ベトナム経由チェンマイ旅行記'23(1日目)
【2023年8月11日~2023年8月20日】



 
22時過ぎ、ホーチミンタンソンニャット国際空港の到着口でタクシーの客引きに捕まりほくそ笑む。
 
海外旅行してる。2020年1月4日の深夜、ここタンソンニャット国際空港に向かうGrabの車内にいたことを懐かしむ。あれから3年8ヶ月、またホーチミンに戻ってこれる日常が始まる。
 
コロナに翻弄されたあの頃、ホーチミンで途切れた糸を紡ぎ直す地は同じホーチミンしかない。そうドラマチック志向な人間だったら良かったけれど、旅行先にタイを最優先に考えたのに航空券の高価さに落ち着いたのがホーチミンでした。
 
 
 
2023年8月11日(金)山の日
 
成田空港までの長い道のりも笑える日が来た。抜け道に利用していた東京ゲートブリッジ周辺には東京オリンピックの名残があった。行ける日が来るか半信半疑で叩いたグーグルマップのブックマークの店に向かっている。
 
テレビのグルメ番組で知ったその店は佐倉市の定食屋さん幸。注文はいろいろあれど夫婦揃って大好きなアジフライ定食をお願いしてみた。
 

いざ着膳して目を疑った。ふっくらアジフライが3尾もあるぞ。なかなかのボリュームに圧倒されながらも一口食って感嘆した。旨い、安い、これは大ヒットであーる。魚の味が濃い。新鮮すぎだろ。
 
2尾目の途中まではその感動は続く。しかしそれ以降は全部食べ切れるか不安しかなくなる。隣の客は持ち帰り用のケースを30円で購入している。旅行前で持ち帰る選択肢はない。予想外すぎます。
 
 
JL759 成田 17:45 ⇒ ホーチミン 21:55
 
 
コロナ禍で顕著に変わったことがある。日系エアラインだったらJAL派に変わりました。マイレージサービスの関係でANA派(スターアライアンス派)でしたが、コロナ禍でお安く国内旅行を提供してくれたのがJALだったので暫くJAL派です。
 
いつでも寝返る準備はできていますが。



 
そんなJALのホーチミン便の機内食はこんな感じ。
 
 
懐かしいあまり機内食に食指が動いたかと言えばそれは別問題。定食屋幸さんのアジフライの存在感は続いていた。ハーゲンダッツは相変わらずカチカチだ。
 
 
22時過ぎ、ホーチミンタンソンニャット国際空港の到着口でタクシーの客引きに捕まりほくそ笑む。客引きたちよ気持ち悪いだろ。君たちのカモ候補は急いで立ち去るわけでもなくニンマリ笑って仁王立ちしているぞ。ハグでもしそうな勢いだぞ。そうだ早く声をかけて来い。さもないとただの挙動不審者じゃないか。
 
ホテルまではタクシーと決めてました。Grabはタクシーに追いやられ空港内で客乗せはしないらしい。円安を恨むように空港バスも考えた。スーツケース持参でそれは無理。やっぱりタクシーだな。
 
 
ホーチミン1泊目のホテルはJALパック指定のEMMホテルサイゴン。2泊目からはフリー。パッケージ旅行のほうが安かったからこうなりました。ベトナムのタクシー運転手の土地勘のなさを考えればそこそこわかりやすい立地にあるホテルは助かりますね。
 
しかしEMMホテルサイゴンが立派すぎた。個人評。普段どんだけ安宿に泊まっているのか恥ずかしくなるくらい感動しました。荷物が悠々置けるなんて。 さあこの3年間で築き上がった潔癖をぶっ壊す時が来たぞ。たぶん無理。



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