ベトナム経由チェンマイ旅行記'23（7日目）
【2023年8月11日～2023年8月20日】

2023年8月17日（木） 　 Rewind① あと2日、あと4食か5食でチェンマイでの楽しい時間が終わる。 カオマンガイが足りていない。まだ3回しか食べていない。焦る。目覚める。 朝ごはんは3日前にお世話になったシリチャイ・カオマンガイショップさん。ホテルの真ん前にあるので別の店に行く時は後ろめたさを感じてしまいます。自意識過剰でしょうか。近ければいいってもんじゃない。距離感って大事です。

お願いしたのはカオマンガイとカオソーイガイ。チキンほろほろなカオソーイは前回よりクリーミーでマイルドな感じ。辛さに慣れたせいか、作り手の気まぐれでスパイシーさが異なるのか。後者だったらそういう発見も楽しみだったりする。 　 カオマンガイはこの旅行中食べた中でここが一番好きだな。鶏肉もタレも主張が強くないのが朝ごはんにちょうどいい。レバーとハツがいい。でも一番はのんびりした雰囲気がいい。 　 　 　 午前中、朝食で摂取したカロリーを消費するために自転車でTOPSとロータステスコに行く。TOPSではパンも購入する。翌日からの3日間は移動が増えるのでその備え。結果的にタイのパンはうまかった。ホーチミンのパンは食指が動きそうもない。 　 昼ごはんは昨夜お世話になった汗かき父さんの店です。実はチェンマイに来た日とその翌日にも行っていた。ただ臨時休業だったみたいで空振りでした。

今回は昼ごはんらしい注文しました。ソムタムとカオパットクンとパッタイです。パッタイはモチモチの平打ち麺にタマリンドが効いた甘酸っぱい味。この甘酸っぱさがあと引く味ですな。カオパットはお米パラパラでちょうどいい味付け。しかし汗かきで塩分を欲しているためナンプラーで風味を立たせて食う。美味しくてわらわらです。ちなみに海外旅行あるあるですが、カオパットのエビは埋もれていたのを勝手にこれ見よがしに救済した絵柄となっております。

おっと今回5泊したホテルの感想を記録しておこう。

前回遅かったwifiが早くなったのは部屋の位置の問題でしょうか。ドライヤーの貸し出しがなくなりました。洗面台の排水栓はない。使いやすいコンセントが一ヵ所しかない。次回もここでいい。 　 　 　 さて夜ご飯です。チェンマイ飯の集大成です。夫婦はお互いの行きたい店をプレゼンし、相手を論破したいところですが、もう昨夜から2店を交互に行くことを決めていました。運が良ければカオニャオをブリトーのように頬張る女子大生に会える店Ruang Kong Larbさんです。

今回はメニューを英語表記で書くことなく店員さんとマンツーマンオーダーです。ソムタムタイ、キュウリのソムタム、トムヤムシーフード、ラープムー、カオスワイです。 　 トムヤムシーフードうまうま。ここのトムヤムは貝が入っていて出汁でも具材でもいい仕事をする。ラープムーはラープガイが売り切れだったので注文したけど我が家的にはあっさりしたガイがお似合いですね。キュウリのソムタムはシャキシャキで瑞々しくて紅一点って感じ。 　 冒険心がなくて申し訳ないけど次回の我に言おう。ほぼ同じメニューでいいと思います。

当たり前のように帰り道、火照ったクチビルをココナッツアイスで介抱する。 　 昨日来たときは「昨日も来たね」とニコニコしていた店主は今日もニコニコした視線を寄越してくる。しばらく次はないのですよ。感傷に浸っているせいか本日のココナッツアイスはちょっぴり塩味強めだったでしょうか。