢に使用しているらしい。もうパワーワードだらけ。オーガニックとか無農薬と聞いただけで3割ウマいと感じる我が家にピッタリな店です。 |
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注文は玉葱ソースのポークソテーと特製ハンバーグ。 こういう素材を大切にしている店の特徴はいい意味で味にパンチがないと思っておりました。申し訳ございません。最高にウマいです。同じものを夜ごはん用に持ち帰りしようかと思ったほどです。破顔です。 |
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ところでインスタで話題の八幡平鏡沼のドラゴンアイなる現象をご存知であろうか。簡単に言えば、冬の間に凍結した池が周囲から雪解けし、池の真ん中の雪だけが残り、それがドラゴンの瞳孔に見えて光の加減でエメラルドに映え絶景らしい。 その絶景が見られるのがまさにこのタイミング。知らずに旅程を決めたのに恐ろしい偶然、千載一遇。ドラゴンアイをインスタに投稿すれば1万くらいいいねが押されるのだろうか?高千穂峡の投稿が9いいねだった人間には無理な話だ。ドラゴンアイなんてスルーだ。早く温泉だろ。 もうひとつ。SNSとは便利なものだ。この旅のひとつの目的が小岩井農場の一本桜に立ち寄ることでした。桜が咲くころが一番望ましいけれど、岩手山に雪が残っていればそれでいいと思っていました。旅行に行く直前にSNSで調べてみた。S(山頂)N(ノー)S(スノー)でした。正確に言えばS(スノー)N(なくはないけど)S(少し)。 |
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さて問題です。今夜お世話になる癒しの宿ロデムは盛岡市のつなぎ温泉を満喫できる温泉旅館です。経営母体が新興キリスト教団体らしく少々ホテル名にきな臭さは感じるけれどJALパックが取り扱う宿なので心配はない。 畳11畳のお部屋から御所湖畔の景色が楽しめ、源泉は掛け流し。こんな宿だから早めにチェックインしてだらだらしたいもの。 そんな癒しの宿ロデムですが、基本素泊まりで、辺鄙な温泉街で食事なしをどう乗り切るかが本日の問題です。 そんなわけで癒しの宿ロデムまでの道中で回転寿司の持ち帰りしようと回転寿司すノ家国分店に寄ってみた。時間は16時、ガラガラの店内で持ち帰りをお願いしてみた。今からだと最短で18時です、だとよ。見た感じすぐに握れると思ったんですが。じゃあ回ってるお寿司を持ち帰りますよというと、消費税率が違うからと拒否されました。まあそんな店もある。 |
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結果、ロデムで食したのはスーパーのお弁当でした。 パピコでテイクアウトが正解だったようです。 ロデムの湯は最高です。火照った体は夕日に染まったからじゃない。ロデムの湯の賜物です。 |