ベトナム経由チェンマイ旅行記'23(3日目)
【2023年8月11日~2023年8月20日】



2023年8月13日(日)
 
【問わず語り】読み方:とわずがたり。 人がたずねないのに、自分から語りだすこと。また、ひとりごと。
コロナが表面上落ち着いて海外旅行ができるようになったとき夫婦が真っ先に行きたいと所望したのはタイであーる。続いて次に台湾、ベトナムでした。ってかほぼタイ一択でした。しかしタイへの航空券が高い。台湾もそこそこ高い。なぜかベトナムだけ安い。結果、ベトナムに妥協したわけです。と言ってもホーチミンに居座る気もなくダナン・ホイアンに行くはずでした。ホーチミンへのチケットを確保したのちベトナムの国内線を探しました。高い。もう少し足せば行けるじゃないかチェンマイに。はい、本日からタイ・チェンマイに行ってきます。
 
 
 
早起きは得意だ。旦那が早起きを強制するときの決まり文句は「朝6時起床って言ったって日本時間で8時ですから」です。この日の朝ご飯はこんな感じ。
 
 
デタムのハイランズコーヒー前のバインミー屋さん(屋台)で玉子焼きのバインミー2万ドンなり。
野菜と一緒に炒めたオムレツ風ですな。おいしいおすな。
 
食後はデタムのバス停から109番バスに乗る。はい、ホーチミンタンソンニャット国際空港に行くんです。ベトジェットのチェックインは行列が絶えないということで3時間前に到着するようにバスに乗るんです。 フライト3時間前、日本人らしい律儀さを発揮しホーチミンタンソンニャット国際空港に到着です。
 
さあ並びましょう。
 
 
無事チェックインが済んで安心したのも束の間、保安検査場と出国審査も混んでいると想定するのは簡単で、落ち着きたい一心ですべての手続きを終え搭乗ゲートまで進む。出発まで2時間、ここで悲劇が始まる。命の水問題だ。
 
保安検査場で水は捨てざるを得ない。制限エリアの売店で水を買おうとするとベトナムの水は2USD、エビアンは6USDなり。たかが水が2USD(300円弱)だなんて。変な価値観が邪魔をして買うことができない。汗をかかないようにエアコンの当たる場所に移動する。飴を舐める。マスクをして口内を潤す。会話も控えた。でもフライト時間も合わせれば3時間給水がないのは無理。仕方なく近くの売店にベトナムドンだったらいくらか聞いてみた。6万ドン(360円)なり。思いっきり足元を見られている。嫁が遠くの売店を偵察に行くと言う。喉が乾くから止めろと制止する旦那を振り切って行った嫁が嬉々として戻ってくる。4.8万ドン(288円)で水を買えたらしい。夫婦は喜び合う。なんか正解が分かりません。
 
 
VJ891 ホーチミン 11:25 ⇒ チェンマイ 13:30
 
ベトジェットの感想を備忘録として記しておこう。狭い。非常に狭い。2時間でさえも辛い。関空からベトジェットに乗ってチェンマイに行く選択肢を捨てきれない自分に言おう。あの飛行機で長時間は無理だ。貴方の性格から発狂する可能性は否めません。
 



 
タイに来ちゃった。チェンマイに着いちゃったぞ。感慨深くて涙が出そうだった。実際出たのは大汗でした。ここから市街までの循環バスは運休中で、Grabは高い。Boltという安い配車アプリもあるけど日本国内では登録できず。今回は仕方なく空港タクシーにしようと思ったら、VELTRAで3千円クーポンがバラまかれていたので現地旅行会社の空港送迎プランを利用することにした。空港タクシーだと620円くらい。VELTRAのプランだと3600円(クーポン適用前)なので20円ほど節約なり。
 
仰々しい空港送迎バンはチェンマイの街を走る。喉が渇き、腹も減り、迎えが遅れたことで嫁は激怒し、車内のペットボトルを2本飲む。ロマンチストな旦那は4年ぶりのチェンマイの街並みに思いを馳せる。ホテルまで走る道も脳内のナビ通り。空港送迎バンが不釣り合いなホテルに到着する。
 
早速ホテルにチェックインして、荷物を置いて、時刻は14時半。腹減り激おこの嫁はトムヤム麺の店に直行し、14時閉店のその店の前で地団太を踏む。

気になるお店知ってますよ。旦那は囁く。トムヤム麺の店のちょっと先、お試ししたいカフェに行ってみた。
 
 
基本持ち帰り用のカフェSugar Kaffeeさんです。店の上にちょっとしたルーフトップがあったのでそこでチェンマイの空気を感じながら小腹を満たしましたよ。
 
注文はカフェラテとバターシュガートースト。コーヒーは2種の焙煎具合が選べて、砂糖の量もお好みを言えばOK。風味抜群。トーストはもちもち、トッピングもたっぷりで嫁のご機嫌も麗しくなる。帰りにカフェラテをお持ち帰りしました。
 
ホテルにて。荷を解く。洗濯をする。チェンマイ滞在中に利用するアプリを2つダウンロードする。
 
夜ご飯を考えよう。ホテルから近い店に行く。気に入ったらリピ候補になって店選びの計画も立てやすい。やっぱ近い店って3割り増しやん。
 
 
はじめましてSomtumpangsawanさんです。小笠原諸島を「東洋のガラパゴス」と称する方式に則れば「サンティタムのガイヤーンウィチァンブリー」と呼ぶべきか。まあタイに来た理由のひとつがソムタムだったので妥当の選択です。
 
しかしメニューが読めん。まあ適当にソムタムタイとコーンのソムタム、トムセープ、カオニャオです。カオニャオは無料の食べ放題で助かります。まず2種のソムタムとカオニャオが来る。トムセープは来ない。じっくり煮込んでいると想像されるトムセープの登場を待つがなかなか来ない。腹は減る。トムセープなしで食事は始まる。ゆっくり食べたつもりも食事は終わる。トムセープは結局来ない。まあ会計だけ注意すればいい。
 
そんなSomtumpangsawanさんのお味はウマウマの連発です。まあタイ料理の味覚が幼稚園児並みなので我が家のメニュー構成上ガイヤーンウィチァンブリーと遜色ないじゃん、そんな感じでした。営業時間も夜ご飯利用できるし、再度トムセープの味を確認しに来よう、そう思いました。ごちそうさまでした。
 
 
トムセープが提供されなかったことに悲観はしていない。今まで夜食は屋台のサイウア一択でしたが、今回はお試ししたいものがある。ホテルの近くで見つけました。すし次郎の手前にある炭火焼でマフィンを焼くお店を。
 
 
メニューで試したいものは多々あれど、今回は日本人らしく一番左上のメニュー(バター&コンデンスミルク)とスイートコーンクリームです。炭火で直焼き、もう美味しいしかない。カリカリとふっくら。鼻腔をくすぐる炭火感。値段も安くてもう1個食べたくなるのは必然。でもわざわざ1個だけ炭火で焼いてもらうのは忍びないわけです。嗚呼日本人です。
 
 
ホテルに戻って、Somtumpangsawanさんの帰り道に遠回りしてMAYAで購入したカットマンゴーを食す。割引シールを貼っているものを発見し即購入。節約家すぎる。まあそんな時間帯を狙って行ってるわけですが。



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